DynaEye 本人確認カメラOCRのiPadOS 17サポートについて
DynaEye 本人確認カメラOCR でのiPadOS 17のサポートについてお知らせします。
対象製品
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DynaEye 本人確認カメラOCR V5.0L21(アップデートパック U002適用)
アップデートパック U002 は、以下からダウンロードしてください。
https://www.pfu.ricoh.com/dynaeye/product/idcamocr/ss/v5l21-u002.html
動作環境の変更
- 以下の開発環境および実行環境に対応しました。
開発環境:Xcode 15.0
対応OS :iPadOS 17.0
対応機種:iPad Pro 11-inch (第4世代)
iPad Pro 12.9-inch (第6世代)
iPad (第9世代)
iPad (第10世代)
iPad Air (第5世代)
iPadOS 17での動作
Xcode 15で開発したアプリケーションで発生する以下の不具合については、DynaEye 本人確認カメラOCR V5.0L21 アップデートパック U002 で対応済です。アップデートパックを適用してお使いください。
不具合1:
以下の条件を満たす場合に、カメラOCRの自動シャッターが下りません。
(条件)
- iPadOS17の端末を使用する。かつ、
-
カメラOCRのcaptureOnceメソッドを実行する。または、
カメラOCRのcaptureOnce2メソッドを実行する。かつ、 - 正立状態でない本人確認書類を撮影する。
不具合2:
以下の条件を満たす場合に、recognizeCardメソッドが-7002エラーになります。
(条件)
- iPadOS17の端末を使用する。かつ、
- 正立状態でない本人確認書類の画像に対して、recognizeCardメソッドを実行して認識する。
Xcode15での開発
Xcode15では、Enable Bitcodeを設定する項目が削除されたため、開発環境の構築手順でのEnable Bitcodeの設定は不要となります。詳細については、アップデートパックU002説明書「2.2 Xcode15での非互換」を参照してください。
- DynaEyeは、株式会社PFUの日本国内における登録商標です。
- iPadOS、Xcode は、Apple Inc.の商標です。
- その他の会社名、製品名などは、各社の商標または、登録商標です。