[PRESS RELEASE]
2017年6月12日
株式会社PFU
オフィスのペーパーレス化から働き方改革を支援する
「オフィスドキュメントマネジメントサービス」を提供開始
株式会社PFU（社長：長谷川 清、横浜本社：横浜市西区、以下PFU）は、オフィスのペーパーレス化から働き方改革を実現させる「オフィスドキュメントマネジメントサービス」を商品化し、本日より販売開始します。本サービスはPFUが2014年から取り組んできた社内実践の経験をベースに、ペーパーレスオフィスの実現と継続運用までのノウハウ・仕組みを提供するものです。
背景
近年、各企業や官公庁などでは、少子高齢化の進展による労働人口の減少といった環境変化を背景に、これまでのコスト削減にとどまらない競争力強化のための人材活性化策として、「職場環境の整備」と「労働生産性向上」を促進させるための働き方改革が求められています。
PFUでは2014年の事業所再編をきっかけに、オフィスに大量にあった紙文書のペーパーレス化を起点とした働き方改革に全社活動として取り組み、特に①社員の意識改革、②どこでもオフィスの実現、③リスクマネジメント対策、④紙からの脱却によるコスト削減、といった働き方における経営課題の解決を重点テーマに推進しました。
その結果、文書管理ルールに基づいて必要な文書のみを電子化し、社内の紙文書量を92%削減(注1)。ゆとりあるコミュニケーションスペースの設置、ペーパーレス会議の浸透、テレワークの導入などを実現し、社員のオフィス環境の満足度は80%以上(注1)に向上しました。
今回、これらの社内実践に加え、PFUが持つ世界シェアNo.1(注2)のイメージスキャナのイメージング技術や、15年にわたるドキュメントソリューションの提供実績とノウハウをベースにサービス化し、「オフィスドキュメントマネジメントサービス」として提供開始します。
「オフィスドキュメントマネジメントサービス」の商品内容
社内の各部門で導入実践を繰り返し、「オフィスのペーパーレス化に向けた実践メソッド」を確立しました。これらの実践メソッドを起点に、ペーパーレスオフィスの実現から定着に向けた運用まで一貫して支援します。
具体的には、段階的に進められるように次の3つのサービス商品体系にしてご提供します。
1. ペーパーレスオフィス実現サービス
次の導入ステップにより無理なく確実なオフィスのペーパーレス化を支援します。
| 計画 | ： | 紙文書の削減計画の立案を支援する「ペーパーレス実践メソッド」の提供。 |
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| 実施 | ： | オフィス文書管理システムの導入サポート |
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| 運用 | ： | 組織変更や人事異動対応、保存期限を過ぎた文書データ廃棄などのシステム運用を実施します。 |
2. ファイルサーバ整頓サービス
ファイルサーバの電子ファイル整頓を支援するサービスです。
ペーパーレス実現サービス同様に計画・実施・運用をステップ毎に進め、電子ファイル整頓を簡単な操作で運用できるように支援します。
※本サービスは「オフィス文書管理システム」の導入が前提となります。
3. 重要文書リスク対策サービス
重要文書（電子ファイル）を対象に暗号化し、持ち出された文書の閲覧を制御することで、文書セキュリティ強化を支援します。
販売価格／提供時期
本日より販売開始します。
＜従業員1,000人規模のオフィスを前提としたペーパーレスオフィス実現サービスの概算費用例＞
- 初年度は導入費用と運用費用を合せて1,200万円が必要となります。
- 次年度以降は600万円/年（「オフィス文書管理システム」の運用費用）
※文書保存先のMicrosoft Office 365の利用料、Microsoft SharePoint Serverの構築/運用費用は含まれておりません。
販売目標
今後3年間で、10億円の販売を目指します。
展示会
今回発表したサービス商品およびドキュメント関連商品を、以下の展示会に出展します。
| 名称 | PFU IT Fair 2017 | |
|---|---|---|
| 期日 | 2017年 6日16日（金曜日） 10時～17時 | 2017年 7月 7日（金曜日） 10時～17時 |
| 会場 | ホテル雅叙園東京 （東京会場） |
ホテル阪急インターナショナル （大阪会場） |
商標について
- Microsoft、Office 365、SharePointは、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における商標または登録商標です。
- その他記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
注釈
- （注1）当社調べによる。
- （注2）ドキュメントスキャナを対象とする。日本・北米はKEYPOINT INTELLIGENCE社(InfoTrends) (2015年実績）。ドキュメントスキャナ集計よりMobile/Microを除く6セグメントの合計マーケットシェア（主に8ppm以上のドキュメントスキャナ全体）。欧州はInfoSource社の集計に基づき、西欧地区（トルコとギリシャを含む）におけるシェアをPFUグループにて推計。（15ppm以上かつ$500以上のドキュメントスキャナ）
- （注3）「オフィス文書管理システム」は、文書の保存先としてMicrosoft Office 365、Microsoft SharePoint Serverを利用し、そのアドオン機能としてルールにもとづいた文書の管理、登録機能と運用を提供する月額利用型サービスです。
関連リンク
以上
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