ScanSnap iX110に、AI時代の10年の相棒になってくれるポテンシャルを感じた話

これからはどこでも書類をスキャンできる時代になるんだ!
ScanSnap iX110が発売されたことで、その前モデルであるiX100を購入した時の気持ちを思い出した。
ペットボトルのようなサイズで、充電式で持ち歩けるスキャナー。
手にした日の感動は、今も忘れられない。

そんな、感動から11年の歳月を経て、後継機が発売されたということで、今回は1台ご提供をいただいた。
いまだ現役のiX100と比較しながら、11年の歳月で変わったこともふまえながらご紹介していきたい。
目次

まずは何と言ってもUSBタイプCへの対応!
MicroUSBで充電する端末もどんどん手元からなくなってきている中で、iPhoneとの充電にもMacbookとの接続にも便利なタイプCケーブルが使えるのは嬉しい。
注意点としては、本体に付属するケーブルがタイプAとタイプCを接続するためのものであるくらいだろうか。
Macbookと直接繋いで使うときや、初期設定ではタイプCケーブルでの接続が便利なので、用意しておくと初期設定もスムーズだった。

基本的な使い方は、前モデルと基本的には変わっていない。
11年ごしの新機種だからもっと革新的な変化があるのか!?と期待してしまう気持ちもあったけれど、思えば11年前機種を使っていて特に不足することもなかったのだから、もうすでに完成度が高いモデルだったのだと改めて感心させれる。

小さな名刺やレシートは2枚同時に差し込んでもいいというのも改めて見ると面白い機能だ。
どちらかというと、2枚ずつ入れる!というよりは、手元にある紙を交互にどんどん差し込んでいくとスキャンされていく感覚で、スピード感のある使い方ができるのはとても助かるところだ。

また、前機種でも対応していた部分ではあるが、マイナンバーカードや免許証といったプラスティック製のカードをスキャンできるのも嬉しい。
メールやWEB上でのやり取りが増える中で、たまに必要となるこれらのカードの提出だけど、スマホのカメラでスキャンすると表面が照明の反射で光ってうまく撮れないことも多い。
まだまだこの分野でScanSnapは重宝するなと感じている部分だったりする。
その一方で、この11年でスマートフォンのカメラや書類の読み取り精度も大きく進化した。
ちょっとした書類の保存を行うのであれば、ScanSnap iX110を出張に持って出歩くという場面も減ってきているように思う。
ただ、改めてこの小ささと充電式でコードに縛られない自由さは、リモートワークが当たり前となった今の時代にこそ求められている「家庭用スキャナー」の要件を満たしているようにも感じる。

今回、ScanSnap iX110のデザインカバーを「イラストレーター・せきの」さんが、ラップケースのように見立てて作っておられたけれど、まさにiXはこのぐらい家庭で身近な電子化のための道具として使われるようになっていくのではないだろうか。
子供の持って帰ってきたプリントや、ゴミの日カレンダー、たまにある在宅勤務での仕事での用途など、ScanSnap iX110は幅広く活躍できるだろう。
もちろん、書類のデータをどう分類して保存し、活用するのか......というのはシンプルな使い勝手の代わりに犠牲になりがちなところだ。
しかし、2025年の現在は「AI」がそこをカバーし始めている。
GoogleドライブやDropboxに一括で書類データを入れておけば、AIがそこから必要な情報を整理し引っ張ってきて教えてくれる。
一昔前であればSFだった使い方が現実になる日も着実に近づいてきている。

AIがどんどんと進化するこれからの10年を活躍してくれる相棒。
ScanSnap iX110にはそういうポテンシャルを感じずにはいられない。
ぜひ、はじめて手にする手軽なスキャナーとしてもおすすめしたいと思う。
この記事を書いた人

docket store(ドケットストア)店主。文具と収納用品のセレクトを中心としたお店を大阪府箕面市で2018年にスタート。スマホカメラでの紙もの撮影を快適にする『レシートスキャンボード』など、オリジナルアイテムも展開する一人文具メーカー。マツコの知らない世界に出たい。
おすすめ記事

アイデアを生み出し、その後もAIで活用。A6用紙が役立つトレイの話
いいアイデアはどうすれば生まれるんだろう。 そんなことに思い悩んでいるのは、きっと私だけではないだろう。 オリジナル商品やイベントの企画を考える時はもちろん、業務の効率化や大事な人へのプレゼントなど、


「人生が変わる 紙片づけ!」著者 石阪京子さんの "私が8年間ScanSnap iX100を使い続けている理由"
■この記事を書いた人 片づけアドバイザー・宅地建物取引士 石阪 京子(いしざか・きょうこ)さん家と心と向き合い、布団1枚から紙切れ1枚まで家を丸ごと片づける、LINEレッスン、ZOOMでのオンライン

ママだからこそ、ちょっと便利にデジタル活用♪〜整理収納アドバイザー・竹部礼子のデジタル整理ライフVol.5
「デジタル」「クラウド」、苦手さんにはまるで呪文か何かのように聞こえるかも?ですが、子育てに忙しいママにこそ使ってほしいデジタルツールをご紹介します。 上手に使って、家事の効率化やスムーズな家庭内の情



