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[お知らせ]

2021年5月10日
株式会社PFU

令和3年度の文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」を受賞


株式会社PFU(代表取締役社長:長堀 泉、以下PFU)の社員が、このたび「令和3年度 文部科学大臣表彰 創意工夫功労者賞」(注1)を受賞しました。本賞は、優れた創意工夫により職域における技術の改善向上に貢献した者を顕彰するもので、各都道府県から推薦を受けた者が対象となります。
受賞者名および評価された業績名は下記の通りです。


受賞者: 宮保 勝信
業績名: バトンパス搬送方式の考案

表彰された活動の概要

1.目的

工場では少量多品種製造の品質と生産強化のため、定位置停止の思想を取り入れたムービング組立ラインの導入を検討していました。しかし、全体構想が決まっても導入に踏み切れない要因があり、その一つがレイアウトの対応です。社外設計の搬送方式はチェーン駆動のため、延長や短縮を含めたレイアウト変更ができない問題がありました。(工場では年に数回の組立てラインのレイアウト変更が必須)それを解決するために考案したのが『バトンパス搬送方式』です。バトンパス制御と定位置停止制御を行うPLC(注2)を含めたラインの設計製作を全て社内で行うことでムービング組立ラインを実現しました。


2.導入成果

  1. 柔軟なレイアウト変更に対応(4m単位で延長や短縮が可能)
  2. 内製化により導入コストを大幅に削減
  3. 内製化により導入期間を大幅に短縮(見込み1年以上→約半年で開発し導入)

受賞者の声

PFUの「モノづくり」が評価されましたことを大変うれしく思います。これを励みとし、更なるスマートファクトリの実現に取り組んでいきたいと考えております。

注釈

  • (注1)科学技術分野の文部科学大臣表彰について
    文部科学省では、「科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与すること」を目的とする科学技術分野の文部科学大臣表彰を定めております。
    文部科学省:令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について
  • (注2)PLC:「Programmable Logic Controller(プログラマブルロジックコントローラ)」の略称で、「プログラム可能な論理回路の制御装置」です。

関連リンク

以上

報道関係者お問合せ先

株式会社PFU

広報戦略室 広報部

電話:045-305-6001

E-mail:pr@pfu.fujitsu.com


PFUのSDGsの取り組み

PFUは、「お客様の現場に価値を提供するエッジソリューションパートナー」というビジョンの基に、社会課題を解決する企業として事業活動や環境活動を通じてサステナブルな社会実現のために様々な取り組みを行っております。


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※お知らせに掲載されている情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。