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GR8100モデル300N

24時間365日稼働 低故障率 長期供給・保守
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GR8100
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産業用コンピュータ
採用するという選択肢

ものづくりシステムの生産ラインは24時間安定して稼働すること
が求められます。産業用コンピュータは故障率が非常に低く、
長期供給・保守が提供される為、止まることが許されない高可用性
が求められる産業用システムに適しています。

産業用コンピュータ
必要性

協働ロボット、ICT導入による省人化、省力化に向けた取り組みの急激な増加と併せて、夜間も自動で工場操業する24時間稼働による生産性向上が主流化してきています。

こうした状況から、これまで24時間稼働が必須ではなかったものづくりシステムの生産ライン管理・制御用のコンピュータに24時間稼働が求められ始めています。

弊社のGR8100モデル300Nは、高信頼で連続安定稼働が求められるシステムにもご利用いただける産業用コンピュータです。

項目 GR8100モデル300N
連続稼働
設計
24時間5年
※使用温度環境および消費電力条件があります。
有償
保証期間
お客様検収後5年
(無償保証1年)
貸出機
対応
あり
RAID機能 ソフトウェアRAID
電波 Class B
(汎用IT機器レベルに対応)

製品の詳細情報をお求めの場合は下記のボタンから
製品のカタログをダウンロードしてご確認ください。

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24時間365日5年
連続安定稼働

一般的な民生用コンピュータは1日あたりの稼働時間が8時間程度を前提としてつくられているため、それを超えるような運用を続けていると故障などのリスクが高くなります。弊社の産業用コンピュータは、24 時間 365 日稼働することを前提に設計・開発が行われているため、止めることが許されないインフラシステムの制御や昼夜問わず生産を行う工場 のラインなどにもご利用いただけます。

連続稼働時間の違い

産業機器・産業システム装置に使用されることを目的とした産業用コンピュータは、お客様の産業装置の安定した運用を考えた長期的な連続稼働当社では24時間365日を考慮した設計が行われています 。

止めないためのさらなる工夫
「ソフトウェアRAID」
RAIDとは、データを複数のディスクに分散することで、障害発生時のデータ復旧やデータの読み書きの速度を向上させる技術です。通常RAID を実現するコントローラとして一般的に採用されるのはハードウェアの RAIDカードです。しかし、弊社の産業用コンピュータではソフトウェアの RAID コントローラに切り替えてご提供を開始しています。
ソフトウェアRAIDのメリット
  • 産業用コンピュータ内部のハードウェア総部品点数削減による故障率低減への貢献
  • カード製品装着のための拡張スロットを占有しないため他の機能拡張を阻害しない
  • カード製品と比べて供給制限がない
産業用コンピュータ向けOS ライセンス
「Windows for IoT 」
Windows for IoT は、民生用コンピュータ向けの Windows にはない産業用コンピュータを連続安定稼働させる上で便利な特長を持っています 。
Windows for IoT の特長 <ロックダウン機能>

使用できるアプリケーション、キーボード操作、USB インタフェースを制限することで、不正な操作や意図しないプログラムの導入、そしてデータの持ち出しを 禁止

<10 年間のバージョン固定運用>

動作検証済みのバージョンに固定した運用が可能。サービスパックや修正プログラムの適用による検証・再評価の負担軽減

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低故障率

一般的な民生用コンピュータの年間故障率は10%を超えることもあり、安定的な稼働が求められる工場の生産ラインなどに使う場合にはリスクを抱えることになります。弊社の産業用コンピュータは、安定稼働することを厳しく求められる製造装置や社会インフラなどの設備向け組込みコンピュータの設計や製造の品質確保で培ったノウハウを余すことなく反映し、極めて低い故障率を実現しています。

システムの連続安定稼働に貢献
年間平均故障率 0.5% 未満

※当社の産業向け組込みコンピュータ AR シリーズの実績をもとにした設計想定値。

止まることが許されない産業システムには、故障率が非常に低い高信頼の産業用コンピュータの活用が最適です。システムに想定するライフサイクル期間内での故障修理回数を極力少なくすることにつながります。弊社が提供する産業用コンピュータは、設計・開発手法、供給期間の長い部品の採用、低故障率の部品、長期流通部品の採用、そして弊社独自の「部品ライフ管理システム」を徹底した製造品質で、製品の高品質化を実現しています。
民生用コンピュータとの違い <設計・開発手法>

開発プロセス厳守と点検強化。解析を駆使した設計品質の確保と評価検証を長年行ってきた実績に基づき積み重ねられた設計・開発ノウハウをフル活用

<採用部品>

長期稼働を保証した部品の採用。それでも発生する低頻度障害に対するサプライヤーとの合同調査、部品問題の真因特定原因究明による再発防止策

<製造品質>

改良を重ね培ってきた実績ある生産方式による生産システムと現場力の両輪によって確保される製造品質

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point3

同一モデルを
長期供給・保守

一般的な民生用コンピュータは短いサイクルで新しいモデルが発売されるため、故障による買い替えの際に同じモデルが手に入らないケースがあります。その場合、システムの検証を再度行う必要があり、現場の負担となってしまいます。弊社の産業用コンピュータは、2027 年まで同一モデルを調達可能、かつ購入後から 5 年間の修理に対応しているため、故障による入れ替えが発生しても同じ環境として利用できるため、システムの再検証の手間を削減できます。

調達・評価の低減に貢献
2027年まで同一モデルを供給
ライフサイクルがとても長い産業システムに活用するコンピュータに同一モデルの長期間供給が保証された産業用コンピュータを採用することで、製品選定・評価の回数を減らすことができ、製品ライフサイクルコストの削減が期待できます。
ライフサイクル10 年で見たコスト削減効果
品質維持のコスト低減に貢献
5年間の修理対応を提供
高可用性が求められる産業システムには、長期的な修理対応を提供している産業用コンピュータを採用することが、システムに想定するライフサイクル期間の安定稼働を確実のものとします。
保守期間の違い

定期保守部品などの不足の故障に備えた長期的な保守(修理)期間(当社ではお客様検収後5年)が提供されています。