ScanSnap

【2026年版】文具王が解説!ScanSnap全機種の特長と選び方

文具王が解説!ScanSnap全機種の特長と選び方

こんにちは、文具王の高畑正幸です。
文房具の研究や執筆、発信などを行っています。

仕事柄、膨大な資料の整理については以前から試行錯誤していて、20年以上前からScanSnapで紙資料をスキャンして書類整理を実践しています。

そんな経緯もあって「スキャナーはどれがいいですか?」と聞かれる機会も多いのですが、そのたびに私はScanSnapシリーズをオススメしています。
その理由もこれから話していきますが、ScanSnapには用途や目的に合わせて5機種がラインアップされていて、どれを選ぶべきか悩むところでもあります。

そこでこの記事では、長年使い込んできた立場から、現行の5機種――iX2500・iX2400・iX1300・iX110・SV600――と、スマホだけで始められる新機能「ScanSnap Camera」について、「実際に使う場面から見た選び方」を解説していきます。

すぐ機種選びに入りたい方は、下記の章から読んでみてください。

目次

    書類も、思い出も、自由自在。整理に悩まず、活用が進むScanSnap

    紙を減らしてラクにする。なぜスキャンが必要なのか?

    なぜ紙をスキャンしてデータにするのか。
    それは、紙の保管のための場所確保と、整理や取捨選択の時間。その両方から解放されるからです。

    私のデスクの周りには、常に複数台のスキャナーがスタンバイしています。

    文具王 高畑さんのデスク周り。ScanSnap2台と、フラットベッドスキャナー、プリンタ複合機まで。

    文具王のデスク周りには4台ものスキャナー

    文房具についての仕事をしているので、私の手元には、物も紙の資料も日々大量に集まってきます。
    ボールペンやステープラーのような文房具そのものは、現物がないと意味がないので、引き出しや収納ケースに整理して保管しています。
    書類、カタログ、パッケージ類なども貴重な情報源ですが、すべてを現物のまま保管しておくには、場所が足りません。

    そこで私は、現物を保存しておく必要性の低いもの――カタログやチラシ、業界誌、プレスリリース、パッケージなど――を片っ端からスキャンしてデータにして、現物は捨てています。

    紙は1枚ならほとんど場所を取りませんが、大量になればかさばりますし、整理整頓もたいへんです。
    捨てるかどうか悩む時間も、見えないコストです。
    保管のための場所と、整理や取捨選択の時間。その両方から解放されるのがデータ化の最大のメリットです。

    データは記録装置に納めてしまえば、中身がどれだけ増えても、物理的な置き場所はほとんど増えませんし、スキャン時に検索可能なPDFにしておけば、大量のデータから検索で必要なものを素早く探し出すこともできます。

    経験上、有価証券や契約書といった「現物に効力がある書類」以外なら、データ化済みの紙を捨ててもほとんど問題ありません。
    必要なときにデータの画像を見れば用は足ります。

    整理収納や片づけの世界でよく語られる「捨てる判断を後回しにしてしまう」という問題があるのですが、書類に関しては、スキャンでかなりの部分が解決します。
    現物は捨てても情報は残っているので、実質的には捨てていないのと同じです。

    ここだけの話ですが、大量にスキャンしたデータをどれだけ有効に活用できているのか?と言われると、正直痛いところです。
    スキャンしたデータの中にはあとで見返すこともなく死蔵されているものがたくさんあることはたしかです。

    でもスキャンしておけば、万が一必要になれば見られるという安心感を持ちつつ、捨てられます。
    部屋も片付くし、書類のことを一旦忘れることができます。
    実はこの「脳のリソース解放」だけでもデータ化の価値は大きいと個人的には思っています。

    だから、スキャンして捨てるという一連の行為は、安心してできる「捨てる練習」になります。

    まずは、捨てても大丈夫だとわかっている書類からスキャンして、紙を減らしましょう。
    書類が目の前から無くなるだけで、デスク周りも自宅もかなりスッキリします。
    片づけ上手になる一歩目としてもおすすめです。

    コツは、普段からこまめにスキャンして、書類を増やさないこと。

    とはいえ、普段から書類をスキャンしていくには、1つ大きなハードルがあります。
    「面倒くさい」という、心のハードルです。

    「面倒くさい」を乗り越えるには

    厄介な「面倒くさい」というハードル。
    この問題に対しては、「一番楽なもの」を「すぐ使える場所に置く」、というのが解決策になります。

    私がデスクの周りにスキャナーを置いているのは、デスクに座ったまま、手の届く範囲ですぐにスキャンできるようにするためです。
    すぐにスキャンできる状態にしておけば、スキャンを後回しにしなくなります。

    人間というのは、自分が思っているよりほんの少しだけズボラです。
    「1日5分だけ」がなかなか続かず、「◯◯するだけ」と言いながら、なかなか習慣化できません。

    わかりやすいのがキッチン家電。
    使っている最中は便利で楽しく感じているかと思いますが、使う前の準備やその後の片づけが「ほんのちょっと面倒」――たったそれだけの理由で、気がつけばもう何年も使わずに、棚の奥に押し込んだままにしてしまわないでしょうか。
    道具は、そのくらい些細な違いで、使われるか使われないかに分かれてしまいます。

    しかも、面倒くささと使用頻度の関係は、比例ではありません。
    面倒くささが増えるにつれて頻度が少しずつ減っていくのではなく、面倒くささが「限界」のラインを超えたとたん、使用頻度は極端に――ほぼゼロまで――落ちます。

    道具を買う前にイメージする使用量と、実際に使う量は違う。「カンタン」と「めんどう」の間に「限界」があり、限界を超えると使用量が一気に少なくなる。

    面倒くささと使用頻度の関係は比例ではなく、あるポイントから一気に使わなくなってしまう

    だから、道具は「一番楽なもの」を選んで、いつでもすぐ使えるところに置いてください。
    箱にしまっている、電源を入れるまでの手数が多い、トラブルが多い――そういう状態の道具は、まず使われなくなります。

    スキャナーで言えば「スキャンまでの手順が1つでも少なく」「1秒でも速く」「紙詰まりを起こさず」「止まらない」もの。
    そしてスキャンしたいと思った瞬間に手が届くところに置いておくこと。
    この2つがスキャンを習慣にするコツです。

    私がScanSnapを勧めるのは、まさにこれらの条件において圧倒的にレベルが高いからです。
    基本的な操作は書類をセットしてスキャンボタンを押すだけ。
    シンプルでわかりやすく、信頼性が高いのがポイントです。

    最近は、さらに手軽な入り口が増えました。
    スマホのカメラで撮るだけの「ScanSnap Camera」が、無料アプリの機能として登場しています(詳しくは後述します)。

    ScanSnapのメーカーであるPFUは世界トップシェアのスキャナーメーカー(*1)で、fiシリーズ(*2)のような1分間に150枚(300ページ)を読み取る上位機種を作っています。
    いわば、F1でも勝てる会社が作る普通車。
    エンジンや足回りが強く、実力に余裕のあるメーカーが作った一般コンシューマー向けイメージスキャナー、それがScanSnapです。

    *1 ドキュメントスキャナーを対象とする。日本・北米はKEYPOINT INTELLIGENCE社 (InfoTrends)により集計(2025年実績)。 ドキュメントスキャナー集計よりMobile/Microを除く6セグメントの合計マーケットシェア(主に8ppm以上のドキュメントスキャナー全体)。欧州はinfoSource社(2025年実績)の集計に基づく、西欧地区(トルコとギリシャを含む)におけるシェア。
    *2 株式会社PFUが製造・販売する業務用スキャナー。https://www.pfu.ricoh.com/fi/

    では、どの機種を選べばいいのか。ここからが本題です。

    #3

    現行5機種とScanSnap Camera、それぞれの特長と選びどころ

    まず全体像から。

    現在のScanSnapは、フラッグシップのiX2500、USB接続専用のiX2400、コンパクトなiX1300、モバイルのiX110、非接触のSV600という5機種構成です。
    そこに2026年7月、モバイルアプリの機能として、スマホのカメラでスキャンする「ScanSnap Camera」が新しく加わりました。

    PFU自身の整理を借りれば、5機種は順に「効率」「専用PC固定」「省スペース」「持ち運び」「非破壊」。
    この一言ずつが、そのまま選び方の骨格になっています。

    ScanSnap各モデルとScanSnap Cameraの使い分け。効率最強のiX2500、専用PC固定のiX2400、省スペースのiX1300、持ち運びできるiX110、非破壊のSV600、スマホで使えるScanSnap Camera。

    ScanSnapラインアップ

    #3-1

    ScanSnap iX2500――本気で紙を撲滅したい人向けの第一候補

    ScanSnap iX2500

    本気で紙を撲滅したいなら、私のオススメはiX2500です。

    A4両面を1分間に45枚(90ページ)、原稿は一度に100枚までセット可能。
    従来のiX1600が40枚/分・50枚セットでしたから、速度も搭載量も確実に底上げされました。

    しかも速いだけでなく、止まらない。
    フィードミス(給紙ミス)が少なく、超音波センサーで重送(マルチフィード。複数枚の原稿が重なったまま同時に送られてしまうトラブル)を検知し、もし斜めに入ってしまった原稿があれば、破れる前に停止して保護します。

    この「安心感」こそ、業務用スキャナー譲りの部分で、大量スキャンではスペック速度の数字以上に効いてきます。

    操作の要は、5インチの液晶タッチパネル。
    静電容量式になり、指をぎゅっと押し付けなくても、スマートフォンと同じ軽いタッチでサクサク操作できます。

    またスキャンの詳細設定と保存先を、目的別のプロファイルとして保存して、アイコンで画面上に並べておけます。
    それらのアイコンから選んでスキャンするだけで、名刺はEightなどのクラウドサービスへ、レシートは経費処理のフォルダへ、といった具合に、スキャンボタンを押したら仕分けまで完了。
    運用にまで気が利いています。

    スキャンしてから後で分類しようとすると、未分類の書類がどんどん溜まっていきます。
    まとめて処理するのは面倒ですし、溜まれば溜まるほどやる気もなくなります。

    そもそも、その書類のことを一番よくわかっているのは、スキャンする"まさにそのとき"です。
    だから、スキャンの瞬間に仕分けが終わる、というのは本当に重要なポイントです。

    これはiX2500に限った話ではありませんが、ソフト側の進化にも触れておきます。

    PC版のアプリScanSnap Homeに「ドラッグアンドドロップ連携」という機能が加わりました。
    この「ドラッグアンドドロップ連携」のプロファイルを選択してスキャンすると、画面上に小さなウィンドウが現れて、スキャンしたファイルのアイコンが表示されます。
    そのアイコンを、いま使っているアプリのウィンドウへドラッグアンドドロップするだけで、ファイルを貼り付けられます。

    ドラッグアンドドロップで簡単連携できるイメージ

    「Microsoft Teams」をはじめ「OneNote」「SharePoint Online」「Notion」へ、ドラッグ&ドロップでスキャンデータを連携できる

    今スキャンしたデータを使うために、保存先のフォルダを探しにいく必要がありません。
    オンライン会議中に手元の資料をさっと共有したり、AIに読ませて翻訳させたり。
    私はこのドラッグアンドドロップ連携機能を使う設定をプロファイルとして用意しているので、アイコンを選ぶだけでこの使い方が可能です。

    スキャンを「保存しておく」ではなく「いま使う」につなげてくれる、地味ながらすごく便利な機能です。

    接続はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応。
    PCレスで、クラウドサービスへの保存も、メール送信も、ネットワークHDD(NAS)への直接保存も、タッチパネルの操作だけで完結します。

    さらに、PCやスマホをつなぐと自分のプロファイルがそのiX2500に反映される仕組みになり、スマートフォンを本体に近づけるだけで自分の設定を一時的に呼び出せる「ScanSnap Go」も搭載されました。

    これは、個人で1台を使う場面というより、コワーキングスペースや職場での共用、大学などのパブリックな研究スペースといった「人が集まる場所」に置くときに効いてくる仕組みです。
    そういう場が「ScanSnap Spot」として運営されているので、iX2500は選択肢としてかなり強いと思います。

    iXシリーズの中では最も高価で場所も取りますが、圧倒的な作業効率でスキャンにまつわる「面倒な動作」を徹底的に減らせる、オールマイティな1台です。

    ScanSnap iX2500

    ScanSnap iX2500
    59,400円(税込)

    #3-2

    ScanSnap iX2400――「決まったPCで使う」と割り切る人へ

    ScanSnap iX2400

    iX2400は、iX2500からタッチパネルとWi-Fi(=クラウド連携)を省いた、USB接続専用のモデルです。

    タッチパネルこそありませんが、読み取りの心臓部は共通で、45枚/分・100枚セットという基本性能はiX2500と同じ。
    ワンボタンで高速起動してスキャンする、潔い構成です。

    セキュリティ上Wi-Fi機器を利用できない職場で使う場合や、自宅でも決まったPCとUSB接続で決まった用途にしか使わない(書籍のデジタル化専用など)――そんなふうに使い方が固定されている人には合理的な選択です。

    なお、PCをつなぎ替えると自分のプロファイル設定がそのまま反映される仕組みには、iX2400も対応しています。

    1つ注意したいのは、A3対応が別売のA3キャリアシートを利用する場合のみで、2つ折りスキャンには対応していない点。
    iX2500との、地味ながら実用上の差です。

    iX2500との価格差は1万1000円。
    ただ、私個人の意見としては、セキュリティ上の制約のような事情がないのであれば、この差額で迷うくらいなら、オールマイティなiX2500にしておいたほうが後悔しないと思っています。

    液晶画面があることで得られる自由度、操作性や応用範囲の広さは、差額以上に大きいと考えています。

    ScanSnap iX2400

    ScanSnap iX2400
    48,400円(税込)

    #3-3

    ScanSnap iX1300――省スペースの知恵者。通帳もいける

    ScanSnap iX1300

    2Lのペットボトルほどの大きさで、フタを閉じれば直方体。
    さまざまな場所に収納しやすいモデルがiX1300です。

    もちろん、A4書類を連続して読み取る、イメージスキャナーとしての基本はしっかり押さえています。
    その上での最大の特長が、上から給紙して上の手前に排紙する「Uターンスキャン」。

    本体の手前に紙が飛び出すスペースが要らないので、設置の自由度が段違いです。
    奥行きのないサイドテーブルなどにも置きやすくなっています。

    iX1300 Uターンスキャンにおける書類の搬送イメージ

    ScanSnap iX1300のUターンスキャン

    もう1つ、前から入れて前に返ってくる「リターンスキャン」機能も備えていて、こちらはカード状の硬いものや、通帳のように綴じてある薄い冊子を、非破壊でそのまま読み取れます。

    紙を曲げずに搬送するので、厚紙の印刷物のような折りたくない原稿にも使えます。通帳や小型の冊子をスキャンする必要がある人には、実はこれが決定打になります。

    iX1300 リターンスキャンにおける書類の搬送イメージ

    ScanSnap iX1300のリターンスキャン

    速度はUターンスキャンで1分間に30枚、一度にセットできるのは20枚。
    Wi-Fi対応でScanSnap Cloudも使えるので、置きっぱなしのPCレス運用も可能ですから、リビングや玄関に置いておくような使い方もできます。

    大量処理というより、「さまざまな原稿を、省スペースで、そこそこの量を処理できる」が持ち味のモデルです。

    なおiX1300にも重送を検知する機能がありますが、iX2500の超音波による検出とは違い、送られる原稿の長さによる検出です。
    超音波検出と比較するとやや正確性で劣るため、少し注意が必要です。

    ScanSnap iX1300

    ScanSnap iX1300
    37,400円(税込)

    #3-4

    ScanSnap iX110――ラップの箱サイズ。持ち出せるScanSnap

    ScanSnap iX110

    最もスリムで場所を取らないのがiX110。
    食品用ラップの箱に収まるサイズ感で、ファイルボックスや引き出しの中など、ちょっとした隙間に収納できます。
    重さは400g。

    バッテリーとWi-Fiを内蔵しているので、充電さえしておけば、使うときにケーブルすら要りません。
    出張のトランクにも余裕で入る携帯性で、仮設事務所や営業車、フリーアドレスのデスクなど、「決まったデスクの外」で真価を発揮します。

    外に持ち出すだけでなく、家の中で気軽に持ち運べるのも利点です。
    たとえば、財布に溜まったレシートの整理。
    iX110をダイニングテーブルに持ってきて、次々とスキャンしていけば、レシートの山がその場で片づきます。

    ケーブルレスで使えるので、テーブルの上がケーブルで散らからないのもうれしいところです。

    前モデルiX100からの変更点は、接続・充電端子がUSB Type-Cになったこと。
    専用の充電器を持ち歩かなくても、スマホと同じ充電器で充電してコードレスで使えるので、出張先やモバイル用途では、これがかなりありがたい進化です。
    約11年ぶりの刷新でここだけ、というのは、裏を返せば元の完成度の証明でもあります。

    そしてこのモデルは、小さくても紙送りローラーが横幅いっぱいに付いているので、不定形の紙や、ペーパーナプキンのような柔らかい紙の安定した読み取りが得意です。
    カフェで思いついた世界を変えるようなアイデアも、とっておけば、ビッグビジネスの種になるかもしれませんね。

    名刺やレシートサイズなら2枚並べての同時スキャンにも対応。

    ScanSnap iX110でレシートを2枚同時にスキャンする様子

    小さい原稿なら2枚同時にスキャンして、それぞれ別ファイルとして保存できる

    上面のフタのようになっている排出ガイドを開けば、正面から差し込んだ原稿が上面から手前に返ってくるので、奥行きのない場所でも使えます。

    このとき原稿は裏返って手もとに戻ってくるので、両面をスキャンしたいときは、出てきた原稿をそのまま差し込むだけ。
    連続的な動作で、両面も手早く読み取れます。

    着せ替えできるデザインカバーが公式に用意されているのも、見逃せないところです。

    ScanSnap iX110

    ScanSnap iX110
    27,500円(税込)

    #3-5

    ScanSnap SV600――裁断できないアルバムも、子供の作品も、難しいスキャンならなんでもこい!

    ScanSnap SV600

    これまで紹介したScanSnapシリーズは紙を1枚ずつ搬送して読む方式なので、束のままの書類や書籍、日記や卒業アルバムのような壊したくない本は読み込めません。
    また1枚の紙でも、クレヨンで描かれた子どもの作品などは、内部の読み取りガラスに画材が付着するおそれがあるので通せません。

    そういう原稿をすべて引き受けるのが、非破壊・非接触のオーバーヘッドスキャナー、SV600です。

    原稿をスキャナー手前のマットに置いて上から読み取る方式で、A3までそのまま対応。
    本を開いて読み取ると紙面がどうしても湾曲しますが、それをまっすぐに補正するブック補正、ページを押さえた指を消す機能、マットの上にバラバラに置いた名刺・レシート・写真などを1枚ずつ別の原稿として切り出す機能まで、専用ソフトScanSnap Homeに組み込まれています。

    フラットベッドスキャナーと違って、本を机に開いて置いたまま、読むときと同じようにページをめくりながらスキャンしていけます。
    さらにセンサーがページめくりを検出してくれるので、いちいちボタンを押さなくても「めくったら自動でスキャン」という設定も可能です。

    ScanSnap SV600

    ScanSnap SV600
    67,100円(税込)

    #3-6

    ScanSnap Camera――スキャナーがなくても、スマホで撮るだけ

    ScanSnap Camera

    そして2026年7月、ScanSnapに新しい選択肢が加わりました。
    専用のスキャナーを1台も持っていなくても始められる「ScanSnap Camera」です。

    モバイルアプリ(モバイル版ScanSnap Home)の機能として無料で提供されていて、スマホのカメラで紙の書類を撮るだけで、背景の除去、向きの補正、カラーの自動判別まで自動処理された、ScanSnapらしいスキャンデータが得られます。

    さらに有料のクラウドサービス「ScanSnap Cloud+」と組み合わせると、「ScanSnap AI」による高度な処理も使えます。
    撮影時に写り込んだ影を消す「影けし補正」、紙の折れやカーブをまっすぐに整える「フラット補正」、そして活字&手書き文字のOCRやファイル名の自動生成まで。

    カメラ撮影の弱点をAIで補って、スキャナーで読んだデータに近づけていく進化です。

    なお、このScanSnap Cloud+はCamera専用のサービスではありません。
    既存の機種でも利用できて、スキャナーで読み取ったデータにも同じようにAI処理をかけられます。
    すでにScanSnapのスキャナーを使っている人の選択肢も広げてくれるサービスです。

    使いどころは大きく2つ。
    まだスキャナーを持っていない人が「スキャンして捨てる」を体験する入口として。
    そして、スキャナーユーザーが出先で数枚だけ読み取るサブとして。

    1つ注意点を挙げると、スキャナーのような原稿種の自動判別・振り分けはないので、名刺やレシートなど、原稿の種類ごとにスキャン設定を作って使う形になります。

    ScanSnap Camera

    ScanSnap Camera

    「どれ買えばいい?」――設置場所と用途で考える

    どれ買えばいいの?! ScanSnapラインアップ

    ここまで機種ごとの特長を見てきましたが、機能的には、確かに上位モデルほど優れています。
    ただし最初に言ったとおり、どんなに優れたスキャナーでも、すぐに使える状態で置いておけなければ意味がありません。
    置き場所を確保して、いつでもスキャンできる状態にしておく。これが大前提です。

    ここで案外重要なポイントとなるのが、スキャナーは使う時としまう時で、必要な大きさがかなり違うということ。
    使うときには「トレーを展開する」「紙をセットする」「紙が出てくる」ためのスペースが必要になります。

    カタログの外形寸法だけでなく、スキャン時にどれだけの空間を要するか。実用上は、ここが極めて重要です。

    ScanSnap利用に必要なスペースを比較する

    ScanSnap各モデル収納時における体積の比較

    ScanSnapの各モデル 使用時に必要な体積の比較

    最もコンパクトに使えるのはiX110ですが、iX1300も予想外に優秀です。
    リターンスキャンのときはスキャナーの奥にスペースが要るものの、上部に空間が要らないので、棚に入れたまま使うことも可能だったりします。

    逆に「畳んだ状態なら置けそう」と思っても、電源ケーブルのコネクターが突き出ていたり、上部や手前にスペースが必要だったりする機種もあるので、そこは気をつけてください。

    速度の面では、iX2500とiX2400の45枚/分は圧倒的です。
    書籍のデジタル化(いわゆる自炊)のように大量にスキャンする人にとって、30枚/分のiX1300との差は、積み重なるとはっきり開いてきます。

    整理すると、こうなります。

    場所に余裕があり、大量にスキャンしたい、紙を撲滅したいという人は、できればiX2500を。
    Wi-Fi接続が不要ならiX2400という選択肢もあります。

    通帳や冊子など少し特殊な原稿が多い、あるいは置き場所が限られているならiX1300。

    持ち出して使いたい、営業車をオフィスにしたい、デリケートな紙も読みたいならiX110。

    そして、A3をそのまま読みたい、非破壊でスキャンしたい場合はSV600一択です。

    まだ専用スキャナーを持っていない、まずは手軽に試したいという人は、ScanSnap Cameraから始めるのが近道です。

    ScanSnapの仕様・価格を比較する

    価格については一覧表を参照してください。

    いずれもオープン価格ですが、直販のPFUダイレクトでは現在、SV600が6万7100円、iX2500が5万9400円、iX2400が4万8400円、iX1300が3万7400円、iX110が2万7500円(すべて税込、2026年9月時点)。
    iXシリーズの4機種は約1万円刻みの、きれいな階段です。

    ScanSnap Cameraは無料で使えて、高度なAI補正を使いたい場合は月額制の「ScanSnap Cloud+」に加入する形です。

    仕様と価格一覧表

    iX2500 iX2400 iX1300 iX110 SV600 ScanSnap Camera
    外観 ScanSnap iX2500 ScanSnap iX2400 ScanSnap iX1300 ScanSnap iX110 ScanSnap SV600 ScanSnap Camera
    価格 59,400円(税込) 48,400円(税込)

    37,400円(税込)

    27,500円(税込)

    67,100円(税込) 無料~(※1)
    スキャン速度(※2) 両面 45枚・90面/分(※3) 両面 45枚・90面/分(※3)

    Uターンスキャン:
    両面 30枚・60面/分(※3)
    リターンスキャン:
    両面5秒/枚(※4)

    片面 5.2秒/枚(※3※4)

    片面 3秒/枚(※3※5) -
    セット可能枚数 100枚 100枚 20枚 - - -
    セット方法 ストレート(給紙トレー) ストレート(給紙トレー) Uターン
    リターン
    ストレート
    Uターン
    非接触 非接触
    読み取り面 両面 両面 両面 片面 片面 片面
    スキャン可能サイズ A4(二つ折りまたはA3キャリアシート(別売)でA3可)

    A4(A3キャリアシート(別売)でA3可)

    二つ折りまたはA3キャリアシート(別売)でA3可

    二つ折りまたはA3キャリアシート(別売)でA3可 A3 -
    原稿分離方式 ブレーキローラー方式 ブレーキローラー方式

    パッド分離方式

    - - -
    接続 USB3.2 Gen1x1(コネクター:Type-C) USB3.2 Gen1x1(コネクター:Type-C) USB3.2 Gen1x1(コネクター:Type-B) USB2.0(コネクター:Type-C) USB2.0(コネクター:Type-B) -

    Wi-Fi
    IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
    周波数帯域:2.4GHz/5GHz

    - Wi-Fi
    IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
    周波数帯域:2.4GHz/5GHz

    Wi-Fi
    IEEE802.11b/g/n
    周波数帯域:2.4GHz

    - -
    電源 AC電源 AC電源 AC電源

    バッテリー駆動
    (USBバス給電が可能で、別売のアダプターを使うとAC電源で充電可)

    AC電源 -

    外形寸法
    幅×奥行×高さ

    292×161×159mm

    292×161×159mm

    296×114×87mm

    73×47.5×36mm

    210×156×383mm

    -
    重さ

    3.5kg

    3.2kg

    2.0kg

    400g

    3kg

    -
    用途 効率

    専用PC固定

    省スペース 持ち運び 非破壊 スマホ

    ※1 ScanSnap AIの利用や、クラウドサービスへの保存、直接メール送信の機能を利用する場合には、有料のScanSnap Cloud+を利用する必要があります
    ※2 スキャン速度はハードウェアの最大速度であり、実際のスキャン時間にはデータの転送時間などソフトウェアの処理時間が付加されます
    ※3 A4カラー200dpiにおいて
    ※4 速度は原稿搬送開始から排出までの原稿送りに要する時間で表記
    ※5 読取ユニットの動作開始から動作終了までの時間

    とはいえ、最初にも言いましたが、買っても使わなくなってしまうのではもったいないし、意味がありません。

    ガンガンスキャンして手元をスッキリさせ、効率的な書類管理をしたいなら、選ぶ基準は価格ではありません。
    デスク周りのスペースと自分の行動パターンを冷静に考えて、「これがあれば絶対にスキャンできる」と思える構成を選んでください。

    ScanSnap Cloudに対応した機種(iX2500・iX1300・iX110)なら、PCレスでスキャンして、あらかじめ設定したクラウドへの保存までやってくれます。
    疲れて帰宅して、PCを立ち上げる気力もない夜でも、領収書だけはスキャンできる。
    この「スタンドアローンで完結する」ことが、すぐスキャンする習慣づくりでは決定的に重要です。

    最後に、書類整理のコツを聞かれたときにいつも答えていることを1つ。

    入口やルールを増やしすぎないでください。

    整理術に凝って、整理そのものに時間を使う必要はありません。
    基本的には同じところに格納して、文字検索で探す、時系列で探す。その運用がいちばん長続きします。

    幸い、AIはどんどん賢くなっていて、データの中から目的のものを探し出すのは、年々簡単になってきています。

    ScanSnap自身にも「ScanSnap AI」というAI処理サービスが登場し、手書き文字のOCR、ファイル名の自動生成、日時やURLを検出してリンク化したPDFの作成などが使えるようになりました。
    スキャンしたデータを「残す」だけでなく「活かす」方向へ、環境は着実に進んでいます。

    #5

    診断チャートで見つける、あなたに合うScanSnapと文具王的まとめ

    現行の5機種には、それぞれはっきりした持ち場があります。

    「効率」のiX2500、「専用PC固定」のiX2400、「省スペース」のiX1300、「持ち運び」のiX110、「非破壊」のSV600。
    そして、スマホひとつで始められる「ScanSnap Camera」。

    自分が「どこに置くか」「何をスキャンするか」から逆算すれば、答えはほぼ自動的に決まります。

    どのScanSnapを選べばいいか、下記のチャートも利用してみてください。
    最後、どうしても迷ったら、操作性がよく運用にまで気が利いている、iX2500をおすすめします。

    あとは、手の届くところに置いて、どんどんスキャンしていくだけです。

    どのScanSnapを選ぶ?現行5機種+ScanSnap Camera Yes/No 診断チャート

    職業・目的別おすすめScanSnap

    さて、ここまで読んで「自分の仕事や目的にはどの機種が合うの?」と思った方もいるかもしれません。
    そこでここからは、職業や利用シーンごとにおすすめのScanSnapをご紹介します。

    気になる機種が見つかったら、各機種の詳細ページで具体的な特長をぜひチェックしてみてください。

    #6-1

    職業別おすすめ

    #6-1-1

    税理士・経理:iX2500 / iX110

    税理士・経理担当の方には、「スピード優先」か「安定性を優先」か、でおすすめする機種が異なります。

    【おすすめ順位】
    1.「スピード優先」iX2500
    2.「安定性優先」iX110
    3.「通帳スキャン」が必要なら iX1300

    #6-1-1-1

    「スピード優先」iX2500

    「スピード優先」なら、高速処理のiX2500がおすすめです。
    とにかく大量のレシート・領収書・請求書などを素早く処理する必要があるので、パワフルなiX2500が一押しです。

    かつ、この領収書は折れているので、安定したスキャンをさせたい、というときには「手差しスキャン」モードを都度選択できる、というメリットもあります。

    さらに、税理士事務所では、確実性と効率を両立できる、「顧客の事務所にiX2500を設置し、領収書データを送ってもらう」といった手段が注目されています。

    ぜひ参考にしてください。

    #6-1-1-2

    「安定性優先」iX110

    「安定性優先」なら、スキャナーの給紙口、左端から右端まで全面にローラーがあるiX110がおすすめです。

    他の自動給紙機構があるScanSnap機種の場合は、ローラーは真ん中にしかありませんので、レシートが斜めに給紙された場合や、ローラーにかからないところにレシートをセットした場合の、安定性に欠けます。

    一方、iX110の場合は全面にローラーがありますので、極端にいえばあえて斜めにレシートを読み取らせても大丈夫。
    斜めでも横向きでも、安定した読み取りが評価されています。

    スピードよりも、安定を優先したい税理士・経理担当の方には、iX110がおすすめです。

    ScanSnap iX110のトップカバーを開けて、ローラーが見えている状態

    ScanSnap iX110は両端まで全面ローラー

    #6-1-1-3

    「通帳スキャン」が必要なら iX1300

    例外として、通帳スキャンが必要な場合には、iX1300をお使いください。
    通帳など、2mmまでの厚みがある冊子スキャンに対応しているので、通帳の見開きをきれいに読み取ることができます。

    iX1300 リターンスキャンにおける書類の搬送イメージ

    #6-1-2

    医師:iX2500

    医師の方には、iX2500がおすすめです。

    医療ではとにかく、大量のサブカルテや問診票、紹介状、同意書などの紙書類が多く、収納スペースを圧迫し、また検索性も低く管理が難しいという声をよく聞きます。

    iX2500なら、医療現場の業務効率化を劇的に推進します。
    大量のサブカルテなどをスピーディーにデータ化でき、その後も検索により目的の書類を素早く見つけることが可能です。

    そしてWi-Fi対応でクラウド連携も簡単なため、データはスタッフ間でいつでもPCやタブレットから瞬時に閲覧・共有可能。
    また書類の保存先がその他多岐にわたる場合でも、タッチパネル上で都度設定を切り替えできるため、各書類の運用に伴う管理業務を大幅に軽減できます。

    紙の保管スペースを削減し、医療の質向上とスタッフの負担軽減を同時に叶える頼れる一台です。

    #6-1-3

    教育関係:iX2500 / SV600

    教育関係の方には、iX2500とSV600をおすすめします。

    特に学校では紙で配布される資料が多く、管理が難しいといった声が聞かれます。
    iX2500であれば、A3サイズまでの書類を高速スキャンし、かつ、タッチパネル上でスキャンする書類ごとに保存先を選べるようにできるため、多種多様な紙書類が発生する現場で一番のおすすめです。

    毎分45枚の両面高速スキャンで、テスト答案や配布資料を素早く電子化します。
    また直感的に操作できるタッチパネルを搭載し、PCを通さずWi-Fi経由で直接クラウドやタブレットへデータを保存可能。
    B4やA3用紙も二つ折りでスキャンでき、マークシートなどの薄い筆跡をくっきり読み取り、デジタル採点やペーパーレス化を強力に後押しします。

    「過去の先生が残した素晴らしい紙の教材を授業で使いたい」
    「図表が多い教科書や資料集を大きく見せたい」
    そんな先生方の教材研究や授業準備には、非接触型スキャナーのSV600がおすすめです。

    SV600であれば見開きの高さ3cmまでの書籍をスキャンし、きれいに補正して保存できるため、書籍のデータ化に最適です。
    複数ページをスキャンするときにも、ページめくりを検出して自動スキャンする機能もあるため、一般的なフラットベッドスキャナーや複合機よりも効率的なスキャンが可能です。

    また、書画カメラのように資料を学生に見せたい場合にも、事前にスキャン・保存して授業当日に投影することも可能です。

    #6-1-4

    営業職:iX110

    営業職の方は、外出する機会が多いため、持ち運びが可能なiX110が一番のおすすめです。

    外出先で出た経費精算用のレシート・領収書をスキャンしたり、お客様先でいただいた打合せ資料や名刺、それらについてのメモなどをスキャンして即座にチームへ共有したりと、出先での柔軟な活用が可能です。

    #6-1-5

    執筆業・編集者:iX2500 / ScanSnap Camera

    執筆業や編集者の方におすすめするのは、最上位機種iX2500またはScanSnap Cameraです。

    執筆自体は紙の原稿にされることが稀ですが、校正や朱入れ、内容の確認などは、一覧性に優れている紙で見ることが多く、またその方が違和感や間違いに気づきやすいと言われます。

    そうした理由で多くの書類を扱うことが多いため、操作性に優れ、大量のスキャンを得意とするiX2500をおすすめします。

    または、ちょっとした朱入れや、すぐ返信したい場合には、ScanSnap Cameraが最も手軽ですばやくスキャン、メール送信が可能です。

    その時々によって、ぜひ使い分けしてみてください。

    #6-1-6

    フリーランス:iX1300 / iX110

    フリーランスの方におすすめするのは、ScanSnap iX1300またはiX110です。
    ただ、フリーランスと一言で言っても、その働き方によっておすすめするモデルは異なります。

    外出が多く、経費精算するレシートや領収書などが多く出る方や、名刺をよくいただく方にはiX110をおすすめします。
    なぜなら、iX110は小さな原稿なら2枚同時に読み取り、さらに、そのまま継続読み取りで次々とレシートや名刺を手差しスキャンさせられるからです。

    外出先でもスキャンでき、かつレシートや名刺の効率的なスキャンに向いている。そのために、おすすめできます。

    そうではなく、どちらかといえば自宅での仕事が多いフリーランスの方には、iX1300がおすすめです。

    デスクに置きやすいコンパクト設計ながら、原稿を自動給紙でき、また通帳など厚さ2mmまでの冊子スキャンにも対応しています。
    確定申告や経費精算などで通帳の内容を提出することがある方には、iX1300一択です。

    例外的に、もし日常的に多くの紙書類が発生する業務でしたら、iX2500をおすすめします。
    タッチパネル付きで操作しやすく、大量スキャンにはベストの選択です。

    その他、貴重な資料をスキャンし残しておく必要がある場合には、A3など大きなサイズや、非接触での書籍スキャンなど、様々な原稿の読み取りに対応しているSV600がおすすめです。

    #6-2

    目的別おすすめ

    #6-2-1

    確定申告に特化して利用:iX2500 / iX2400

    とにかく確定申告を楽にしたい!という方には、最速機種であるiX2500またはiX2400をおすすめします。

    もしクラウド型の会計サービスをお使いの場合は、スキャンしてそのまま会計クラウドサービスに保存できる、iX2500がおすすめです。
    ScanSnap Cloudに対応した各種サービス
    へ直接保存が可能です。

    クラウド保存が必要でなく、ローカルでExcelやCSVなどで経費を一覧化する場合には、PC接続専用のiX2400もおすすめです。
    コストを抑えながら、高速にデータ化を進めることが可能です。

    #6-2-2

    チームや家族で使う:iX2500

    もし、チームや家族で1台のScanSnapをいっしょに使いたい、という希望があれば、iX2500が一押しです。

    iX2500ならタッチパネルからユーザーを切り替えできて、複数人で共用利用が可能です。
    自分の設定・アイコン(プロファイル)をすぐに呼び出し、いつもの自分の設定で、迷わずスキャンすることができます。

    タッチパネルからユーザーを切り替えて、みんなでScanSnapを共用するイメージ

    また、iX2500は不特定多数の人が使う環境でも安心な「プライバシーモード」を搭載。
    接続が解除されると、iX2500本体からプロファイルの情報が削除され、タッチパネル上のアイコン(プロファイル)表示もクリアされるので、セキュリティ面も安心して使うことができます。

    #6-2-3

    勉強に活用:iX2500 / SV600

    教材のデータ化を活かした効率的な勉強をしたい場合には、iX2500またはSV600がおすすめです。

    大量のプリントや裁断した教材のスキャンにはiX2500。
    ワンタッチで操作できる直感的なタッチパネルを搭載し、スキャンしたデータは自動的にクラウドへ保存することも可能。スマホやタブレットを使って、いつでもどこでもスキマ時間に学習できます。

    一方、裁断できない教科書や参考書には、非接触型のSV600が活躍します。
    本を広げて上からスキャンするだけで、本の歪みを自動で直す「ブック補正」や、写り込んだ指をきれいに消せる「ポイントレタッチ」機能により、細かい文字まで鮮明にデータ化できます。

    ノートアプリと組み合わせれば、手書きでの書き込みやテキスト検索、解き直しも自由自在。
    ScanSnapで、スマートで高効率な学びをスタートしましょう。

    #6-2-4

    写真整理に使う:iX2500 / SV600

    ScanSnap iX2500やSV600でばら写真・アルバムの写真をスキャンしている様子

    家庭で眠っている写真やアルバムを整理したい方には、iX2500やSV600がおすすめです。
    ScanSnapシリーズは写真スキャンに最適な5つの画像処理機能を持っています。

    • 顔認識による自動回転
    • 明るさ・コントラストの補正
    • 退色補正
    • 赤目補正
    • 自動日付認識

    ※ 対応機種はiX2500 / iX2400 / iX1600 / iX1500 / iX1400 / iX1300 / iX110 / iX100となります。その他機種については補正精度が落ちる可能性があります。
    ※ プロファイル設定で「管理」の「タイプ」に「PC(ScanSnap Homeで管理します)」が設定されている、または「連携アプリケーション」に「フォルダに保存」が設定されている場合にて、原稿種別が「写真」・ファイル形式「JPEG」の場合に有効となります。
    ※ 認識した日付は、Exif情報としてファイルに保存されます。

    そしておすすめするiX2500なら、大量のバラ写真もあっという間にスキャン。片面だけスキャンで写真だけを一気にスキャンすることも、両面スキャンで裏面のメモやコメントをいっしょに残すことも可能です。

    一方、アルバムにまとめてある写真をスキャンするには、SV600がおすすめです。

    SV600は上から非接触でスキャンするため、大きなアルバムや、遊園地などで購入するような台紙に貼られた写真もデータ化できます。
    昔から大事にとってあったアルバムなどは、写真を1枚ずつ剥がすのが難しいため、無理に剥がしてiX2500でスキャンするよりもSV600で上からスキャンがおすすめです。

    #6-2-5

    手間無く家計簿をつける:iX2500 / iX110

    家計簿の自動化にScanSnapを使いたい方には、iX2500またはiX110がおすすめです。

    なかなか続かず、レシートがつい溜まってしまう...という方には、大量のレシートも一気にスキャンできるiX2500がおすすめ。

    週に1回、財布の中のレシートをスキャンできます、という方には、2枚ずつレシートスキャンができて、バッテリー内蔵・ケーブル無しで手軽に使えるiX110をおすすめします。

    #6-2-6

    保育園や学校のプリントを管理する:iX2500 / iX110

    保育園や幼稚園、学校・学童、塾から持ち帰ってくるプリントの管理・家族間の共有にScanSnapを使いたいという方には、iX2500またはiX110がおすすめです。

    とにかくプリントの量が多い!という方や、お子さんが兄弟姉妹でそれぞれのプリント管理が難しいとお悩みの方には、スピーディーに処理ができて、タッチパネルから都度保存先を選べるiX2500がおすすめです。

    プリント量があまり多くない場合には、使いたいときにさっとワイヤレスで使える、iX110が良いでしょう。

    iX2500もiX110も、ScanSnap Cloudを使うことで、スキャンして直接クラウドサービスへ保存することができます。
    クラウドへ保存しておけば、スマホからいつでも確認でき、家族間での共有も簡単です。

    #6-2-7

    子どもの作品や思い出を保存する:iX2500 / SV600

    子どもが描いた絵や作品、書いてくれた手紙など、思い出のものを保存したい場合には、iX2500またはSV600がおすすめです。

    ここでiX2500をおすすめする理由の1つは、そのスピーディーさ、パワフルさです。
    お子さんが保育園や幼稚園、学校から作品や作文などを持ち帰るのは、学期末が多いです。
    期末に、わっ!とたくさんの作品を持ち帰ってくるので、たくさんの作品を素早くデータ化するのに、iX2500がおすすめなのです。

    iX2500なら、A3サイズの作文や習字の半紙も、折りたたんで「手差しスキャン」モードでスキャンが可能です。
    もし作品を保護しながらスキャンしたい場合には、オプションの「A3キャリアシート」に挟んでスキャンすることもできます。

    iX2500をおすすめする2つ目の理由は、操作が簡単だからです。

    タッチパネルがついていて、「お子さんの名前」や「お絵かき」といったプロファイル(スキャン設定)をつくっておけば、フタを開けたらアイコンを選んでスキャンするだけ!
    お子さんに操作してもらいながら、親子いっしょに整理するのも楽しめますよ。

    もし厚みのある作品やクレヨン画などの場合、スクラップブックやアルバム形式で残したい場合には、作品に非接触でスキャンできるSV600もおすすめです。

    購入前に試したい方へ。ScanSnapを体験する方法

    最後に、そうはいってもScanSnapの購入はハードルが高いので、購入前に一度使ってみたい、という方に向けて、3つご紹介します。

    #7-1

    ScanSnap Cameraから始める

    モバイル版「ScanSnap Home」のアプリから使えるScanSnap Cameraなら、無料でScanSnapの下記機能をお試しできます。

    • 自動クロップ・台形補正
    • 向き補正
    • カラー自動判別
    • 背景除去

    さらに有料サービスのScanSnap Cloud+もあわせれば、下記機能の利用も可能。

    • 影消し
    • フラット補正

    スキャナーを導入するハードルが高い場合には、スマホから始められるScanSnap Cameraからお試しするのが良いでしょう。

    #7-2

    レンタルで使ってみる

    株式会社ゲオが運営する「ゲオあれこれレンタル」で、ScanSnapを手軽にお試しできます。

    「価格が高いからいきなり買うのは不安」
    「試したいけど触れる場所があまりない」
    という方は、ぜひレンタルを使ってみてください。

    さらにレンタルで気に入った場合には、お得なサービスも!

    ゲオあれこれレンタルでScanSnapのレンタルサービスを利用した方には、新品のScanSnapを限定価格で購入できる「試して納得!ScanSnapお得に購入プログラム」が用意されています。
    レンタルで試してみて、欲しい!となったら、お得に購入できます。

    ぜひ一度、ゲオあれこれレンタルでScanSnapを試してみてくださいね。

    #7-3

    全国のScanSnap Spotで実機を体験する

    最上位機種のScanSnap iX2500をいつでも気軽に利用できる、「ScanSnap Spot」が全国展開されています。

    コワーキングスペースや公共施設の他、カフェ・飲食店・学習施設もスポットになっていますので、ぜひあなたの街のScanSnap Spotを探してみてくださいね。

    購入後も安心。ScanSnapのサポートサービス

    最後のご案内ですが、ScanSnapは購入後も安心のサポート体制が整っています。

    #8-1

    保証延長サービスで長く安心して使える

    ScanSnapを購入後、無償のメーカー保証期間は1年間または2年間ですが、保証期間を3ヵ月~最大5年まで延長が可能です。

    まず、購入後は「ユーザー登録」をすれば、保証期間が3ヵ月間延長されます。(プラス3ヵ月保証)

    無償で保証期間を延長できる嬉しいサービスですが、購入日から3ヵ月以内にユーザー登録することが条件となっています。
    忘れず期限内に登録するよう注意しましょう。

    さらにScanSnapには、保証期間を3年~5年保証に延長するオプション「ScanSnap保証延長サービス」も用意されています。
    このオプションを購入することで、長く安心してScanSnapを使うことができます。

    ただし、ScanSnap保証延長サービスを登録できる期間も、購入日から3ヵ月以内となっています。
    保証期間の延長を検討する場合には、期限に注意してください。

    #8-2

    修理中でも使える代替機サービス

    ScanSnapが故障してしまったときに使えるスポット修理サービス。
    なんと、修理中に代替機(*3)が借りられる、代替機サービスが用意されています。

    修理するScanSnapの引き取り料金と代替機の貸し出し料金がかかりますが、急いでスキャンする必要があるときにも安心のサービスです。

    *3 代替機は同一機種ではなく、同等の機能を備えた別機種となる場合があります。また代替機サービスは、引き取り修理サービスとの併用時のみ利用が可能です。

    #8-3

    困ったときに活用したいサポート窓口

    その他にも、ScanSnapは困った時に頼れるところがたくさんあります。

    #8-3-1

    チャット形式のAIサポートサービス「サポートAIナビ for ScanSnap」

    「サポートAIナビ for ScanSnap」は、公開されているマニュアルやFAQなどの情報を元に、質問したことに対して自然な日本語で回答してくれるチャットボットです。

    ScanSnapの基本的な使い方からエラーコードの意味や紙詰まりの解消方法まで、PC・スマホから手軽に質問でき、自己解決につながります。

    #8-3-2

    相談したいときの「Q&Aコミュニティ」

    「ScanSnapの使い方がわからない」
    「どうしたらいいか相談したい」

    こうしたことを他のScanSnapユーザーさんへ質問したいとき、おすすめなのがPFUの「Q&Aコミュニティ」です。

    Q&Aコミュニティでは、ScanSnapに詳しい人や、同じ経験をした人からのアドバイス、解決策を教えてもらったりと、ユーザー同士でコミュニケーションがとれる場になっています。

    メーカーへ問い合わせするほどではないけれど、相談したい、意見を聞きたい、というときに、ぜひ使ってみてください。

    #8-3-3

    トラブルが発生したら「ScanSnap 困ったときには」

    ScanSnapを使っていてトラブルが発生したときに見るのは「ScanSnap 困ったときには」です。トラブルの原因と対処方法が機種ごとに記載されているので、素早く問題を解決できます。

    あなたに合う1台を見つけて、紙ストレスのない働き方へ

    使ってみたいScanSnapは見つかったでしょうか?
    まずは診断チャートで自分に合う機種を確認し、気になるモデルの商品ページで詳しい機能や活用事例をチェックしてみてください。

    本格的に紙を減らしたいならiX2500、PC接続専用で紙を減らすならiX2400、限られた場所で使うならiX1300、持ち運ぶならiX110、書籍やアルバムスキャンならSV600、手軽に始めるならScanSnap Cameraと、ScanSnapにはそれぞれ得意分野があります。

    あなたの使い方・目的に合う1台を見つけて、紙ストレスのない環境づくりを始めてみてください。

    ※ 著作権の対象となっている新聞、雑誌、書籍等の著作物は、個人的または家庭内、その他これらに準ずる限られた範囲内で使用することを目的とする場合を除き、権利者に無断でスキャンすることは法律で禁じられています。また、スキャンして取り込んだデータは、私的使用の範囲でしかご使用になれません。

    ScanSnap Camera

    ScanSnap Camera

    あなたのスマホがScanSnapに。モバイル版ScanSnap Homeのカメラ機能で、いつでもどこでも手軽にスキャン。撮影環境に左右されない、読みやすく扱いやすいデータへと仕上げます。
    ScanSnap_iX2500

    ScanSnap iX2500

    毎分45枚の両面高速スキャンで、驚くほどスピーディーに電子化。静電容量式タッチパネルによる直感操作で、誰でも簡単にスマートに使えます。原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。Wi-Fi対応で各種クラウドサービスへのデータ転送も簡単に行えます。
    ScanSnap iX2400

    ScanSnap iX2400

    毎分45枚・90面の両面高速読み取りを実現し、ワンボタンによるシンプル操作を実現。高速起動し、原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。 驚くほど簡単、スピーディーに電子化します。
    ScanSnap_iX1300

    ScanSnap iX1300

    毎分30枚(A4カラー/300dpi)の高速読み取りが可能な「Uターンスキャン」と、一般的な紙からA3までの大きな書類、厚手の原稿等の読み取りも可能な「リターンスキャン」2つの読み取り方法を備え、仕事環境や家庭に発生する多様な書類をすばやく電子化します。
    ScanSnap iX110

    ScanSnap iX110

    USB Type-Cポート搭載。バッテリー・Wi-Fiを搭載しながら、わずか400gのコンパクトボディ。場所を選ばず原稿を電子化でき、手軽に情報の保管や共有が可能。
    ScanSnap SV600

    ScanSnap SV600

    厚みのある本や雑誌、新聞などの電子化に最適な非接触スキャナー。原稿を均一に読み取るVIテクノロジーやブック補正機能により、A3サイズまでしっかりクリアに読み取れます。

    この記事を書いた人

    文具王 高畑 正幸

    個人サイト

    " 道具使いの名人 "として知られる「文具王」こと高畑正幸氏。Macを使いこなし、また以前からScanSnapに注目していたという文具王に、ScanSnapのクリエイティブな使い方を伺いました。 散逸しがちな情報を効率よく整理・活用する、ベストな方法とは?アナログとデジタルの隙間を埋めて、仕事や生活をもっと便利に楽しくするコツは? 思いつきそうで思いつかない "文具王的・ScanSnap" 活用術を掲載しています。

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