お客様各位

2017年6月30日更新
株式会社PFU

ネットワークスキャナにおけるランサムウェアの影響について

平素は、当社ならびに当社製品に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

ランサムウェア（身代金要求型ウィルス）「WannaCry」の被害が世界中で広がっております。弊社のネットワークスキャナ製品（N7100／ScanSnap N1800／iScanner fi-6010N）へのランサムウェアによる影響について、以下のとおりご説明いたします。

1．影響

1. 1）メール添付などのソーシャルエンジニアリング手法により、標的となったコンピュータ上で感染を実行するもの（一次感染）

   ⇒弊社ネットワークスキャナは、メール受信／添付ファイル実行機能を有しておらず、一次感染元となることはありません

2. 2）SMBv1プロトコルを利用してネットワーク上の他のコンピュータに拡散するもの（二次感染）

   ⇒弊社ネットワークスキャナは、SMBv1プロトコルを有効としているため、二次感染の可能性があります

2．対策

二次感染を防止する対策として、下記ページにてセキュリティアップデートを公開しておりますので、至急の適用をお願いいたします。
本アップデートにて、ランサムウェア以外に2017/05末までの緊急性のあるセキュリティインシデントへの対応も実施しています。

• N7100
  http://imagescanner.fujitsu.com/jp/dl/win-10-n7100.html
• ScanSnap N1800
  http://scansnap.fujitsu.com/jp/downloads/nw/n1800.html
• iScanner fi-6010N
  http://imagescanner.fujitsu.com/jp/downloads/nw/6010n.html

3．お問い合わせ先

ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。