ScanSnap Cloud ユーザーの声
公認会計士・税理士 中小企業診断士/山﨑修さん 数が多いからこそメリットも大きい すべての企業の仕事量を減らす |
単純作業がなくなる!? すでに 『使える』 自動入力
公認会計士、税理士そして中小企業診断士として『会社にまつわる数字』を扱う仕事をしている山崎修さん。
大企業と仕事をすることも多いが、クライアントの多くは年商数億円の中小企業だ。
「最近、クラウド会計を導入する中小企業が増えてきました」と山崎さん。これまで会計パッケージソフトを利用する、もしくは経理を会計事務所に丸投げしていた企業が多かったが、リアルタイムで『会社の数字』を確認できるクラウド会計に注目が集まっている。
特に人気を集めているクラウド会計サービスが、『クラウド会計ソフトfreee』。このサービスはいち早くScanSnap Cloudと連携している。
「クラウド会計サービスの多くに領収書の自動入力機能が搭載されています。ScanSnapで領収書を読み込むことで、サービス側でデータ化。さらにその領収書の品目も自動で仕分けしてくれる機能もあるんです」
単純作業とはいえ、溜まった領収書のデータ化は時間と手間をとられる。中小企業は貴重なリソースを単純作業に割きたくないし、会計事務所も同様。 ScanSnap Cloudとクラウド会計サービスの連携は、みんなの手間を減らしてくれるのだ。
サービスを連携して、各々のいいところどり
現在、山崎さんはふたつのクラウド会計サービスを利用している。クライアントごとに採用するサービスが異なるため、いずれにも対応できるようにとの配慮もあるが、それぞれに異なる点と、特徴があるという。
「『freee』と『MFクラウド会計』は従来の会計ソフトからの流れを引き継いだサービスです。『freee』は会計が苦手な人でも直感的に使えるようになっており、『MFクラウド会計』は複式簿記の形式を採用しているので会計事務所が使いやすくなっています。機能的にはほぼ同様で、いずれも決算書の作成までできます。
また、『STREAMED』という領収書の会計データ化の正確性に強いサービスもあります。人がデータをチェックするため、かなり正確なのが特徴。会計ではひとつのミス入力も許されません。正確性の高さ、オリジナルの領収書と照会、修正する手間が減るメリットはかなり大きなものです」と山崎さんは話す。
※STREAMEDのScanSnap Cloud連携は2025年4月30日に終了予定です。今後STREAMEDとScanSnapの連携は、STREAMED Uploaderを用いた連携をご利用ください。詳しくは下記URL先を参照ください。
https://streamedup.com/help/7386
まずは各企業の担当者にその便利さを実感して欲しい
さらに「私個人の場合、まず『STREAMED』でデータ化。
そのデータを『freee』に書き出して決算しています」とふたつのサービスを併用しているという。
先のバージョンアップでScanSnap Cloudはe-文書法の画質要件に対応した。
「e-文書法に対応した会計クラウドを利用すれば原本である領収書が不要、デジタルデータでOKになったのでScanSnap Cloudの利用も増えるはずです。領収書を集めたり、管理する費用も不要。クラウド会計サービスの利用がもっと活発になってくると思います」
「ScanSnapを使った領収書の自動入力をオススメしてきました。
どんどん領収書を読み込ませていくだけでOK。データ化されるのを見ると現場の人は手放しで喜んでくれます。 ScanSnap Cloudであれば、さらにオススメしやすくなります。設定してしまえばパソコンなどがなくても読み込めるのですから。またボタンを押すだけなので、『機械は苦手だから』という人でもスムーズに使えるようになるはずです。」
「flick! digital(フリック!デジタル)2016年5月号 Vol.55 掲載」
公認会計士・税理士 中小企業診断士/山﨑修
茨城や都内で中小企業や個人事業主を支援。事業再生アドバイザーでもある。2014年に才加有限責任監査法人の代表社員に就任した。
オンオフ問わず、山崎さんの毎日がまとめられたブログ 山崎修事務所。会計に関する旬な情報も積極的に更新されている。
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