環境データ
エネルギー
継続的な設備更新・運用改善による事業所エネルギー消費量・CO2排出量削減で地球温暖化対策に貢献
二酸化炭素に換算した当社事業所の温室効果ガス総排出量は以下の通りです。
廃棄物
産業廃棄物ゼロエミッション達成で循環型社会に貢献
廃棄物等総発生量
当社事業所の廃棄物等総発生量は以下の通りです。事務所系、工場系のすべての事業所において、廃棄物のゼロエミッション(注1)を達成しています。
一般可燃物をRDF化した場合など、サーマルリサイクル後の残さについても、路盤材やセメントの原料として有効利用されていることを確認しています。
廃棄物発生量は、2012年度から2014年度の平均555トンの5%以上削減した量527トン以下に抑制することを目標として取り組みました。2022年度実績は304トン(42%減)となり目標を達成しました。
水
事業所での水資源使用量を適正管理しています。
水資源総使用量
水資源の用途は、全事業所における生活用水と冬季の館内加湿(水道水)及び、本社における夏季の植栽散水(地下水)、本社とProDeSセンターにおける融雪(地下水)です。当社事業所では水資源を生活用水として使用しています(工業用水には使用していません)。
水資源総使用量は、2018年を基準年として2022年度に1%以上削減35.6千㎥以下とすることを目標として取り組みました。2022年度は、例年より降雪量が多く融雪(地下水)が増加したため、実績38千㎥(2.4%増)で目標未達成となりました。
水資源は生活用水として使用しており、再使用やリサイクルに使用している水資源はありません。
水資源総排水量
排出した水資源の内訳は、生活排水(下水道)、融雪用の地下水利用(河川)、植栽等の散水(地下水域)です。事業所から排水する水質を確保するために自主管理値を設定し、継続的に水質の監視・測定を行っています。
2022年度は、融雪のための地下水使用量が増加し、河川への排水量が増加しました。
化学物質
事業活動で使用する化学物質の取扱量を適正管理しています。
化学物質取扱実績
設計・開発、評価、製造、保守、構内清掃などに使用する化学物質について、その量に関わらず年間取扱量を集計しています。
PRTR法対象化学物質
2022年度のPRTR法対象化学物質取扱量は以下の通りであり、都道府県等へ届出が必要な年間取扱量に達した化学物質はありませんでした(注2)。
なお、特定第一種指定化学物質の取扱はありませんでした。
取扱量は、2012~2014年度の平均0.132トン以下に抑制することを目標として取り組みました。
2022年度実績は0.098トン(9%減)となりました。
PRTR法対象化学物質の年間取扱量(第一種指定化学物質)
化学物質名 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
---|---|---|---|---|---|
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸 | 0.034 | 0.031 | 0.044 | 0.031 | 0.031 |
ポリオキシエチレンアルキルエーテル | 0.021 | 0.022 | 0.022 | 0.019 | 0.023 |
2-アミノエタノール | 0.021 | 0.026 | 0.027 | 0.025 | 0.019 |
銀及びその水溶性化合物 | 0.028 | 0.039 | 0.031 | 0.022 | 0.019 |
メタクリル酸メチル | 0.000 | 0.000 | 0.006 | 0.006 | 0.004 |
メチレンビス(4,1-フェニレン)=ジイソシアネート | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.001 |
ドデシルエーテル硫酸エステルナトリウム | 0.002 | 0.001 | 0.001 | 0.001 | 0.001 |
2,6-ジ-ターシャリーブチル-4-クレゾール | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.001 | 0.000 |
メタクリル酸 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 |
ノルマル-ヘキサン | 0.001 | 0.001 | 0.001 | 0.001 | 0.000 |
その他 | 0.016 | 0.002 | 0.001 | 0.001 | 0.000 |
合計 | 0.135 | 0.123 | 0.136 | 0.107 | 0.098 |
VOC(揮発性有機化合物)
VOCの排出規制対象となる特定施設はありませんが、自主的な取り組みとしてVOC取扱量の維持管理を行っています。
取扱量は、2012~2014年度の平均1.266トン以下に抑制することを目標として取り組みました。2022年度実績は0.614トン(35%減)となり目標を達成しました。
VOCの年間取扱量
化学物質名 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
---|---|---|---|---|---|
イソプロピルアルコール | 0.746 | 0.770 | 0.790 | 0.809 | 0.465 |
酢酸ブチル | 0.056 | 0.066 | 0.046 | 0.058 | 0.074 |
エタノール | 0.150 | 0.134 | 0.097 | 0.053 | 0.052 |
その他 | 0.030 | 0.043 | 0.017 | 0.018 | 0.023 |
合計 | 0.982 | 1.013 | 0.950 | 0.938 | 0.614 |
温室効果ガス
当社で取り扱っている2022年度の温室効果ガス取扱量は以下の通りです。2022年度の年間取扱量を二酸化炭素に換算すると約6トンに相当します。
取扱量の削減目標は、当社事業所全体の温室効果ガス総排出量削減として取り組んでいます。
温室効果ガスの年間取扱量(二酸化炭素換算)
化学物質名 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
---|---|---|---|---|---|
1・1・1・2-テトラフルオロエタン(HFC-134a) | 23.271 | 13.974 | 11.517 | 7.061 | 6.155 |
1・1-ジフルオロエタン(HFC-152a) | 0.023 | 0.000 | 0.054 | 0.059 | 0.233 |
非エネルギー起源二酸化炭素 | 0.001 | 0.000 | 0.001 | 0.000 | 0.000 |
合計 | 23.295 | 13.974 | 11.572 | 7.120 | 6.388 |