[PRESS RELEASE]
2021年3月9日
株式会社PFU
紙のデータ化で教員92%の校務が効率化!
~ 教員の採点作業や事務作業が効率化 ~
株式会社PFU(代表取締役社長:半田 清、以下PFU)は、2020年11月25日より小中高等学校に対し、ICT導入を円滑に推進できるよう、PFUドキュメントスキャナー及び、採点ソフト「デジらく採点2普通紙対応版」(※スキャネット社様ご提供)を25校へモニターとして無償提供する「ドキュメントスキャナー ICT教育支援プロジェクト」を実施いたしました。
導入後、プロジェクトにご参加いただいた小中高等学校の25校・137名からアンケート回答頂きました。その結果、紙をデータ化することで、教員92%の校務効率化につながったことが明らかになりました。教員85%(注1)の採点作業が半分以下に削減され、さらに事務作業では資料の検索性が向上、情報共有の促進や省スペース化にも繋がりました。
PFUは今後も今回のアンケートをもとに、さらなる商品・サービスの改善を行い、コロナ禍での学校現場の課題解決を支援・推進してまいります。
ICT教育の課題
教育現場ではオンライン授業の普及が進み、生徒の健康管理表管理などの校務が必要不可欠となってきています。しかし、現況では未だ紙で運用されるケースが多々あり、ICT導入の妨げになっています。
- 採点・返却作業に時間がかかる。
- 生徒からの紙での提出物が多すぎて管理しきれない。
- デジタル教材で授業を実施したくても、紙の教材がたくさんある。

ドキュメントスキャナー ICT教育支援プロジェクト
2020年11月5日より小中高等学校に対し、ICT導入を円滑に推進できるよう、PFUドキュメントスキャナー及び、採点ソフト「デジらく採点2普通紙対応版」(※スキャネット社様ご提供)を25校へモニターとして無償提供する「ドキュメントスキャナー ICT教育支援プロジェクト」を実施いたしました。
導入後、プロジェクトにご参加いただいた小中高等学校の25校・137名(注1)からアンケートの回答を頂きました。その結果、紙をデータ化することで、教員92%の校務効率化につながったことが明らかになりました。


教員の採点作業や事務作業が効率化
1. 採点作業の効率化
教員85%が採点作業が半分以下(半日作業が2時間になるなど)に削減したと実感。
- 答案をまとめてスキャンし、採点ソフトで同じ問いを並べて一括採点。
- 採点結果をすぐに分析可能。
- クラウド上で添削して、休校中でもすぐに配布ができる。
※アンケート結果は、採点ソフト「デジらく採点2普通紙対応版」以外の活用も含まれます。

<教員の声>
- モニター実施をきっかけにして、本校の入試でA3対応スキャナーを導入して大規模にデジタル採点を行うことにしました。1900名の答案を2台で処理し、30分~40分で全て読み込みできました。生徒の答案が鉛筆なため、どうしても薄い濃いが出ます。コピー機での設定では画質の限界があったので、入試という厳密さを求める業務では何より助かりました。またバーコードでの読み込み仕分けができたことが何より業務の効率化に役立ちました。
- テスト結果が偏差値など色々なデータに変換されていた点が、採点の効率化以上にメリットに感じました。大規模校であれば、もっと採点効率化を感じられると思います。
- レポートなどもデータ化し、クラウド上で添削して配布できるようになり、休校措置が取られたとしても大変安心できるものでした。
2. 事務作業の効率化
紙のデータ化で、教員の事務作業が効率化。
- 資料の検索性があがり、書類探しの時間を大幅に短縮。自宅や外出先でも書類を閲覧。
- 職員会議資料や教材などの情報共有を促進。
- 書類保管の省スペース化を実現。セキュリティ面も向上。

資料の検索性が向上

情報共有の促進

省スペース化

<教員の声>
- 紙媒体の資料を簡単に検索可能なPDFにすることができ、省スペース、検索時間の短縮ができた。
- データの共有速度と精度が非常に高まりました。とくに教員は教科書、プリント、その他資料が多く、多岐にわたるので助かります。
- 進路関係の過去のデータもデジタル化し、フォルダごとに仕分けできたので、省スペースなどにもつながった。
- 生徒に紙をすぐに返すことで資料をためることがなかったですし、データ化して時間のある時にゆっくりと確認する機会を得られました。
- 中学生とその保護者対象の学校説明会で配布した、アンケート用紙をスキャンするためにも活用できました。700人分のアンケートの集計を人力で行わなくて良くなりました。
※著作権の対象となる教材をスキャンし、授業の範囲で配布することは「授業目的公衆送信補償金制度」に"準ずる範囲"で権利者に個別の許諾を要することなく利用可能です。詳細は文化庁ホームページを参照ください。
ご参考 ICT教育×スキャナー活用記事
fiシリーズについて
fiシリーズは、大量の紙をスピーディーに電子化できる業務用イメージスキャナーです。金融、医療、官公庁、製造業など、さまざまな業務シーンでコスト削減・働き方改革をサポートします。一貫したお客様目線のものづくりと妥協しない品質にこだわり続け、世界各国で数多くのお客様にご愛顧いただき、世界シェアNo.1(注2)を獲得しています。

ScanSnapシリーズについて
「ScanSnap」シリーズは持ち運べるコンパクトモデルから、デスクにおけるモデルまで、多種多様なラインアップを取り揃えています。また、e-文書法にも対応(注3)し、ビジネスでも安心してご利用いただけます。PC/Macや、iOS/iPadOS/Android(注4)でもご利用可能です。

デジらく採点2普通紙対応版について

普通紙(コピー用紙)で実施した記述式テストをスキャナーで読み取り、パソコンで自動&簡単らくらく採点!小テスト・定期試験から入学試験まで、全てのテストに対応できるデジタル採点システムです。
①採点時間が1/3に短縮、②正確な採点、③採点後の分析データで学生・生徒の学習指導ができるのがポイントで、2020年7月より兵庫県立高校全校の147校で導入されています。
「レポートパック出力」「Google Classroom連携機能」「分散採点機能」などが、標準機能としてご利用いただけます。
デジらく採点2普通紙対応版 年間利用料
校内フリーライセンス 公立学校99,000円(税込)、私立学校330,000円(税込)
1ライセンスパック 22,000円(税込)
スキャネット株式会社:https://www.scanet.jp/
調査概要
- 調査対象:ドキュメントスキャナー ICT教育支援プロジェクト参加者 25校・137名
- 調査方法:アンケート形式
- 調査期間:2021年1月26日~2月12日
商標について
- ScanSnapは、株式会社PFUの日本における登録商標です。
- その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
注釈
- (注1)採点作業のアンケート結果は、全25校・全137名中の採点作業を活用された70名のアンケート結果となります。
- (注2)ドキュメントスキャナーを対象とする。日本・北米はKEYPOINT INTELLIGENCE社 (InfoTrends)により集計(2019年実績)、ドキュメントスキャナー集計よりMobile/Microを除く6セグメントの合計マーケットシェア(主に8ppm以上のドキュメントスキャナー全体)。欧州はinfoSource 社(2019年実績)の集計に基づく、西欧地区(トルコとギリシャを含む)におけるシェア。
- (注3)「e-文書モード」で原稿をスキャンすることで、財務省の省令(電子帳簿保存法)、及び厚生労働省の省令に定められた要件のイメージデータを作成できます。
- (注4)iOS/iPadOS/Android は、Wi-Fi搭載のScanSnapと連携することができます。
関連リンク
- 新型コロナウイルス対策支援・学校における働き方改革へ 「ドキュメントスキャナー ICT教育支援プロジェクト」を開始
- 「ScanSnap」紹介サイト
- 「fiシリーズ」紹介サイト
- ペーパーレスで学校の働き方が劇的に変わる
以上
<お客様お問い合わせ先>
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