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私のデジタル勉強法 vol.2 |ScanSnap iX2500の進化を実感したスキャン会

私のデジタル勉強法 vol.2 |ScanSnap iX2500の進化を実感したスキャン会

こんにちは、医師でイラストレーターのだすまんちゃんです。

前回の記事では、学生から医師になるまでの歩みと、デジタル勉強法にどのように支えられてきたかを振り返りました。

今回はその続きとして、ScanSnapの最新モデル iX2500 を実際に使った体験についてお話ししたいと思います。

これまで長くiX1600を使い込んできた私ですが、新機種を初めて試したときの衝撃は想像以上のものでした。そしてその場が、久しぶりに同期と集まるきっかけにもなり、単なる「作業会」を超えた時間となりました。

目次

    書類も、思い出も、自由自在。情報整理に長けたスキャナーScanSnap

    「教科書を電子化したい」同期の女性医師とスキャン会

    今回のスキャン会は、医師になって以来なかなか会えなかった同期の女性医師と行いました。

    きっかけは「そろそろ教科書をまとめて電子化したい」という彼女の一言。私自身も紙の専門書をどうにかしたいと思っていたので、「じゃあ一緒にやろう」と声をかけ合い、休みを合わせて集まることになりました。

    自分がデータ化したいもの、それから裁断機と最新のiX2500を準備しました。

    digiup333_02_ScanSnapReport_dasman.pngページを裁断する「ザクッ」という音が響き、切り分けた紙束を一気にスキャナーに通します。ページが次々にデータに変わっていく様子を2人で見守りながら、「これは早いね」「前の機種と違うね」と、感想を口にしました。

    医学生の頃、同じ机に並んで勉強した時間を思い出しながら、今度は「学びの土台を整えるための時間」を2人で共有しているように感じました。

    スキャン速度と安定感、操作性や仕上がりにもScanSnap iX2500の進化を実感

    この日が私にとってiX2500を初めて使う機会でした。

    長年iX1600を使ってきたので「十分満足しているし、そんなに変わらないだろう」と思っていたのですが、実際に触れてみるとその考えはすぐに覆されました。

    まず気づいたのは、処理速度と安定感です。何百ページもある教科書でも紙詰まりの不安がなく、驚くほどスムーズにスキャンが進みました。作業が滞らない安心感は想像以上に大きく、効率が格段に上がったのを実感しました。

    次に感じたのは操作性です。大きくなったタッチパネルは視認性が高く、設定変更も直感的に行えます。同期もすぐに操作に慣れていて、誰でも迷わず使える点が印象的でした。

    digiup333_03_ScanSnapReport_dasman.png

    さらに、スキャン後の仕上がりも向上していました。図版や写真が多い医学書でもモアレや色の歪みが少なく、紙の質感を損なわない自然なデータが得られます。紙と同じ感覚で読める安心感は、学びに直結する重要なポイントでした。

    こうして作業が驚くほど短時間で片付き、「思ったより早く終わったね」と笑い合いながら、お互いの近況をゆっくり話す時間が生まれました。

    スキャン体験の感想をきいてみた

    スキャンが終わったあと、2人でお茶を飲みながら近況を語り合いました。

    彼女は「専門医試験の勉強に、このデータ化した教科書がすごく役立ちそう」と話していました。重い本を持ち歩かなくても、タブレットでどこでも確認できることの便利さを実感している様子でした。

    私自身も同じで、今回スキャンした教科書を日常の診療や学びにすぐに取り入れています。検索性の高さや参照のしやすさは、忙しい日々の中で学びを続けるための強い味方です。

    学びを診療に活かし、よりよい医療を提供する

    こうして電子化した教科書は、単に自分を楽にするだけではありません。そこから得た知識が診療に活かされ、最終的に患者さんへの還元につながるのだと改めて感じます。

    診療の場で「治療方針をもう一度確認したい」と思ったとき、すぐに自炊した専門書にアクセスできる。正確な情報を踏まえて患者さんに説明や治療を提供できるのは大きな意味があります。同期が専門医試験に向けて効率よく勉強を進められるのも同じで、学びの成果は必ず臨床の現場に返っていくはずです。

    個人の便利さを超えて、最終的に患者さんにより良い医療を提供できる。iX2500でのスキャンは、その循環を支える大切な一歩になったと実感しています。

    医師としての学びを支える道具の進化に感謝

    振り返れば、iX2500を使った今回の体験は、単なる新製品レビューではなく、私自身の学びの姿勢をもう一度振り返る時間となりました。

    「どんなに忙しくても学びを止めない」――それを支えてくれる道具の進化に、心から感謝しています。そして、その場を同期と共有できたことは、私にとって何よりの財産になりました。

    次回は、少し意外なテーマを取り上げます。

    ScanSnapを活用しているのは、教科書や医学書だけではありません。実は私の趣味であるウクレレの楽譜や、複数拠点での生活、本棚を置かない部屋づくりといった日常の場面にも大きな役割を果たしています。

    「スキャナーが暮らしや趣味にどう関わるのか?」と思われるかもしれませんが、そこには学びの未来につながるヒントが隠されています。お楽しみに!

    ScanSnap_iX2500

    ScanSnap iX2500

    毎分45枚の両面高速スキャンで、驚くほどスピーディーに電子化。静電容量式タッチパネルによる直感操作で、誰でも簡単にスマートに使えます。原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。Wi-Fi対応で各種クラウドサービスへのデータ転送も簡単に行えます。

    この記事を書いた人

    医師・イラストレーター だすまんちゃん

    個人サイト

    ScanSnapプレミアムアンバサダー。 ScanSnapでスキャンした教科書をiPadで読み、書き込みも行うことで効率が大幅にアップする「デジタル勉強」を活用して、医師国家試験に見事合格。現在は現役の医師として勤務する傍ら、イラスト展示会の開催やLINEスタンプの販売など、イラストレーターとしても活躍中。

    dasmanchan

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