文系出身からシステムエンジニアとしてスキルアップ
大学では文系の学問を専攻していましたが、個人プレーよりもチームで成果をつくり上げる仕事に魅力を感じ、システムエンジニアの道を志しました。就職活動の中でPFUに出会い、チームワークや一体感があって、真面目で優しい雰囲気が自分に合いそうだなと感じました。また、プロジェクトの上流工程からお客様と直接関わりながら開発を進められる環境にも強く興味を持ち、入社を決めました。
入社当初は、技術的に深い議論でついていけなくなる場面や、情報系の出身者との知識量の差に不安を感じることもありました。そんなときは、わからないことをそのままにせず、自分なりに考えて積極的に質問しました。そうやって周囲から学び続けることで、着実に成長できたと感じています。
実際に、PFUには自己啓発支援や資格取得の補助、体系的な研修制度など、知識とスキルを段階的に身につけられる環境が整っています。特に、私の部署ではシステムエンジニアのスキルパスに沿った育成支援や、最新技術を吸収するための機会が豊富にあり、文系の出身者でも業務に直結するスキルを着実に磨けます。一貫して関われるからこそ得られる達成感
現在は管理職として大規模な経理システム開発プロジェクトで、チームリーダーを行うメンバーやプロジェクトマネージャーを補佐しながら進捗・品質・コストの管理を担当しています。
取り組み中のプロジェクトは、お客様への提案から開発、導入後の運用・保守まで一貫して担当できるのが大きな特徴です。実際にシステムを利用しているお客様や情報システム部門の方と直接やりとりができるので、本当に求められている機能や改善案を提供できることに達成感を感じます。
また、開発だけでなく運用フェーズにも長期的に関わるので、数年続くお付き合いの中でお客様との信頼関係を築けることは、このプロジェクトならではのやりがいです。部内では、同じお客様を担当する別チームとも情報を共有し、お互いにフォローしながらより良いシステムの構築を目指しています。チームを越えて協力できるチームワークの良さも、この部署の強みだと思っています。
これからの挑戦
今後の目標は、管理職としてチームのエンゲージメントを高めてより良い職場環境を築くことです。
2025年4月に管理職へ昇格したので、チームメンバーのマネジメントやチームビルディングを行う立場になりました。私は管理職になる前まで、成果の数字だけでなく、どのように取り組み、どんな努力を重ねてきたのかというプロセスまで正当に評価してもらえることに、大きなやりがいを感じてきました。今度は自分がフォロー・マネジメントする立場として、メンバーにも同じように「頑張りがきちんと評価される」経験をしてもらいたいと思っています。
そのために、日々の進捗を確認する朝会に加えて、週に1度、チーム会を設けてメンバーが現在どのような作業を行っているのか、抱えている困りごとや課題はないか、を聞くことに力を入れています。そこで見えてきた改善点は積極的に取り入れ、チームメンバーが挑戦しながら力を発揮できる環境づくりを進めていきます。
また、チームメンバーはリモート環境で勤務することも多いですが、オンライン会議やチャットを活用してなるべくリアルタイムでコミュニケーションを取れるよう意識しています。さらに、月に1度は1on1ミーティングで個別に会話し、今後のキャリアについてのフォローアップも行っています。
島本 翠の
これまでのキャリア
- 1 年目 OJT指導のもと、小売関係の顧客のシステム開発を担当
- 2 年目 お客様対応を含む、システム開発(設計から導入まで)を担当
- 3~5 年目 サブリーダーとしてお客様のグループウェア導入/運用を担当
- 5~8 年目 チームリーダー、プロジェクトマネージャーとして複数案件の開発プロジェクトのマネジメント、運用保守を担当
- 9 年目~現在 600人月規模の経理システム開発プロジェクトに参画。チームリーダー、プロジェクトマネージャーの補佐としてプロジェクトQCD達成に尽力中