2008年 6月10日
株式会社PFU
[PRESS RELEASE]
情報KIOSK端末「MEDIASTAFF」のラインナップ強化
~ 本人確認を伴う申込受付業務、デジタルサイネージと組合わせたインストアプロモーションなど、新たな用途拡大に向けた新KIOSK端末の投入 ~
株式会社PFU(社長:輪島 藤夫、東京本社:川崎市幸区)はこのたび、情報KIOSK端末「MEDIASTAFF(メディアスタッフ)」に新モデル2機種を追加し、本日から販売開始いたします。
今回「MEDIASTAFF」は、本人確認を伴う申込受付業務、ポイントカード戦略への対応、デジタルサイネージと組み合わせたインストアプロモーションなど、情報KIOSK端末の新しい利用シーンの拡大を図ってまいります。
また、開発環境としてのミドルウェアを強化するとともに、リモート監視サービスを新たに提供し、情報KIOSK端末のトータルサポートをさらに充実いたします。
PFUでは、1995年から情報KIOSK端末の発売を開始し、累計5万台を販売しており、国内№1シェア(注1)(2007年度、台数・金額)の実績となっております。主に、病院での再来受付端末、店舗でのポイント発券端末、チケット発券端末、コンビニ端末、公共施設での予約端末、ホテルでのフロント端末などとして、数多くのお客様にご利用いただいております。
近年、情報KIOSK端末は単なるセルフオペレーションによるローコスト化を目的とした利用から、流通業を中心とした競争激化やライフスタイルの多様化に対応するため、お客様への新たなサービスを提供する端末へとニーズが拡大してきております。
一方で、少子高齢化などにより、店舗スタッフ確保が困難となり、店舗オペレーションの負荷軽減のためのニーズも高まっております。
今般、こうしたニーズに応えるため、ベストセラー機の「MEDIASTAFF HRモデル」に加え、多様なI/Oが搭載可能な「EVモデル」、コストパフォーマンスに優れた「STモデル」の2機種を新たにラインナップいたします。
また、情報KIOSK端末での新たなサービス開発を容易にするミドルウェア「KIOSK SERVICE PLATFORM 3.0」や店舗での運用負荷を軽減する「リモート監視サービス」を提供します。
これにより情報KIOSK端末におけるハードウェア~システム開発~導入展開~運用・保守まで一貫したサポートを提供いたします。
今後、PFUでは、お客様のより迅速なサービス提供を支援する「Front Evolution(フロントオフィスの新しいサービスモデル提案)」というコンセプトを掲げ、お客様のビジネスに貢献してまいります。
MEDIASTAFFシリーズのラインナップ



今回発表商品の主な特長
1. ハードウェア
(1) MEDIASTAFF EVモデル
新たな用途・高度な業務に対応するために、I/Oの拡張性を大幅強化
- I/O搭載数を5種に増加。FeliCa対応ICカード/Type B用ICカード/QRコードなどの二次元バーコード/磁気カードなど様々な組合せが可能となります。
- イメージスキャナをオプション搭載可能。本人確認業務に伴う身分証明書の読み取り等、高度な業務に対応いたします。
- 用紙交換の手間を減らすジャンボロール紙、梱包箱のまま装着できる折畳帳票などに対応。サービス提供者の負担を軽減いたします。
(2) MEDIASTAFF STモデル
スタイリッシュなデザインを採用/優れたコストパフォーマンスを実現
- スタイリッシュなデザインを採用しつつ、最大2種のI/Oが搭載可能です。
- 従来モデルと比べ約20%のコストパフォーマンス向上を図っております。
(3) EVモデル/STモデル共通
基本性能、信頼性の向上と安全性の追求
- 最新アーキテクチャを搭載したメインボードを新たに自社開発。情報KIOSKの各種I/Oの動作検証、基本ソフト、ミドルウェアを含めたシステム全体を自社で検証しており、高い信頼性を実現しています。
- 障害時の復旧を迅速に行うためのバックアップソフトを標準添付。
- RoHS指令、国際標準規格であるIEC60950(情報処理機器の安全性)およびIEC60065(家電/オーディオ機器の安全性)に準拠した製品です。
- 多彩なカラーバリエーションを準備しており、お客様のご利用環境にあわせた色が選択できます。
EVモデル : ミディアムブルー、グレイッシュホワイト、シルバーメタリック、シックブラック(特別塗装色)
STモデル : ミディアムブルー、グレイッシュホワイト、ビビッドイエロー、ビビッドレッド
2. 開発環境・端末運用機能の強化 (KIOSK SERVICE PLATFORM 3.0:Webアプリケーション用サービス基盤)
新たなサービス開発を容易にするミドルウェア「KIOSK SERVICE PLATFORM」を大幅に機能強化
- 情報KIOSK端末特有のI/O制御を伴う開発や、端末の運用に必要な機能(ログ出力・障害検知、用紙交換・カード詰まり時のガイダンスなど)の開発が軽減されます。これにより、情報KIOSK端末でサービスを提供する企業の開発部門や、ASP事業者のシステム開発範囲が50%削減され、開発者は本来のサーバ側アプリケーション開発に集中できます。
(本ソフトウェアは、EVモデル/STモデル専用です)
3. サービスサポートの強化
安定運用の向上にむけ、従来の定期保守契約に、リモートによる運用監視サービスを追加
- 情報KIOSK端末からイベントログを取得し、弊社コールセンターで監視いたします。月次サマリレポート(稼動時間/利用回数等の情報)をご提供いたしますので、お客様の提供サービスの利用状況が把握できます。
- 異常発生時には、情報KIOSK端末から当社コールセンターに状況が通知されます。これにより、全国120箇所のサービス網から迅速な復旧作業が可能となります。
(EVモデル/STモデルを対象としたサービスです)
価格
オープン価格
提供開始時期
2008年9月下旬
販売目標
今後、3年間でラインナップ合計6万台
展示会
本システムは下記の展示会でご覧いただけます。
「PFU IT Fair 2008」
東京会場 | 大阪会場 | |
---|---|---|
会期 | 2008年6月13日(金曜日) 10時~17時 |
2008年7月9日(水曜日) 10時~17時 |
会場 | 目黒雅叙園 (JR目黒駅 徒歩3分) |
ホテル阪急インターナショナル (阪急 梅田駅 徒歩3分) |
※ ご来場に際しては、当社ホームページ(https://www.pfu.fujitsu.com/)にて事前登録が必要となります。
ホームページ
- PFU情報KIOSK(キオスク)端末ホームページ https://www.pfu.fujitsu.com/kiosk/
注釈
- (注1) 国内№1シェア:中日社「2008年版 セルフサービス情報端末(KIOSK)市場」による
商標について
- 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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