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楽²ライブラリ クライアントサーバ データ出力ツール

楽²ライブラリ クライアントサーバ データ出力ツールは、楽²ライブラリ クライアントサーバに保存されているデータを、Windowsフォルダに一括出力するツールです。

以下のような特徴があります。

  • 楽²ライブラリのバインダ単位に、書庫/キャビネット/バインダのフォルダー階層でデータを出力します。
  • データの規模に応じて、データ全体/書庫単位/キャビネット単位の出力単位を指定できます。
  • 設定により、バインダのデータをインデックス単位に分割して出力することができます。
  • ページデータ(PDF)はバインダまたはインデックス単位に1つのPDFファイルにまとめることができます。
  • ページの編集情報は、設定により画像としてページに貼り付けて出力することができます。

対象製品

  • 楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0

※ V4.0以前の古い楽²ライブラリ クライアントサーバのデータを出力することもできます。


動作環境

OS 楽²ライブラリ クライアントサーバ(サーバ)がサポートするOS

※ 対象OSについてはこちらを参照してください

(注)
  • 最新のWindowsアップデートが適用されている環境をサポートします。
  • マイクロソフトがサポートを終了したOSは、動作対象外となります。
  • 上記以外のOSでもツールを実行することができますが、サポート対象外となります。
CPU Windows® が動作可能なCPU
(詳しくは、Microsoftのホームページをご確認ください)
メモリ 2GB以上(4GB以上を推奨)

※出力するデータによっては上記以上のメモリを必要とする場合があります。

ディスク容量
  • ツールのインストール先に200MB以上
  • データ出力先に<出力対象の総データサイズ>+100MB以上

※ 出力するデータの構造によってはそれ以上の空き容量が必要となる場合があります。特に設定項目「編集情報(付箋紙、マーカ等)を画像形式で含める」を指定した場合、出力するページファイル(PDF)のデータサイズが非常に大きくなる場合がありますので、十分な空き容量(目安としては出力対象のデータ総サイズの2倍以上)があるドライブを用意することを推奨します。

※ 出力中に一時フォルダを使用しますので、システムドライブの空き容量が少ない場合は十分な空きを確保してください。

ソフトウェア
  • 楽²ライブラリ クライアントサーバ V5.0 (サーバ)

※ V4.0以前の古い楽²ライブラリ クライアントサーバをお使いの場合も動作しますが、サポート対象外となります。

その他
  • 楽²ライブラリ 連携ソフトウェアをインストールしている場合は、ツールをインストールする前にアンインストールする必要があります。

※ データ出力後に再度連携ソフトウェアを利用するためには、あらかじめお使いのバージョン・レベルの連携ソフトウェア インストーラを用意する必要があります。お使いの連携ソフトウェアのバージョン・レベル、およびお持ちの連携ソフトウェア インストーラのバージョン・レベルを確認する方法については、こちらを参照してください

※ 連携ソフトウェアの再インストール手順については、こちらを参照してください

  • 古い楽²ビューアをインストールしている場合は、ツールをインストールする前にアンインストールする必要があります。詳しくは使用手引書を参照してください。

インストール

  1. ツールをダウンロードします。
  2. ダウンロードした「Raku2OutputDataCS.zip」を展開します。
  3. 展開した「Raku2OutputData」フォルダにある「Raku2OutputDataSetup.exe」を楽²ライブラリ クライアントのサーバ上の任意のフォルダに配置します。
  4. 楽²ライブラリ クライアントのサーバ上で「Raku2OutputDataSetup.exe」を実行します。
  5. 画面の指示にしたがってツールをコンピューターにインストールします。

詳細は、上記手順 2.で展開した「Raku2OutputData」フォルダ内にある「使用手引書.pdf」を参照してください。

使い方

本ツールの使い方は、Windowsのスタートメニュー「楽²ライブラリ クライアントサーバ データ出力ツール」にある「使用手引書」を選択すると、使用手引書が表示されますので、そちらを参照してください。

※ ダウンロードした「Raku2OutputDataCS.zip」にも「使用手引書.pdf」というファイル名で同梱しています。

ツールを実行する前に知っておくと便利な情報を「お使いになる前に」に記載していますので、参考にしてください。

ダウンロード

楽²ライブラリ クライアントサーバ データ出力ツール V1.0L10

【ダウンロード】Raku2OutputDataCS.zip (98.6MB) 【公開日:2023年4月13日】

お使いになる前に

本ツールを使って楽²ライブラリ クライアントサーバのデータを出力するにあたって、知っておくと便利な情報を記載しています。

Q1 このツールでどのようなデータを出力できますか。
A1 楽²ライブラリ クライアントサーバに格納されている以下の情報をファイルに出力します。
[バインダデータ]
  • バインダのページデータ(PDFファイル)
  • バインダに登録されている電子ファイル
  • 名刺バインダに登録された名刺データ(PDF)
[管理/設定情報]
  • ユーザー情報(設定により出力)
  • キャビネットアクセス権限情報
  • バインダ管理情報
  • バインダの編集情報の定義情報(設定により出力)
  • テキスト情報(設定により出力)

※書庫、キャビネットはフォルダとして出力します。

※出力したフォルダ/ファイル一覧をcsv形式のファイルに出力することもできます。

※詳細は使用手引書を参照してください。


Q2 ツールを利用する前に確認しておくことは何ですか。
A2 ツールを実行する前に、以下の内容を確認してください。
  1. 出力対象のデータ総サイズと出力時間を見積もります。
  2. 見積もったデータの出力先の空き容量や出力時間をもとに、どのような単位でデータ出力を行うかを決定します。
    一度に大量のデータを出力すると、予期せぬ問題により出力途中でエラーが発生して出力処理が停止する可能性があります。
  3. 連携ソフトウェアや旧版の楽²ビューアはアンインストールします。
    → アンインストール対象の楽²ビューアの確認方法や、連携ソフトウェアのアンインストール手順については、使用手引書を参照してください。
  4. ツールを実行するコンピューター上で動作している不要なアプリケーションはすべて終了します。
  5. 必要に応じて、インターネット インフォメーション サービス(IIS)を停止します。

データを出力する準備ができたらツールを実行します。

【重要】データ出力が完了しても、出力内容に問題ないことを確認するまでは、絶対に楽²ライブラリ クライアントサーバのデータは削除しないでください。
楽²ライブラリ クライアントサーバのデータを削除すると元には戻せません。
(本ツールで出力したファイルを楽2ライブラリ クライアントサーバに復元することもできません)


Q3 データの出力単位について教えてください。
A3 本ツールでは、以下の単位でデータを出力することができます。
  • データ全体
  • 書庫単位
  • キャビネット単位

※バインダを1つまたは複数選択して出力することはできません。

※複数の書庫/キャビネットを選択して一度に出力することはできません。


Q4 データ出力先に必要な容量を見積もる方法を教えてください。
A4 データ出力先には、「出力対象のデータ総サイズ+100MB」以上の空きがあるドライブを指定する必要があります。

※出力内容によっては出力中に空き容量不足でエラーが発生する可能性がありますので、出力対象のデータ総サイズの2倍以上の空きがあるドライブを指定することを推奨します。

出力対象のデータ総サイズを調べる方法はこちら
出力先ドライブの空き容量を調べる方法はこちら

Q5 データ出力に要するおおよその時間を見積もる方法を教えてください。
A5 楽²ライブラリのデータ全体を出力するのに要するおおよその時間は、以下の方法で見積もることができます。
  1. 出力するバインダの総数(概算)を調べます。
    バインダの総数を調べる方法はこちら
  2. よく利用しているキャビネット1つについて、格納されているバインダ数を確認してからデータを出力して、出力時間を計測します。
    キャビネットに登録されているバインダ数の確認方法はこちら
  3. 1. と 2.の結果から全体の出力時間を見積もります。
    全体の出力時間の目安 = <2. の出力時間> ÷ <2. のバインダ数> × <1. のバインダ数>

※ 大量のバインダを一度に出力すると、メモリ不足などによりツールを正常に実行できない場合があります。見積もった時間が非常に大きくなる場合は、書庫単位/キャビネット単位に分けて、複数回実行することをおすすめします。

※ 設定項目「編集情報(付箋紙、マーカ等)を画像形式で出力する」を有効にすると、出力にかなり時間がかかります。

※ 一括形式のバインダは分割してから出力するため、出力にかなり時間がかかります。


Q6 ツールを実行すると以下のエラーメッセージが表示されて実行できません。
システム エラー
A6 本ツールの実行に必要なランタイムモジュールがインストールされていません。
通常は本ツールをインストールすると自動的に必要なランタイムモジュールがインストールされますが、何らかの原因でインストールできなかった場合にこのエラーメッセージが表示されますことがあります。
そのような場合は、マイクロソフトのサイトから「Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ (x86) (Visual Studio 2015、2017、2019、2022向け)」をダウンロードして、手動でインストールしてください。
※必ず、x86用をインストールしてください。
→ 2023年3月現在、こちらのサイトからインストーラーをダウンロードできます。ダウンロードしたファイル(vc_redist.x86.exe)を実行し、画面の指示にしたがってインストールしてください。

Q7 データ出力先フォルダを変えずにツールを複数回実行したときに、出力済みのデータは上書きされますか。
A7 同じデータ出力先を指定して複数回ツールを実行しても、既に出力したデータは上書きされません。
データは「<指定したデータ出力先フォルダ>¥Raku2Data_<実行日時>」フォルダ配下に出力されます。

Q8 「楽²ライブラリのページをバインダ/インデックスごとに1つのPDFファイルにまとめる」を有効にしてデータを出力すると、「ページデータの結合に失敗」エラーが出る場合があります。
A8 バインダのデータ構成によっては、ページPDFファイルを1つのPDFにまとめることができない場合があります。一つのバインダで「ページデータの結合に失敗」エラーが出ると、後続のバインダでも同様のエラーが出ることがあります。
そのようなときは以下をお試しください。
  • データの出力単位を「書庫単位」「キャビネット単位」に分割して出力してみてください。
  • エラーが出るバインダを含むキャビネット内のバインダの並び順を変えると正常に出力できる場合があります。
  • 「楽²ライブラリのページをバインダ/インデックスごとに1つのPDFファイルにまとめる」のチェックを外して出力してください。その場合はページPDFは1ページ単位に出力されます。
  • 最初に出力エラーになったバインダを別のキャビネットに移動してから、再度同じキャビネット内のバインダを出力すると、残りのバインダが正常に出力できる場合があります。移動したバインダは別途本ツールを実行して出力すると、正常に出力できる場合があります。正常に出力できない場合は、対象バインダをビューアで開き、印刷もしくは別名保存の機能を用いてページPDFファイルを出力する方法もあります。


Q9 出力できないデータがあります。
A9 破損しているバインダは出力できません。表示されるエラーメッセージの内容に沿って収集した情報を弊社サポート窓口へ送付してください。破損したバインダを可能な限り修復して返送いたします。

※破損状態によっては修復できない場合があります。

※データの修復はサポート登録をお済みの方のみ承ります。


Q10 本ツールについて問い合わせたいのですが。
A10 お問い合わせの前に、使用手引書をお読みいただき、問題が解決できないかをご確認ください。

本ツールに関するお問い合わせは、弊社サポート窓口にて承ります。
なお、お問い合わせは、基本サポートパッケージをご購入の上、サポート登録がお済みの方に限定しております。サポート登録につきましては、「サポートサービスのご利用について」をご参照ください。
お問い合わせ方法につきましては、基本サポートパッケージに同封されている「サポートサービスご利用の手引き」をご参照ください。


Q11 出力したページのPDFファイルを文字検索できますか。
A11 楽²ビューアで検索可能なページのPDFファイルは文字検索できます。

Q12 バインダ内のページを目次(章/項)単位に出力できますか。
A12 目次(章/項)単位で出力することはできません。
インデックスページは目次に表示されますが、インデックス単位で分けて出力することは可能です。


Q13 データ出力後に、再度連携ソフトウェアをインストールする手順を教えてください。
A13 お使いの連携ソフトウェアと同じバージョン・レベルのインストーラが必要です。

※ お使いの連携ソフトウェアのバージョン・レベル、およびインストーラのバージョン・レベルを確認する方法については、こちらを参照してください


[お使いの連携ソフトウェアと同じバージョン・レベルのインストーラをお持ちの場合]
  1. データ出力ツールをアンインストールします。

    ※ データ出力ツールと連携ソフトウェアは同時に使用することはできません。必ずデータ出力ツールをアンインストールしてください。

  2. お手持ちの連携ソフトウェアのインストーラを用いて、連携ソフトウェアをインストールします。

    ※ 連携ソフトウェアのインストール後は、必ずコンピュータを再起動して下さい。


[お使いの連携ソフトウェアと同じバージョン・レベルのインストーラをお持ちでない場合]
お使いの連携ソフトウェアと同じバージョン・レベルのインストーラをお持ちでない場合は、最新版をダウンロードしてインストールすることができます。その場合、ツールを実行した楽²ライブラリ クライアントサーバのサーバ、およびクライアントコンピュータにインストールしている楽²ビューアをすべて最新版にアップデートする必要があります。
最新版はアップデートパックに含まれています。アップデートパックはこちらからダウンロードすることができます。
アップデートの適用手順、および連携ソフトウェアのインストール方法については、「アップデート適用手順書」を参照してください。

※ 旧版の連携ソフトウェアはお使いいただけませんのでご注意ください。

※ 楽²ライブラリ クライアントサーバのバージョンがV5.0以外の場合は、連携ソフトウェアはインストールできません。


Q14 ツールを起動した後、「実行中の楽2ライブラリ関連のプログラムをチェックしています」画面が表示されたままとなり、設定画面が表示されません。
A14 実行中のプログラムが多いと起動に時間がかかる場合があります。
不要なプログラムがあれば終了してから本ツールを実行してください。

Q15 「PDFをまとめる」を指定してデータを出力するとエラーになる場合があります。
A15 バインダ内のページPDFファイルに、ファイルサイズが大きいものが含まれていると、メモリ不足によりPDFファイルをまとめることができない場合があります。「PDFをまとめる」を指定せずに出力した後で、市販のアプリケーションを使ってPDFファイルを結合してください。