楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0 アップデートパック 5 (V5.0L40)
楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L10、V5.0L11、V5.0L20、V5.0L30および、V5.0L31(以下、楽²ライブラリ)で発生した問題を修正するためのアップデートパックです。
対象製品/版数
- 楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L10
- 楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L11
- 楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L20
- 楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L30
- 楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L31
修正内容
以下に、主な修正内容を記載します。
アップデートパック5の修正
- 連携ソフトウェアの監視フォルダの一括連携機能の有効/無効を楽²ライブラリのブラウザ画面で設定できるようにしました。
- 連携ソフトウェアの監視フォルダの一括連携機能で、連携しているバインダのタイトルを変更すると、対応しているフォルダ名が変更されるようにしました。
- 楽²ビューアで上書き保存時に、他の利用者が編集していないにも関わらず、「一定時間サーバにアクセスできなかったため、他の利用者が編集してしまいました。保存せずに終了するか、ローカルに保存して下さい。」というエラーメッセージが表示され、保存できない場合がある問題を修正しました。
- 連携ソフトウェアの監視フォルダの一括連携機能で、監視対象のフォルダ構成内に連携されないフォルダがあると、連携設定されない場合がある問題を修正しました。
- 連携ソフトウェアの監視フォルダの一括連携機能で、長い名前のキャビネットやバインダタイトルを含むバインダとの連携ができない問題を修正しました。
- 連携ソフトウェアの監視フォルダの一括連携機能で、監視対象のフォルダパス名にシフトJIS 2バイト目の文字コードが0x7cとなる文字(竹、芸など)が含まれていると、同じファイルが何度も取り込まれる場合がある問題を修正しました。
アップデートパック4以前の修正
アップデートパック 4(V5.0L31)はアップデートパック3に以下の修正を行いました。
- 楽²ビューアに以下の機能を追加しました。
- 検索結果をハイライト表示する機能を追加しました。
なお、既に取り込み済のデータをハイライト表示するためには、再度、テキストの抽出を行う必要があります。 - 2ページを1ページに結合する機能を追加しました。
- 表面、または裏面を一括削除する機能を追加しました。
- 検索結果をハイライト表示する機能を追加しました。
- ファイルのアクセスをチェックするソフトウェア(ウイルス対策ソフトなど)がサーバまたはクライアントにインストールされている環境で、バインダ保存時にページデータが消失、または更新されない場合がある問題を修正しました。
- ある特定の条件で、パスワードを入力しなくても、パスワードが設定されている書庫やキャビネットを開くことができる問題を修正しました。
- 楽²ライブラリ パーソナル V5.0 サービスパック5(V5.0L31)以降の楽²ビューアでバインダを開くことができない問題を修正しました。
- 楽²ビューアの目次ページで原稿の並び順を変更しても、意図した状態に変更されない場合がある問題を修正しました。
- Internet Explorerの保護モードが有効、かつ「Raku2 ImageWriter」のメタファイル スプーリングがオンの時に、Internet Explorerで、「Raku2 ImageWriter」への印刷がエラーとなり、バインダへ取り込めないことがある問題を修正しました。
アップデートパック 3(V5.0L30)はアップデートパック2に以下の修正を行いました。
- 連携ソフトウェアに「監視フォルダ一括連携」機能を追加しました。
- 連携ソフトウェアで、ファイル取り込み時の動作を指定できるようにしました。
- 連携ソフトウェアで複数ファイルを連続して取り込み中に、取り込み先バインダを楽²ビューア(更新)で開くと、連携ソフトウェアの取り込みに失敗することがある問題を修正しました。
- 連携ソフトウェアのサービス設定で、日本語のアカウントが設定できない問題を修正しました。
- 連携ソフトウェアで連続してファイルを取り込むとメモリ使用量が増加する問題を修正しました。
- クライアントライセンス数と同じ数の更新/上級更新ユーザーが登録されている場合に、管理者のパスワードを変更できない問題を修正しました。
- 楽²ビューアでバインダを保存するときに、他システムの影響でバインダのページデータが消失する場合がある問題を修正しました。
- 書庫名またはキャビネット名に「%」「#」「+」が含まれている書庫またはキャビネットが削除できない問題を修正しました。
- 楽²ライブラリ パーソナルで作成した名刺バインダをインポートすると、インポートした名刺バインダの名刺を操作できない問題を修正しました。
アップデートパック 2(V5.0L20)はアップデートパック1に以下の修正を行いました。
- 特定のPDFファイルを楽²ビューアに取り込むと、エラーが発生し取り込みができない場合がある問題を修正しました。
- 楽²ビューアでファイル取り込みを行うと、デフォルトプリンタに印刷されて取り込みができない場合がある問題を修正しました。
- 印刷解像度が統一されていない複数シートのMicrosoft Excel®のファイルを楽²ビューアに取り込むと、ファイルの取り込みが行われない問題を修正しました。
- 長い名前のプリンタを通常使うプリンタに設定した場合、楽²ビューアを起動するとエラーが発生する場合がある問題を修正しました。
- 楽²ビューアの動作環境の設定で表示モードが「最大表示」に設定されている場合、「右90度回転」「左90度回転」「ファイル取り込み」「連続めくり」や、編集情報を追加するとエラーが発生する問題を修正しました。
アップデートパック 1(V5.0L11)はV5.0L10に以下の機能追加および修正を行いました。
- 楽²ビューアで元原稿(電子データ)を修正すると、修正内容が原稿に反映されるまでに時間がかかる場合がある問題を修正しました。
- Microsoft® Office 2000がインストールされている環境で、Microsoft® Office Excel®のファイルを楽²ビューアで取り込んだ際、正常に取り込まれず、閲覧できない場合がある問題を修正しました。
- 楽²ビューアでページを削除した後で、ページめくりを実行すると、アプリケーションエラーが発生する場合がある問題を修正しました。
- 楽²ビューアでバインダを開くと、メッセージ「他でバインダを更新、移動、削除されたため、指定のページが見つかりませんでした。ブラウザを最新の情報に更新した後、再度実行してください。」と表示され、特定のページが閲覧できない、またはページデータがなくなる場合がある問題を修正しました。
- フラットベッドスキャナから複数枚の名刺を並べて読み取る方法の場合、連続して楽²ビューアに読み取りを行うと、1回目に取り込んだ名刺が複数取り込まれる問題を修正しました。
- パスワードつきバインダを「ビューア付きデータファイル(*.exe)」でエクスポートした場合、楽²ビューアがインストールされていない環境で起動すると、2ページ目以降が閲覧できない問題を修正しました。
- 楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0より前のバージョンで作成した付箋紙の付いているバインダを、連携ソフトウェアの取り込み先やアプリケーション印刷の出力先に指定したとき、取り込めない場合がある問題を修正しました。
適用時の注意事項
- 本アップデートパックは楽²ライブラリが動作するサーバ上で実行してください。
- インストールを実行すると、サーバの再起動が必要になります。
- 本アップデートパックでは、楽²ライブラリのサーバアプリケーションにのみ適用されます。
適用後、すべてのクライアントマシンで、楽²ビューアも必ずアップデートしてください。
※楽²ビューアをアップデートしないと、以下のエラーとなりバインダを開くことができない場合があります。
- クライアントマシンで楽²ライブラリ パーソナルをご使用の場合は、合わせて楽²ライブラリ パーソナルの最新サービスパックを適用してください。
適用方法
対象バージョンの確認
※サーバマシン上で実施ください。
※現在ご利用中の楽²ライブラリがアップデートパック5 適用対象バージョンであるかをご確認ください。
ここでは、Windows Server® 2008の場合を例に説明します。選択するボタンや項目の名前は、オペレーションシステムによって異なりますので、それぞれのボタンや項目を選択してください。
- [スタート]-[すべてのプログラム]-[楽2ライブラリ クライアントサーバ]-[お読みください]を開いてください。
- "楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L10"、"楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L11"、"楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L20"、"楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L30"または"楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L31"と記載されていることを確認してください。
楽²ライブラリ サーバアプリケーションの適用
※"楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L10"、"楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L11"、"楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L20"、"楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L30" または"楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0L31"がインストールされたサーバマシン上で実施ください。
※アップデートパック5 適用中、サーバマシンの再起動が必要となります。
ここでは、Windows Server® 2008の場合を例に説明します。選択するボタンや項目の名前は、オペレーションシステムによって異なりますので、それぞれのボタンや項目を選択してください。
- “Raku2Ent50UP5.exe”をダウンロードし、楽²ライブラリが動作するサーバに保存します。
※ファイルサイズが大きいので、必ずダウンロードしてから実行してください。 - ダウンロードしたexeファイルを実行すると、自己解凍が始まり、"Raku2Ent50UP5"というフォルダが作成されます。
- ”楽²ライブラリ 連携ソフトウェア”がインストールされているか確認します。
[スタート]-[プログラム]-[楽2ライブラリ クライアントサーバ]を開き、メニューに[お読みください(連携ソフトウェア)]がある場合は”楽²ライブラリ連携ソフトウェア”がインストールされています。
※サーバに連携ソフトウェアがインストールされている場合:4.へ
※サーバに連携ソフトウェアがインストールされていない場合:7.へ
- [スタート]-[管理ツール]-[サービス]で、サービスの一覧を表示します。
- 以下のサービスを順に停止します。サービス名を選択し、「サービスの停止」を選択すると、サービスを停止することができます。
- Raku2 AutoImp Service
- Raku2 AutoTool Service
- Raku2 ImageWriter Service (※V5.0L10、V5.0L11の場合のみ)
[スタート]-[コントロールパネル]-[プログラムと機能]から「楽2ライブラリ 連携ソフトウェア」をアンインストールします。
アンインストール後は必ず、コンピュータを再起動してください。
- Raku2Ent50UP5/Raku2Ent.exeファイルを実行します
画面の指示に従ってインストール(アップデート)します。
インストール後に、再起動のメッセージが表示された場合は、コンピュータを再起動してください。
- [スタート]-[すべてのプログラム]-[楽2ライブラリ クライアントサーバ]-[お読みください]を開き、" 楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0 アップデートパック5(V5.0L40)"と記載されていることを確認します。
<連携ソフトウェアを利用する場合>
連携ソフトウェアを利用する場合は、引き続き、以下の手順に従ってください。
- Raku2Ent50UP5/Raku2AutoImpフォルダ配下のsetup.exeファイルを実行します。
画面の指示に従って、楽²ライブラリ 連携ソフトウェアをインストールします。
インストール完了後は必ず、コンピュータを再起動してください。
ダウンロードデータ
楽² ライブラリ クライアントサーバ V5.0用 アップデートパック 5
楽²ビューアの適用
※クライアントマシン上で実施ください。
※楽²ビューアがインストールされている全クライアントマシンにてインストールを実施し、全ての楽²ビューアバージョンを統一してください。
ここでは、Windows Vista® の場合を例に説明します。選択するボタンや項目の名前は、オペレーティングシステムによって異なりますので、それぞれのボタンや項目を選択してください。
- インターネットエクスプローラを起動し、楽²ライブラリのTOP画面を表示します。
- 楽²ライブラリTOP画面から[インストール]をクリックし、"Raku2.exe"のダウンロード後、インストールを実行します。
インストール完了後、再起動を促すメッセージが表示された場合は、必ずコンピュータを再起動してください。
- インストール完了後、任意のバインダを開き、[環境設定]から[バージョン情報]タブを開き、"楽2ビューア V5.0L25"と表示されていることを確認します。
以上で楽²ライブラリ クライアントサーバV5.0 アップデートパック5の適用は終了です。