デジタルもアナログも持ち運ぶ。封筒みたいなケースの話

「ノートパソコンが薄く軽くなったのに、それを守るケースが重くては本末転倒ではないか」
リュックにノートパソコンを入れて持ち歩く度にそんなことを思う。
もちろん、絶対に壊したくない高価な仕事道具だから、分厚くて頑丈なケースでガチガチに守る安心感も大切だ。
しかしながら、車での移動がメインの方なら、多少の重さは気にならないかもしれないけれど、電車や徒歩での移動が多い私のような人間にとって、毎日持ち歩くカバンの「重さ」は、ダイレクトに肩の凝りや疲労感につながってしまう。
ノートパソコン自体が重いのに、ケースまで重いとしんどい。
かといって、むき出しでカバンに入れたこともあるけれど、結構表面に擦り傷なんかもできてしまう。

そんな「ケースまで重いとしんどい問題」に悩む方に、ちょうどいい選択肢としてご紹介したいのが、先日リニューアルされ再販売された「ANAheim(アナハイム) Laptop Sleeve」だ。
目次
あの「伝説のプレゼン」を彷彿とさせる佇まい

このパソコンケースを見て、ある情景を思い出した方は、なかなかのガジェット好きかもしれない。
今から十数年前。スティーブ・ジョブズが、薄型のMacBook Airを世界で初めて発表した時。
彼はステージ上で、どこにでもある「封筒」から、スッとあの薄いパソコンを取り出した。
「パソコンが、紙の書類を入れる封筒に入ってしまう」 あの瞬間のワクワク感たるや、ものすごいものがあった。
もうずいぶん前の話なので、元ネタとして通じる人も減ってきているかもしれないが、それでも「最新の機械を、封筒に入れて軽快に持ち運ぶ」というスタイルには、普遍的なロマンがあると思う。
ANAheim Laptop Sleeveは、まさにそのロマンを体現したような、海外の封筒そっくりのデザインをしている。
紙のようで耐久性も備える。ギャップが魅力の「Tyvek®」

一見すると「ただの紙の封筒じゃないか」と思われるかもしれないが、実はこのパソコンケースは素材にもしっかりこだわりがある。
表面の素材として使用されているのは、DuPont(デュポン)社が開発した高機能素材「Tyvek®(タイベック)」。
紙のように軽やかな質感でありながら、耐久性・耐引裂性・防水性にも優れており、建築資材や医療用の防護服にまで用いられるほどタフな素材だ。
それでいて、ケースの重量は50gを切っている。
卵1個分よりも軽いケースに、表面を守るタイベックと内側にはクッション素材も装備している。
冒頭で紹介した通り、重たいノートパソコンを持ち歩く私たちにとって、ケースの重さがほぼ「ゼロ」に近づくというのは、信じられないほど肩の荷を下ろしてくれる。
開閉もベルクロ仕様でスムーズ。
大切なノートパソコンをやさしく、しっかりと保護してくれる。
リニューアルの要。中を二分する「仕切り」の恩恵

そして、今回リニューアルされたことにより、改善が加えられたのが内部の構造だ。
ケースの中を「2つに分ける仕切り」が作られたことで、2部屋ある構造に生まれ変わっている。

この仕切られたもう一つのスペースに「A4のクリアホルダーに入れた書類」やメモ、ノートなんかも入れられるのでデジタルなアイテムもアナログなアイテムも一緒に入れておくことができる。
これまでの1部屋の構造だと、パソコンの表面を一緒に入れたものが傷つけてしまう心配もあったが、これなら尖ったものや出っ張ったものを入れないようにすれば大丈夫だ。

更に、リュックの中でもかさばらず、スリムなデザイン(厚み約1.5cm)なので、すっきりと収めて持ち歩けるし、社内での会議用スペースへ移動する際などにもちょっとしたカバン代わりになる。
ミーティングの際にもらった書類は、クリアホルダーに入れてケースの中に入れて運び、自分のデスクに戻り次第、ScanSnapでデジタル化するのもいいだろう。

デジタル機器を入れるための道具なのに、どこか温かみがあり、愛着が湧いてくる。そんな道具としての余白があるのも、文具好き・道具好きの心をくすぐるポイントだ。
サイズは、13インチに対応したモデルに加え、今回から16インチの大きなモデルも展開されている。
ぜひ、ノートパソコンを入れるケースに悩んだら、 毎日を少しだけ身軽にしてくれる、この「ちょうどいい選択肢」をぜひ試してみてほしい。
この記事を書いた人

docket store(ドケットストア)店主。文具と収納用品のセレクトを中心としたお店を大阪府箕面市で2018年にスタート。スマホカメラでの紙もの撮影を快適にする『レシートスキャンボード』など、オリジナルアイテムも展開する一人文具メーカー。マツコの知らない世界に出たい。
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