FUJITSU MICJET スマート窓口と直接連携
fiシリーズとDynaEyeによる転出証明書のデジタル化で自治体窓口の転入手続きを効率化!
例えば、転入手続き、こんなことでお困りではありませんか?
- お客様に申請書を何枚も手書きしてもらっている。
- 申請が集中する3月~4月は職員の残業が増え、負担が大きい。
- 各自治体で転出証明書のフォーマットが違うため、今も手入力で処理。
お客様の記入の手間を減らし、滞在時間を短くしたい
- お客様が何枚も申請書を書かずにすむようにしたい
- 記入情報の不明点をお客様に確認する時間を減らしたい
- 庁内滞在時間を減らしたい
手続き後のシステム入力作業や書類管理を効率化したい
- 紙運用では手入力が必要でミスが発生しやすい
- 書類が紙なので庁舎間で連携する時はFAXで送信している
転出証明書の情報をOCR(*)でデジタル化して活用したい
- 転出証明書の様式が自治体により異なるため、帳票認識が難しい
- 地紋(*)や網がけがノイズとなり正確な文字抽出ができない
*OCR : Optical Character Recognition / 光学⽂字認識
*地紋:帳票の背景にある模様を指します。
「FUJITSU MICJET スマート窓口」に直接連携の
業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」、AI-OCRソフトウェア「DynaEye」で解決!
- 各自治体でフォーマットが異なる「転出証明書」。
- 改ざん防止加工(地紋や網がけ)がされていても、業務用イメージスキャナーfiシリーズとDynaEyeを使ってデジタル化。
- 認識したデータはすぐに窓口で利用できるので、申請手続きの効率化につながります。
「FUJITSU MICJET スマート窓口」とは?
「FUJITSU MICJET スマート窓口」は、自治体の窓口業務のデジタル化を実現することで、住民サービスの向上と自治体職員の事務負担の軽減を両立するソリューションです。
住民は「いつでも、どこからでも」オンラインを利用して簡単に申請手続きできるため、利便性が高く均一な窓口サービスを実現できます。また、申請データのデジタル化により、申請手続きや自治体職員のシステム入力負荷も大幅に削減されます。
上記の「転出証明書OCR」で利用されるfiシリーズとDynaEyeで、紙の転出証明書や申請書を利用する手続きも効率化できます!
「転出証明書OCR」により、窓口業務のスピードアップを実現
フォーマットの違いによりOCR活用が難しかった「転出証明書」の情報をデジタル化することで、お客様の申請書記入時間を短縮。
さらに、職員の業務負荷も軽減。
お客様へのサービス向上と、申請後のシステム入力負荷軽減を両立します。
記入項目・確認事項が減り、お客様の負担軽減
- デジタル化した情報は、他の申請書にあらかじめ入力されるので、お客様の入力項目が減ります。
- 手入力による記入誤りや記入漏れなどが減るため、職員からの記入事項に関する問い合わせが減ります。
システム入力や付帯作業の負荷軽減
- デジタル化することで、紙書類の取り出しやFAX送信作業が効率化できます。
- 申請受付後の内容確認、システムへのデータエントリー業務の負荷が軽減されます。
多様な申請書のOCR認識を可能に
- 多種多様なフォーマットを学習してOCR読み取りを行うことで、フォーマットの違いや変更を気にする必要がありません。
- 改ざん防止加工(地紋や網がけ)された書類も、fiシリーズの地紋除去機能の利用や読み取り方式の使い分けで、デジタル化できます。
DynaEyeのレイアウトの自動認識機能を利用し、転出証明書のOCR読み取りを実現
- 過去の転出証明書をもとにレイアウトを学習したデータをあらかじめ提供します。全国自治体のレイアウトパターンを自動識別して読み取りできます。
- 転出証明書に準ずる証明書、人数によってレイアウトが変わる場合などでも、レイアウトのパターンを自動認識して読取りができます。
「fiシリーズ」と「DynaEye」を使うメリット
相乗効果で「確実、簡単、安心」な書類の電子化
fiシリーズならではの高度な画像処理技術により、OCRしやすい高品質なイメージデータを生成!
申請窓口での書類の電子化を支援します。
安定かつ高度な画像処理技術による高精度なOCR読み取り
- fiシリーズのスキャナーで視認性の高いイメージデータを生成してOCR読み取りすることで、認識精度を大幅に向上。
- さまざまな種類の文字や画像を高精度で認識しデジタル化します。
複製や改ざん防止加工がされたノイズがある紙でも読み取り
- DynaEyeでスキャナーのカラー読み取り方式のパラメタ調整、またはスキャナーの地紋除去技術を利用した白黒データの読み取りでノイズを軽減。
- 文字やレイアウトを高精度で認識できます。
レイアウト自動識別機能で、フォーマットが違っても認識可能
- DynaEyeでは、印刷された罫線パターンなどをもとに異なるフォーマットの帳票を識別して認識できます。
- また、ほぼ同じレイアウトの帳票の違いも、特定領域の活字文字列や色情報を指定することで識別できます。
導入効果
1つの申請につき、手続き時間を30%短縮できます(*)
お客様の転出証明書や本人確認書類をスキャンして、fiシリーズとDynaEyeでOCR読み取り。
この情報をもとに、異動届出書や児童手当などの書類を印刷できます。お客様はサインするだけで、必要書類への手書き申請が不要になります。
届け出が多い自治体では、申請にかかる時間の大幅な削減効果が期待できます。
* お客様が記載台で申請書を記載する時間や、申請後の処理などを含むトータルの時間です。
誤記入やシステムへの入力ミスなどの手作業によるミスを減らせます
窓口で情報をすぐに電子化できるので、不備や不明点はお客様にその場で確認できます。
また、間違えてはいけない番号(住民票コード、マイナンバー)をOCRしたり、チェックデジットを使って自動チェックしたりできるので、手入力によるミスを防げます。
帳票レイアウトの自動認識は学習データを進化させることで認識精度が向上
最初に過去の転出証明書を使って事前学習し、レイアウトパターンを学習。新しいフォーマットの転出証明書も、追加学習することで認識精度が向上。
使えば使うほど、いろいろなフォーマットの認識精度が向上します。