Windows® 11 2024 Update(24H2)で発生する「DynaEye 11/10」の不具合について(更新)
初版:2024年10月18日
更新:2024年12月18日
Windows® 11 2024 Update(24H2)において、以下2点の不具合が発生することを確認しています。
対処方法の通り、対処をお願いします。
不具合1:
エントリーアプリケーションにおいて、認識完了時に帳票画像を出力した場合、入力画像の左側半分のみが出力される事象が発生します。
例 請求書の帳票画像を出力した場合
- 対象製品:
DynaEye 11 Entry
DynaEye 11 Entry Lite
DynaEye 11 Entry AI-OCR
DynaEye 11 Entry Lite AI-OCR
DynaEye 10 帳票OCR Entry - 原因:Windows® 11 2024 Update (24H2)の不具合です。
- 対処方法:
Windows Updateにて、最新の更新プログラムを適用してください。 -
発生条件
以下の条件を満たす場合に発生します。
(DynaEye 11 L40またはL41の場合)
- エントリーアプリケーションを使用する。かつ、
- プロファイル管理画面の[出力ファイル設定]タブで[帳票画像ファイルを出力する]をチェックし、[入力画像ファイルと同様のファイル形式で出力する]を選択する。かつ、
- 確認/修正画面でJPEGまたはPDF形式(*)のファイルを取り込んで認識し、[完了]ボタンを押下した場合。
(*) TIFF/ビットマップ形式のファイルを取り込む場合は発生しません。
- エントリーアプリケーションを使用する。かつ、
- プロファイル管理画面の[出力ファイル設定]タブで[帳票画像ファイルを出力する]をチェックし、[PDFファイルで出力する]を選択する。かつ、
- 確認/修正画面でファイル(*)を取り込んで認識し、[完了]ボタンを押下した場合。
(*) すべての形式のファイルで発生します。
(DynaEye 11 L30以前またはDynaEye 10の場合)
- エントリーアプリケーションを使用する。かつ、
- プロファイル管理画面の[出力ファイル設定]タブで[帳票画像ファイルを出力する]をチェックし、[入力画像ファイルと同様のファイル形式で出力する]を選択する。かつ、
- 確認/修正画面でJPEG形式(*)のファイルを取り込んで認識し、[完了]ボタンを押下した場合。
(*) TIFF/ビットマップ/PDF形式のファイルを取り込む場合は発生しません。
不具合2:
インストールフォルダーに配置されている「使用許諾契約書」(license.rtf)を開くことができない場合があります。
DynaEye 11の場合は、スタートメニューから「使用許諾契約書」を選択しても開くことができない場合があります。
- 対象製品:
DynaEye 11 の全製品(DynaEye 11 L31/L41を除く)
DynaEye 10 の全製品 - 原因:「使用許諾契約書」はRTF形式のファイルとなっていますが、Windows® 11 2024 Update(24H2)にはRTF形式のファイルを開けるアプリケーション(WordPad)が含まれていないためです。
-
対処方法:
DynaEye 11の場合、「DynaEye 11 L31/L41」のアップデートを適用してください。
「DynaEye 11 L31/L41」はDynaEye 11 サポートサイトからダウンロードしてください。
DynaEye 10の場合、お手数ではございますが、Microsoft WordなどRTF形式のファイルを開くことができるアプリケーションをご用意ください。
- DynaEyeは、株式会社PFUの日本国内における登録商標です。
- その他の会社名、製品名などは、各社の商標または、登録商標です。