AIが"片づけの相棒"に?講師業の幅が広がるScanSnap×NotebookLM 活用術 ―アイデア出しから資料整理まで、まるっとAIを使ってみた―

ScanSnap整理収納コンシェルジュのあきやまなおこです。
この度、2025年10月に開催された整理収納フェスティバルにおいて、株式会社PFU様のブースで「ScanSnap✕AI活用セミナー ~AIをちょっと身近に。ScanSnapとNotebookLMで、マイ家電コンシェルジュをつくろう~」のミニセミナーに登壇しました。

ScanSnap✕AI活用セミナーの様子
「NotebookLMははじめて知りました」という参加者も多く、これから注目されるAIとして期待しています。
AIを身近に感じてもらい、情報整理の効率化をサポートする、NotebookLMですが、ScanSnapと組み合わせることで、さらに活用の幅が広がります。
今回は、私のNotebookLMの使い方の一部をご紹介します。
目次
講師の「情報整理の悩み」をAIで解決する時代へ
講師業をしていると、講座のアイデアをまとめたり、講座の準備に大量の資料やアンケートが散らかってしまうことはありませんか?
このようなときに、資料やアンケートを取り込んで、AIでアイデア出しを手伝ってもらうことで、大量に溜め込んだ資料を最大限に活かすことができるようになります。おそらく、過去に受けたセミナーの資料を「いつか見るかも...」と書類やPDF等で保存している方が私以外にもいるはずです。
そこで、保存している資料をすべてNotebookLMに取り込み、データベースを作ることで、いつでも手持ちの資料から、必要な情報を探すことができるのです。
そして、NotebookLMに取り込みができるデータ形式に変換する際に、ScanSnapが大活躍するのです。

ScanSnap iX2500
Step1:アイデア出し・壁打ち相手にAIを使う
アイデア出しや壁打ちをするにあたり、NotebookLMに下記質問を投げかけてセミナータイトルを考えます。
以下の内容のプロンプトを入力します。
「ScanSnapとNotebookLMを使ってセミナーを開催します。
取扱説明書を取り込んで、家電コンシェルジュを作ろうと思います。
その流れをセミナーで紹介します。セミナータイトルを考えて」
すると、下の画像のように4つのタイトル案を出してくれました。


今回は、すでにセミナータイトルが半分決まっていたので、4つのタイトル案の中から1つ目の案をベースに後半部分のみ「ScanSnapとNotebookLMで、マイ家電コンシェルジュをつくろう」というタイトルに決定しました。
このように、NotebookLMに取り込んだソースを元にセミナータイトルを絞ることで、セミナーの目的からズレないタイトルを決めることができます。
Step2:アンケート内容をAIに分析してもらおう
私の場合、「整理収納アドバイザー2級認定講座」という、資格を認定するためのセミナーを毎月開催しています。そのセミナー終了後に紙のアンケートに記入してもらいます。
今までは、事後アンケートを回収し、ScanSnapでスキャンして終わり、となっていました。
そんなアンケートをNotebookLMにアップロードし、
「アンケートの回答で多い意見から上位10個をまとめて一覧表にして。」
と入力するだけです。

ソース欄ではその都度NotebookLMに参照してほしいデータのみにチェックを入れます。真ん中のチャット欄では指示を出します。

NotebookLMからの回答でグレーの丸に数字が書いてあるのは、その根拠となるソース(資料)の番号です。1クリックで該当資料を開けます。
このように、多く寄せられた意見をまとめてくれるので、告知ページに私の講座のPRポイントを反映することができます。
そしてこの結果を画面右にあるStudioのレポートに出力することができます。


また、今後の講座運営にあたり、改善点を拾い出すこともできるので、ひとり反省会をするにももってこいです。
Step3:受講したセミナー資料をAIにまとめてもらおう
今までに、スキルアップを目的として受講したセミナーのレジュメ資料。その多くはスキャンしてクラウドにデータ保存していました。
いつでもすぐに見たいデータが取り出せるため、元々データ整理が苦手だった私にとっては、安心な保存先となっていました。
一方で、保存したデータは活用することなく長期間保存することになります。
そのためデータを処分するタイミングを見失ってしまい、その結果、クラウドの容量を圧迫し、課金が増え続ける問題が起こっていました。

そこで、新規ノートブックを「スキルアップセミナー」というタイトルで作りました。
すべてのレジュメ資料をアップロードをすることで、「整理収納」というジャンルでも目的によってセミナー内容のポイントをまとめてくれます。
例えば、書類整理に関係する資料だけを参照したい場合は、ソースに上げた資料から、書類のセミナー資料のレ点チェックだけ残し、それ以外のチェックをはずします。
そうすることで、参照とする資料を限定し、まとめることができるのです。

また、NotebookLMは、画面右側にStudioという機能があります。
Studioには
- 音声解説
- 動画解説
- マインドマップ
- レポート
- フラッシュカード
- テスト
の6つの機能があります。


これらを活用することで、
- 資格試験の勉強に
- 音声解説を作り、耳からインプット
- 要点をマインドマップにまとめる
- 他のセミナー資料とあわせてオリジナルレポートの作成
とさらに効率よく学習するための教材を作ることができます。
まとめ
今回、ご紹介した、NotebookLMの活用方法は、ほんの一部です。
そして、他のAIと違い、講師がチェックした、信頼のおける一次情報をもとにデータベースが簡単に作れる、という点において優れています。
これからは、受講したすべての講座の資料を、全部NotebookLMにアップロードすることで、「クラウドにPDFのデータを保存する」という作業が不要になるかもしれません。
NotebookLMは講師業をしている方にとって、革新的なAIであり、そしてScanSnapにとっても一番相性の良いAIとして、今後の活躍を期待しています。
この記事を書いた人

2010年の自宅リフォームで荷物整理に苦戦したことがきっかけで、整理収納アドバイザーの資格を取得。心理学も学び、2014年に 神戸お片づけレッスン ミライ リフォーム-未来改革- を開業。現在は累計開催280回(延べ受講生1000名以上)、お片づけサービス、メンタルケアマネージャーとしてコーチングセッションを提供している。
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