[PRESS RELEASE]
2017年6月13日
株式会社PFU
業務効率化を高精度な文字認識で実現するOCRソフトウェア
「DynaEyeシリーズ」のラインナップを拡充
株式会社PFU(社長:長谷川 清、横浜本社:横浜市西区)は、高精度に文字認識する業務用OCR(注1)ソフトウェア「DynaEyeシリーズ」の製品ラインナップを拡充し、本日より販売開始します。
「DynaEyeシリーズ」は、1997年の発売以来、金融・自治体をはじめとする多くのお客様に帳票OCRとして、データエントリーの効率化や窓口業務における本人確認でご利用いただいています。
近年、デジタル化社会の中でアナログ情報の電子化・データ活用に関するニーズがますます高まっています。この流れに対応するため、「DynaEyeシリーズ」の「特定用途向けOCR」ラインナップを拡充し、お客様の業務効率化・労働生産性向上を支援していきます。
まず、「本人確認」業務における効率的なデータ入力を支援する「DynaEye 運転免許証カメラOCR」にAndroid™タブレットやiPadのカメラに加え、金融機関の渉外業務で多く利用されているWindows®タブレット対応製品を提供開始します。さらに、健康保険証対応製品の販売に加え、今後、在留カード(注2)の対応を行い、本人確認業務向けラインナップを拡充していきます。
また、FinTech/電子帳簿保存法(注3)でニーズが高まっている「会計・経費精算」業務向けに領収書・レシートOCR製品を提供し、「日付」「合計金額」などのデータ化による業務効率化を支援します。
今後、紙媒体以外のOCRなど、様々な業務を効率化し働き方改革を実現するためのOCRをワンストップでご提供できるよう、「DynaEyeシリーズ」製品のラインナップをさらに拡充していきます。

本製品の特長
1.本人確認業務の様々なニーズに対応するラインナップ拡充

Windows®タブレットで活用
1)「DynaEye 運転免許証カメラOCR」がWindows®タブレットに対応
かざすだけで自動撮影できる「DynaEye 運転免許証カメラOCR」がAndroid™/iOSに加え、Windows®に対応しました。また、撮影領域のガイドやタブレットのかざし方をアシストするメッセージが表示されるようになり、より簡単にお使いいただけるようになりました。
金融機関の窓口や渉外業務において、早く簡単に運転免許証を読み取ることで、お客様を待たせない接客スタイルの変革を支援します。

[在留カード](注5)
2)業務範囲を広げる在留カード・健康保険証対応製品の提供
日本の在留外国人数は年々増加しており、本人確認書類として在留カードの活用ニーズが高まっています。このようなニーズに応えるため、運転免許証、マイナンバー向け製品に加え、在留カードに対応したOCR製品を今後提供予定です。
また、本人確認において健康保険証が利用されるケースも多いため、「保険証OCR」をパートナー商品(注4)として取り扱いを開始し、本人確認業務向けラインナップを拡充していきます。
1)「DynaEye 運転免許証カメラOCR」がWindows®タブレットに対応
かざすだけで自動撮影できる「DynaEye 運転免許証カメラOCR」がAndroid™/iOSに加え、Windows®に対応しました。また、撮影領域のガイドやタブレットのかざし方をアシストするメッセージが表示され、より簡単にお使いいただけるようになりました。
金融機関の窓口や渉外業務において、早く簡単に免許証を読み取ることで、お客様を待たせない接客スタイルの変革を支援します。

Windowsタブレットで活用
2)業務範囲を広げる在留カード・健康保険証対応製品の提供
日本の在留外国人数は年々増加しており、本人確認書類として在留カードの活用ニーズが高まっています。このようなニーズに応えるため、運転免許証、マイナンバー向け製品に加え、在留カードに対応したOCR製品を今後提供予定です。
また、本人確認において健康保険証が利用されるケースも多いため、「保険証OCR」をパートナー商品(注4)として取り扱いを開始し、本人確認業務向けラインナップを拡充していきます。
2.会計・経費精算業務の効率化を支援
FinTechの進展や電子帳簿保存法の改正を背景に、領収書・レシートの記載内容をデータ化し、経費精算・旅費精算システムに取り込みたいというニーズが高まっています。本ニーズに応えるため、パートナー商品「領収書解析ライブラリ」「レシート解析ライブラリ」の取り扱いを開始します。スキャナ読み取りだけではなく、スマートデバイスのカメラで撮影した画像からも「日付」「合計金額」などの経費精算に必要な項目をデータ化することができ、会計・経費精算業務の効率化を実現します。スーパー・コンビニのレシートや駅券売機から発行される領収書など、幅広いフォーマットに対応しています。

商品名/出荷開始予定
商品名 | 内容 | 出荷開始予定 |
---|---|---|
DynaEye 運転免許証カメラOCR V1.0 |
業務アプリケーションへ運転免許証のカメラOCR機能を組込むためのSDK/ランタイムライセンスを提供します。SDKは1開発端末につき1ライセンス、ランタイムは1端末につき1ライセンスが必要です。 | 2017年7月 (Windows®対応) |
保険証OCR | 業務アプリケーションへfi-65Fで電子化した保険証のOCR機能を組込むためのランタイムライセンスです。ランタイムは1端末につき1ライセンスが必要です。 | 2017年7月 |
領収書解析ライブラリ サーバ版 |
業務アプリケーションへ領収書のサーバOCR機能組み込み開発を行う場合のSDK/サブスクリプションライセンス(1年間使用権)を提供します。SDKは開発端末数を問いません。ランタイムは接続する1端末につき、1ライセンスが必要です。 | 2017年7月 |
レシート解析ライブラリ サーバ版 |
業務アプリケーションへレシートのサーバOCR機能組み込み開発を行う場合のSDK/サブスクリプションライセンス(1年間使用権)を提供します。SDKは開発端末数を問いません。ランタイムは接続する1端末につき、1ライセンスが必要です。 | 2017年7月 |
※「DynaEye 運転免許証カメラOCR V1.0」「保険証OCR」は別途サポートの購入が必須です。
※「領収書解析ライブラリ サーバ版」「レシート解析ライブラリ サーバ版」のサブスクリプションライセンス(1年間使用権)にはサポートも含まれます。
※「DynaEye 在留カードOCR」「DynaEye 在留カードカメラOCR」は、2017年の販売開始を予定しています。
価格については、お問い合わせください。
販売目標
「DynaEyeシリーズ」として、今後3年間で20万ライセンスの販売を目指します。
展示会
今回発表の製品は、以下の展示会に出展します。
名称 | PFU IT Fair 2017 | |
---|---|---|
期日 | 2017年 6日16日(金曜日) 10時~17時 | 2017年 7月 7日(金曜日) 10時~17時 |
会場 | ホテル雅叙園東京 (東京会場) |
ホテル阪急インターナショナル (大阪会場) |
商標について
- DynaEyeは、株式会社PFUの日本国内における登録商標です。
- Androidは、Google Inc.の商標です。
- iPadは、Apple Inc.の商標です。
- Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
- その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
注釈
- (注1)OCR(Optical Character Recognition):光学式文字認識
- (注2)2012年より交付が開始された、日本に中長期にわたって在留する外国人(原則90日以上の許可)に対して交付されるICカードです。日本に中長期間適法に在留する者であることを証明する証明書です。
- (注3)電子帳簿保存法:正式名称は、「電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律」。法人税法などにより、書面での原本保存が義務付けられていた帳簿や国税関係書類について、一定の要件の下で電子的な保存を認めるという法律。
- (注4)当社パートナーが開発した商品です。当社が販売およびお客様のサポートを実施します。
- (注5)出典:入国管理局ホームページ
関連リンク
以上
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