DynaEye11 高精度な文字認識を実現するAI-OCRソフトウェア

DynaEye 11 構成/動作環境

高精度な文字認識を実現するAI-OCRソフトウェア DynaEye 11 の製品構成と動作環境について説明します。

DynaEye 11 製品構成

初期ライセンスは、1年間の使用権とサポートサービスを含んだライセンスです。 2年目以降は継続ライセンスの購入が必要です。
初期ライセンス、および継続ライセンスには、アンサーサービス、レベルアップサービス、バージョンアップ優待価格サービスが含まれます。

製品名 型名 ※1 ライセンス購入単位 インストーラ ※2 内容
Entry製品 DynaEye 11
Entry
初期:ST-7561C1 1運用PCにつき、1ライセンス
(ライセンス認証必要)
Web ダウンロード/メディアパック OCR定義の作成、OCR処理、OCR結果の確認・修正、データ出力が可能です。
継続:ST-7561C2
DynaEye 11
Entry AI-OCR
初期:ST-7562C1 1運用PCにつき、1ライセンス
(ライセンス認証必要)
Web ダウンロード/メディアパック 「DynaEye 11 Entry」に加えてフリーピッチ手書き文字や活字を高精度に認識可能です。
継続:ST-7562C2
DynaEye 11
Entry AI-OCR
追加ライセンス
ST-7562R 1運用PCにつき、1ライセンス
(ライセンス認証必要)
「DynaEye 11 Entry」をご利用中のお客様が「DynaEye 11 Entry AI-OCR」へ切り替えるための追加ライセンスです。
DynaEye 11 Entry
マルチステーション*3
初期:ST-7563C1 1運用PCにつき、1ライセンス
(ライセンス認証必要)
Web ダウンロード/メディアパック 「DynaEye 11 Entry」、「DynaEye 11 Entry AI-OCR」と連携させ、OCR結果の確認・修正・データ出力が可能です。 標準アプリケーションが対象です。エントリーアプリケーションは利用できません。
継続:ST-7563C2
SDK/
ランタイム製品
DynaEye 11
SDK
初期:ST-7564C1 1開発PCにつき、1ライセンス
(ライセンス認証必要)
Web ダウンロード/メディアパック 業務アプリケーションへ帳票OCR機能の組み込み開発を行う場合の開発環境です。
継続:ST-7564C2
DynaEye 11
SDK AI-OCR
初期:ST-7565C1 1開発PCにつき、1ライセンス
(ライセンス認証必要)
Web ダウンロード/メディアパック 「DynaEye 11 SDK」に加えてフリーピッチ手書き文字や活字を高精度に認識する場合の開発環境です。
継続:ST-7565C2
DynaEye 11
SDK AI-OCR
追加ライセンス
ST-7565R 1開発PCにつき、1ライセンス
(ライセンス認証必要)
「DynaEye 11 SDK」をご利用中のお客様が「DynaEye 11 SDK AI-OCR」へ切り替えるための追加ライセンスです。
DynaEye 11
ランタイム
初期:ST-7566C1 1運用PCにつき、1ライセンス メディアパック SDKを利用して開発したアプリケーションの運用端末向け実行環境用ライセンスです。
ボリュームライセンス(5、20、100ライセンス)をご用意しています。
継続:ST-7566C2
DynaEye 11
ランタイム AI-OCR
初期:ST-7567C1 1運用PCにつき、1ライセンス メディアパック SDKを利用して開発したアプリケーションの運用端末向け実行環境用ライセンスです。
「DynaEye 11 ランタイム」に加えてフリーピッチ手書き文字や活字を高精度に認識可能です。
ボリュームライセンス(5、20、100ライセンス)をご用意しています。
継続:ST-7567C2
DynaEye 11
ランタイム AI-OCR
追加ライセンス
ST-7567R 1運用PCにつき、1ライセンス 「DynaEye 11 ランタイム」をご利用中のお客様が「DynaEye 11 ランタイム AI-OCR」へ切り替えるための追加ライセンスです。ボリュームライセンス(5、20、100ライセンス)をご用意しています。
DynaEye 11
サーバランタイム
初期:ST-7568C1 運用サーバのプロセッサー数に応じたライセンス
※プロセッサの数に応じて、以下のとおりライセンスが必要です。
  • シングルコアプロセッサの場合は、1プロセッサあたり1ライセンス
  • マルチコアプロセッサの場合は、コア総数に0.5を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンス
メディアパック SDKを利用して開発したアプリケーションのサーバ向け実行環境用ライセンスです。
PDFファイルの入出力をする場合は、DynaEye 11 サーバランタイム PDFオプションが必要です。詳しくはWebを参照ください。
継続:ST-7568C2
DynaEye 11
サーバランタイム
AI-OCR
初期:ST-7569C1 メディアパック SDKを利用して開発したアプリケーションのサーバ向け実行環境用ライセンスです。
「DynaEye 11 サーバランタイム」に加えてフリーピッチ手書き文字や活字を高精度に認識可能です。
PDFファイルの入出力をする場合は、DynaEye 11 サーバランタイム PDFオプションが必要です。詳しくはWebを参照ください。
継続:ST-7569C2
DynaEye 11
サーバランタイム
AI-OCR
追加ライセンス
ST-7568R 「DynaEye 11 サーバランタイム」をご利用中のお客様が「DynaEye 11 サーバランタイム AI-OCR」へ切り替えるための追加ライセンスです。
  1. 表中の「初期」は初年度に購入いただく「初期ライセンス」です。「継続」は2年目以降に購入いただく「継続ライセンス」です。
  2. インストーラは、Webサイトから無償評価版をダウンロードするか、「メディアパック」を購入いただく必要があります。
  3. DynaEye 11 Entry マルチステーションは、1台の共有PCに対して最大20台まで接続可能です。

DynaEye 11 動作環境

DynaEye 11の動作環境について説明します。

DynaEye 11 Entry / DynaEye 11 Entry AI-OCR / DynaEye 11 Entry マルチステーション

DynaEye 11 Entry /
DynaEye 11 Entry マルチステーション
DynaEye 11 Entry AI-OCR
OS
※1※2※3
Windows® 10 Pro/Enterprise バージョン1703以降
Windows® 10 Enterprise LTSC 2019
Windows® 10 Enterprise LTSC 2021
Windows® 11 Pro/Enterprise
※ARMベースのWindows® PCでは動作いたしません。
Windows® 10 Pro/Enterprise バージョン1703以降(64bit版)
Windows® 10 Enterprise LTSC 2019 (64bit版)
Windows® 10 Enterprise LTSC 2021 (64bit版)
Windows® 11 Pro/Enterprise
※ARMベースのWindows® PCでは動作いたしません。
CPU Intel® Core™ i5 1.6GHz以上
推奨:Intel® Core™ i5 第7世代以降(モバイル向けを除く)
Intel® Core™ i5 1.6GHz以上第6世代以降
推奨:Intel® Core™ i7 3.2GHz以上第8世代以降(モバイル向けを除く)
ディスプレイ 解像度1024×768(XGA、4:3)以上
推奨:解像度1366×768(フルワイドXGA、16:9)以上
推奨:ディスプレイサイズ15.6インチ以上
ディスク容量 プログラムのインストールに必要な容量:1GB以上
マルチステーションは500MB
※ユーザー資産として、1帳票種のOCR定義(項目定義)
あたり最大1GB必要です。
プログラムのインストールに必要な容量:6GB以上
メモリ容量
※4
2GB以上
推奨:4GB以上
8GB以上
推奨:12GB以上
スキャナー※5 イメージスキャナー「fiシリーズ」の以下機種をサポート
fi-800R、fi-7900、fi-7800、fi-5950、fi-6800、fi-6400、fi-7700、fi-7700S(ADF片面)、fi-7600、fi-7480、fi-7460、fi-7300NX、
fi-8290、fi-8270、fi-8250、fi-8190、fi-8170、fi-8150、fi-7280、fi-7260、fi-7180、fi-7160、fi-8040、fi-7030、SP-1425
必須ソフトウェア Visual Studio 2017のMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ※6
Microsoft .NET Framework 4.7.1以降※6
RICOH Scanner Control Runtime V2.3以降※2※6
PaperStream IP(TWAIN)※5
Microsoft Visual C++ 2015-2022 Redistributable (x86)
仮想環境 サポートします※7※8
  1. 64ビット版ではWOW64サブシステム(Windows 32-bit On Windows 64-bit)上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
  2. DynaEye 11 EntryのエントリーアプリケーションのPDFファイルの入出力機能は、64ビット版OSのみサポートとなります。
  3. 本製品をインストールした状態で、OSのアップグレードインストールには対応しておりません。
    アンインストールしてから、アップグレード後のOSに再インストールしてください。
  4. Windows® 11は、メモリ4GB以上が必要です。
  5. スキャナーから直接取り込みを行う場合に必要となります。
  6. インストール環境にモジュールが導入されていない場合、インストーラがインストールを行います。
  7. 仮想環境が物理ハードウェア環境と互換性のある機能を提供している範囲で動作可能です。
    このため、例えば仮想環境自身の動作保障ハード環境などの制限により、動作不可となる場合があります。
  8. 仮想環境でのスキャナー入力はサポートしていません。

DynaEye 11 SDK / DynaEye 11 SDK AI-OCR

DynaEye 11 SDK DynaEye 11 SDK AI-OCR
OS
※1※2※3
Windows® 10 Pro/Enterprise バージョン1703以降
Windows® 10 Enterprise LTSC 2019
Windows® 10 Enterprise LTSC 2021
Windows® 11 Pro/Enterprise
※ARMベースのWindows® PCでは動作いたしません。
Windows® 10 Pro/Enterprise バージョン1703以降(64bit版)
Windows® 10 Enterprise LTSC 2019 (64bit版)
Windows® 10 Enterprise LTSC 2021 (64bit版)
Windows® 11 Pro/Enterprise
※ARMベースのWindows® PCでは動作いたしません。
CPU Intel® Core™ i5 1.6GHz以上
推奨:Intel® Core™ i5 第7世代以降(モバイル向けを除く)
Intel® Core™ i5 1.6GHz以上第6世代以降
推奨:Intel® Core™ i7 3.2GHz以上第8世代以降(モバイル向けを除く)
ディスプレイ 解像度1024×768(XGA、4:3)以上
推奨:解像度1366×768(フルワイドXGA、16:9)以上
推奨:ディスプレイサイズ15.6インチ以上
ディスク容量 プログラムのインストールに必要な容量:1GB以上
※準定型認識の場合、ユーザー資産として、1帳票種のOCR定義(項目定義)あたり最大1GB必要です。
プログラムのインストールに必要な容量:6GB以上
メモリ容量 2GB以上
推奨:4GB以上※4
8GB以上
推奨:12GB以上
スキャナー※5 TWAIN準拠スキャナー
必須ソフトウェア Visual Studio 2017のMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ※6
Microsoft .NET Framework 4.7.1以降※6
RICOH Scanner Control Runtime V2.3.1.6以降※6
PaperStream IP(TWAIN)※5
開発環境/開発言語 Visual Studio 2013/2015/2017/2019/2022 ※9
Microsoft C#
Microsoft Visual Basic、Microsoft Visual C++(C/C++)
仮想環境 サポートします※7※8
  1. 64ビット版ではWOW64サブシステム(Windows 32-bit On Windows 64-bit)上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
  2. 準定型定義ツールのPDFファイルの入力機能は、64ビット版OSのみサポートとなります。
  3. 本製品をインストールした状態で、OSのアップグレードインストールには対応しておりません。
    OSをアップグレードする場合は、本製品をいったんアンインストールしてから、アップグレード後のOSに再インストールしてください。
  4. Windows® 11は、メモリ4GB以上が必要です。
  5. スキャナーから直接取り込みを行う場合に必要となります。なお、PaperStream IP(TWAIN x64)は使用できません。
    使用するオペレーティングシステムが64 ビット版でも、PaperStream IP(TWAIN)ドライバを使用してください。
  6. インストール環境にモジュールが導入されていない場合、インストーラがインストールを行います。
    なお、使用するオペレーティングシステムが64 ビット版の場合、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージについては、64ビット版と32ビット版の両方をインストールします。
  7. 仮想環境が物理ハードウェア環境と互換性のある機能を提供している範囲で動作可能です。
    このため、例えば仮想環境自身の動作保障ハード環境などの制限により、動作不可となる場合があります。
  8. 仮想環境でのスキャナー入力はサポートしていません。
  9. Visual Studio 2022の場合、DynaEyeコンポーネントキットは使用できません。

DynaEye 11 ランタイム / DynaEye 11 ランタイム AI-OCR

DynaEye 11 ランタイム DynaEye 11 ランタイム AI-OCR
OS※1 Windows® 10 Pro/Enterprise バージョン1703以降
Windows® 10 Enterprise LTSC 2019
Windows® 10 Enterprise LTSC 2021
Windows® 11 Pro/Enterprise
※ARMベースのWindows® PCでは動作いたしません。動作環境の対象外となります。
Windows® 10 Pro/Enterprise バージョン1703以降(64bit版)
Windows® 10 Enterprise LTSC 2019 (64bit版)
Windows® 10 Enterprise LTSC 2021 (64bit版)
Windows® 11 Pro/Enterprise
※ARMベースのWindows® PCでは動作いたしません。
CPU Intel® Core™ i5 1.6GHz以上
推奨:Intel® Core™ i5 第7世代以降(モバイル向けを除く)
Intel® Core™ i5 1.6GHz以上第6世代以降
推奨:Intel® Core™ i7 3.2GHz以上第8世代以降(モバイル向けを除く)
ディスク容量 プログラムのインストールに必要な容量:1GB以上
※準定型認識の場合、ユーザー資産として、1帳票種のOCR定義(項目定義)あたり最大1GB必要です。
プログラムのインストールに必要な容量:6GB以上
メモリ容量 2GB以上
推奨:4GB以上※2
8GB以上
推奨:12GB以上
スキャナー※3 TWAIN準拠スキャナー
必須ソフトウェア Visual Studio 2017のMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ※4
Microsoft .NET Framework 4.7.1以降※4
  1. 製品をインストールした状態で、OSのアップグレードインストールには対応しておりません。OSをアップグレードする場合は、本製品をいったんアンインストールしてから、アップグレード後のOSに再インストールしてください。
  2. Windows® 11は、メモリ4GB以上が必要です。
  3. DynaEye コンポーネントキット / DynaEye 部品 を使ってスキャナーを利用する場合に必要となります。
  4. インストール環境にモジュールが導入されていない場合、インストーラがインストールを行います。
    なお、使用するオペレーティングシステムが64 ビット版の場合、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージについては、64ビット版と32ビット版の両方をインストールします。

DynaEye 11 サーバランタイム / DynaEye 11 サーバランタイム AI-OCR

DynaEye 11 サーバランタイム DynaEye 11 サーバランタイム AI-OCR
OS※1 Windows Server 2016 Standard
Windows Server 2019 Standard
Windows Server 2022 Standard
CPU 推奨:Xeon E3 v5 3.5GHz以上 推奨:Intel Xeon E-2276G 3.8GHz以上
ディスク容量 プログラムのインストールに必要な容量:1GB以上
※準定型認識の場合、ユーザー資産として、1帳票種のOCR定義(項目定義)あたり最大1GB必要です。
プログラムのインストールに必要な容量:6GB以上
メモリ容量 2GB以上
推奨:2GB+多重度×1GB以上
使用する機能によって差異があります。
  • AI文字抽出機能を使用しない場合:8GB+多重度×2GB以上
  • AI文字抽出機能を使用する場合:8GB+多重度×4GB以上
必須ソフトウェア Visual Studio 2017のMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ※2
Microsoft .NET Framework 4.7.1以降※2
  1. 本製品をインストールした状態で、OSのアップグレードインストールには対応しておりません。
    OSをアップグレードする場合は、本製品をいったんアンインストールしてから、アップグレード後のOSに再インストールしてください。
  2. インストール環境にモジュールが導入されていない場合、インストーラがインストールを行います。
    なお、使用するオペレーティングシステムが64 ビット版の場合、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージについては、64ビット版と32ビット版の両方をインストールします。