忙しい社会人でも大丈夫!勉強が続けられるコツをご紹介
いきなりですが、みなさんは社会人になってから「勉強」していますか?
スキルアップのために勉強したいという気持ちはあるけど、仕事に家事に趣味、とやることがたくさんあって、勉強時間がなかなか取れないという人も多いのではないでしょうか。
今回は、勉強時間を確保できるタイミングについて解説し、働きながら勉強を続けるためのコツをご紹介します。
目次
1. 平均1日2時間半!社会人が勉強時間を確保するには?
勉強している人は、1日にどれくらいの時間を確保しているのでしょうか。
総務省統計局の「平成28年社会生活基本調査」によると、1日平均150分だそうです。
※出典:平成28年社会生活基本調査結果(総務省統計局)
社会生活基本調査 / 平成28年社会生活基本調査 / 調査票Bに基づく結果 詳細行動分類による生活時間に関する結果 生活時間編(政府統計の総合窓口「e-Stat」)
1日2時間半の勉強時間、勉強している人はいつ、その時間を確保しているのでしょうか。
勉強する時間がないと思っている人も普段の生活を思い返してみてください。意外と勉強できるタイミングがあるかもしれません。
勉強時間を確保できるタイミングについて、それぞれ見てみましょう。
休日
仕事がないため、まとまった時間が取りやすい休日。
休日のたびに1日中予定がぎっしりという人は多くないと思います。予定の前後や、予定と予定の間に少し参考書を開いてみるとよいでしょう。
時間があるときは、試験本番と同じように時間を計って模擬試験の問題を解いてみるのがおすすめです。
...とはいえ、最初から意気込みすぎるとうまくいかないもの。ポイントは「無理な計画を立てない」ことです。「休日にやるぞ!」と決めたことが消化できず、残念な気持ちになった経験はありませんか?
休日は、文字どおり「休む日」です。時間があるからといってタスクを詰め込むと、リフレッシュの妨げになることもあります。
「まずは1時間」など、ゆとりを持った計画を立て、成功体験を徐々に積み重ねていきましょう!
出勤前
いつもより少し早く起きたときや、いつもより少し早く家を出たときは、その時間を勉強に充てるとよいでしょう。
出勤前の勉強は、退勤後だと仕事に疲れてやる気が出ないという人におすすめです。
ですが、勉強するために早く起きようとしても、なかなか起きられないものですよね。早く起きるための目的は勉強でなくても構いません。
例えば、「あのお店のモーニングが気になっていたから行ってみよう!」、「通勤ラッシュ時の満員電車が嫌だから時差出勤で早く出よう!」というように、早起きの目的を変えてみてもよいかもしれません。自分にとってメリットが大きいと感じるものであれば実践できそうではないでしょうか?
通勤時間
通勤時間は勉強するのに絶好のチャンスです。ぼーっとスマホを見たり、寝たりして過ごしていませんか?その時間を勉強に充ててみましょう。
満員電車やバスの中で参考書を開けないという人は音声教材を活用するとよいかもしれません。
最近では、動画配信サービスや音声配信サービスのコンテンツも充実してきています。ブラウザーや配信アプリのブックマーク機能を活用し、通勤時間用のプレイリストを作っておくと便利です。
「音声プラットフォームVoicy」なら、有名人や経営者の放送といったビジネスに役立つコンテンツも充実していておすすめです。
退勤後
家に帰って部屋着などに着替えてしまうと、リラックスモードに入ってしまいますよね。
退勤後は、家に帰る前にカフェや図書館に立ち寄って勉強することにしてはどうでしょう。
勉強を済ませてしまえば、後からゆっくりする時間が確保できます。だらだらして「今日は時間があったのに勉強できなかった...」と後悔する日が減ることでしょう。
生理的生活時間
入浴などに当たるこの時間、「参考書を持ち込めないのに、どうやって勉強するの?」と思う人もいるでしょう。
この時間に勉強するなら、復習がおすすめです。今日1日、あるいは前回勉強した内容を頭の中で思い出します。思い出せない場合は、頭に入っていないということです。この時間に自分の勉強がどれくらい定着したかを確認しましょう。
就寝前
就寝前にテレビを見たり、スマホを見たりしていた場合は、この時間を勉強に充てるとよいでしょう。
就寝前の勉強としておすすめなのは、暗記ものです。記憶の定着がしやすくなると言われているこの時間に単語やキーワードを覚えるとよいでしょう。
注意点としては、夜遅くまで勉強しすぎないことです。その日の勉強内容を定着させるためには6時間以上の睡眠が必要です。ほどほどにして、しっかり寝るようにしましょう。
※参考(【暗記力UP】勉強は寝る前30分がベスト! 眠るだけで記憶力が上がる方法や理由を調べてみた)
2. 働きながら勉強を続けるために
ここまでは、社会人が勉強時間を確保できるタイミングについてご紹介しました。ご紹介したタイミングで少しずつ勉強すれば、1日2時間半の勉強時間を確保できそうな気がしてきませんか?
ここからは、勉強を続けるためのコツについてご紹介します。働きながら勉強を続け資格取得にチャレンジしている人の体験コメントとともにご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
何のために勉強するのかをはっきりとさせる
やりたいことがあって、それは資格がないとできないことだったんです。じゃあその資格を取ろう!っていう動機で勉強しました。
(50代/男性/会社員)
勉強する内容は、自分が興味のあることを選びました。強制されたり、やらされている感があったりすると続けられません。
(50代/男性/会社員)
なぜそれを勉強するのか、勉強して何をしたいのか、という目標が明確な人ほど、勉強を続けやすくなります。
例えば、いつか英語が必要になったときのために勉強しようと考えるとして、そのいつかが見えないとなかなか身が入らないですよね。
では、自分が好きな海外アーティストが話している言葉を理解したい、という目標ならどうでしょう?勉強すれば、そのアーティストの話を少しずつ理解できるようになり、勉強も楽しく続けられるはずです。
勉強の期限を決める
取りたい資格が決まったら、まず参考書を買って試験の申し込みをします。
試験の申し込みをしてもやる気があまり出ないときもありますが、試験日が近づくと受験票が届きます。そうするとまた頑張ろうって気持ちになります。
(50代/男性/会社員)
毎年1つ以上は試験を受けるという目標を自分に課しています。とりあえず毎年の目標を決めて勉強したいと思って続けています。
(50代/男性/会社員)
ゴールの見えない勉強はモチベーションを保ちにくく、まだ勉強できていないから次の機会に受験しよう、などと先延ばしにしてしまうと、また次、また次、と先延ばし癖がついてしまいます。
一定期間、他の楽しみを我慢して勉強に集中するためには、「いつまで」という期限を決めることが大切です。
ざっくりとした目標と細かな目標を組み合わせる
毎日の目標を細かく決めてしまうと勉強が楽しくなくなってしまうので、この時期までにこの範囲は終わらせるというざっくりとした目標を立てていました。
(50代/男性/会社員)
何時から何時までって決めて勉強しているわけではありませんでした。空き時間ができたら勉強していました。
(50代/男性/会社員)
長期間毎日の目標を立てて勉強するのは、仕事が忙しかったり他にやらなければならないことがあったりすると少し大変ですよね。目標を達成できない日が続くと自分を責めてしまい、勉強のモチベーションが下がる原因となり得ます。
試験1か月前まではざっくりとした目標で、試験まで1か月を切ったら毎日の計画を立てて勉強するというように、ざっくりとした目標と細かな目標を組み合わせて勉強を進めましょう。
参考書はいつでも開けるようにする
毎日必ず参考書を開くようにしました。開いてすぐ閉じてしまうこともありましたが、開くことで勉強しなければという意識を保ち続けることができました。
(50代/男性/会社員)
参考書を見えるところに置いておくようにしました。そうすることで、時間が空いたときに少し勉強しようという気持ちになりやすかったです。
(20代/女性/会社員)
参考書を本棚の見えないところや、引き出しの中などに片付けてしまうと参考書の存在をつい忘れてしまい、そのまま勉強から遠ざかるということになりかねません。
見えるところに置き、毎日必ず5分でもいいから開くことで、勉強する習慣をつけるようにしましょう。
ながら時間を活用する
参考書を断裁してスキャンし、OCR(画像の文字を認識し、文字として抽出する技術)でテキストデータ化しました。読み上げソフトに取り込み、音声データにしてCDに焼きました。音声データはスマホで通勤時間に何度も聞き、CDは車の中で聞いていました。2倍速にして聞いたりもしました。
(40代/男性/会社員)
ながら時間を使った勉強には音声学習が有効です。出かける準備をしながら、洗濯物を干しながら、お皿を洗いながら、など机に向かって参考書を開かなくても勉強できます。何度も繰り返し聞いたり、倍速にして聞いたりできるので、忙しい社会人におすすめです。
また、このながら時間を復習に充てるのもよいですね。勉強した内容を、誰かに説明するように声に出してみるとよいでしょう。自分の理解度を確認でき、勉強が足りない部分を洗い出すことができます。
※参考(人に教える説明力は自分の復習を兼ね備える記憶勉強方法)
3. いつでもどこでも勉強ができるようにしておこう
勉強しようと思ったら、参考書や問題集を用意して、問題を解いたりまとめたりする場合はノートやペンを用意して、と勉強を始めるまでにいくつか準備が必要ですよね。さらに、参考書は分厚くて重たいものが多いので、何冊も持ち運ぶのは大変です。
参考書をスキャンしてデータ化しておけば、スマホやタブレットに何冊もの参考書を集約でき、荷物にもならずいつでもどこでも持ち運べます。また、スキャン後にOCR処理し、検索可能なPDFで保存することで検索や書き込みもできるようになります。
電車やバスで立ったまま単語やキーワードを覚えたりするときは、片手で持てるスマホを使い、カフェや図書館などでがっつり問題を解いたりまとめたりするときは、タブレットを使うのがおすすめです。勉強シーンによってデバイスを変えることも、参考書をデータ化しておけば簡単にできます。
よいかも!と思ったあなたにおすすめなのが、ドキュメントスキャナーScanSnapです。ScanSnapなら操作も簡単で、素早くスキャンできます。
毎分40枚・80面の両面高速読み取りを実現し、簡単操作のタッチパネルを搭載。Wi-Fiの5GHzに対応し、原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。 驚くほど簡単、スピーディーにデータ化します。
場所を取りたくない人には、コンパクトなiX1300もおすすめです。
ストレスを感じさせない毎分30枚の高速読み取りが可能な「Uターンスキャン」と、一般的な紙からA3までの大きな書類、厚手の原稿等の読み取りも可能な「リターンスキャン」2つの読み取り方法を備え、仕事環境や家庭に発生する多様な書類をすばやくデータ化します。
参考書を断裁したくないという人には、SV600がおすすめです。見開きのままスキャンできるので、参考書を傷めません。
大きなサイズの原稿やとじられた本を切ったりすることなく、最大A3横サイズまでスキャンできます。見開きにした本の湾曲を自動的に補正する「ブック補正機能」や「ページめくり検出機能」など、雑誌や書籍のスキャン作業をアシストする機能を搭載し、様々な媒体のイメージデータ化を支援します。
4. まとめ
今回は、社会人の勉強時間を確保できるタイミングと時間がなくても勉強を続けるコツについてご紹介しました。
今回の記事を参考に、自分に合った勉強方法を見つけていただければ嬉しいです。
ScanSnap iX1600
毎分40枚・80面の両面高速読み取りを実現し、簡単操作のタッチパネルを搭載。Wi-Fiの5GHzに対応し、原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。 驚くほど簡単、スピーディーに電子化します。 |
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ScanSnap iX1300
毎分30枚(A4カラー/300dpi)の高速読み取りが可能な「Uターンスキャン」と、一般的な紙からA3までの大きな書類、厚手の原稿等の読み取りも可能な「リターンスキャン」2つの読み取り方法を備え、仕事環境や家庭に発生する多様な書類をすばやく電子化します。 |
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ScanSnap SV600
厚みのある本や雑誌、新聞などの電子化に最適な非接触スキャナー。原稿を均一に読み取るVIテクノロジーやブック補正機能により、A3サイズまでしっかりクリアに読み取れます。 |
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この記事を書いた人
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