Kofax VRS
2017年12月20日をもちまして、『Kofax VRS』ソフトウェアのWEBダウンロード及び電話/メールによるサポートを終了いたします。
キャプチャーソフトウェア 世界シェアNo.1(注1) 米国Kofax社製
「Kofax VRS Professional」
Kofax社製「Kofax VRS」は、読み取った原稿の状態(ゴミ、汚れや画像つぶれなど)を自動認識し補正する米国Kofax社の独自技術を搭載。読み取り前の原稿仕分け作業や読み取り設定を行うことなく、様々な紙文書を自動処理し、視認性に優れた高品質な画像データの生成をスキャナを止めずに実現。また、ハードウェア VRS は PC のスペックに依存せず安定した性能を発揮します。紙文書の電子化をさらに進化させ、業務の効率化を目指すお客様を強力に支援します。
(注1) 「Batch and Distributed」市場に分類されるキャプチャーソフトウェアを対象とする。Harvey Spencer Associatesの調査(2006年度)に基づく。
(注2) fi-6750S、iScanner fi-6010N、fi-6110、fi-5015C、fi-60Fを除く、2013年10月以前の機種に標準バンドル
Kofax VRSの特長
簡単な操作
読み取りに関する特別な知識は必要ありません。必要な操作は「スキャン」ボタンを押すだけ。残りの作業はKofax VRSが行います。
完全なイメージ
スキャナから取り込んだ画像を自動調整(色の自動検出、カラー背景色の均一など)し、高品質な画像データを生成します。
認識精度の向上
原稿裏あてが白の装置でも傾き補正が可能。OCRや手書き文字の認識精度が大幅に向上します。
再読み取り不要
今までは、読み取り設定を調整し実行する必要がありましたが、Kofax VRSでは自動で画像補正を行なうため、再読み取りが不要です。
Kofax VRSは以下のような媒体を読み取るのに適しています。
Kofax VRSの処理例
【1】 規格外サイズの配達伝票を読み取った場合
カラー読み取り
手書き文字が読みづらい。ファイルサイズが大きい。
Kofax VRSなし読み取り
画像が傾き、色の薄いテキスト文字の認識ができない。
Kofax VRSあり読み取り
画像の向きをまっすぐに調整・背景色を制御し、文字を際立たせる。
【2】 カラー原稿を読み取った場合
カラー読み取り
原稿の正確な読み取りを行うが、ファイルサイズが大きい。
Kofax VRSなし読み取り
原紙の背景色を認識し、真っ黒な画像を作成してしまう。
Kofax VRSあり読み取り
背景色を除去し、見やすいデータを作成する。
カラー背景部分の2値化時に発生するノイズを完全に除去します。
Kofax VRSの機能紹介
明るさ・コントラスト補正機能
- 原稿の「明るさ」と「コントラスト」のレベルを読み取りごとに瞬時に解析
- 解析データをもとに、原稿の「見やすさ」を瞬時に自動補正
→このため、原稿の明暗による仕分け作業や再スキャンが不要になります。 - 万が一、自動補正範囲を越えた場合でも手動で補正することが可能
手動での明るさ/コントラスト調整
例外的な原稿でも、調整画面が自動でポップアップし、オペレーターは再スキャンなしに、希望するイメージになるまで、ディスプレィ表示されたイメージとスライダコントロールを使用して、リアルタイムに明るさ・コントラスト・ガンマを調整することができます。
原稿サイズクリッピング機能
- さまざまなサイズの原稿を混載しても、自動で正確に画像データを切り抜き
→このため、原稿の明暗による仕分け作業や再スキャンが不要になります。
傾き補正機能
- 読み取りごとに画像の傾きを自動的に検出し、瞬時に傾きの補正を実施
→このため、オペレーターによる原稿のセットが簡単になります。 - グレースケール(多値)画像から、傾きを補正するため、滑らかで鮮明な画像に変換。「見やすさ」が向上し、OCRの文字認識精度が向上
- オペレーターの望み通りに調整するための手動補正も可能
従来の傾き補正 | Kofax VRS傾き補正 |
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復調性イメージとしてスキャンされ、傾き補正された文字の例です。ギザギザのエッジが現れています。 | 復調性イメージに変換する前にグレースケールで自動的に傾き補正されます。 これにより、自動認識ソフトウェアでも正確に可読できる文字になっています。 |
- モノクロ2値・グレースケール画像に対し、自動的に最適な明るさの値を割り当てる
- OCR処理で必要な情報と背景画像(例えば地紋)を識別し、背景画像を削除することによりOCRの認識率をアップ
- 画像の2値化時に発生する黒い斑点などのノイズを自動的に除去
- ファイルサイズの低減
※ 上記機能は、カラー画像に対しては行えません。
※ 上記2つの機能により、従来の「Advanced Clarity機能」を実現します。
- 手動調整やオリジナルの補正内容を設定ファイルとして登録可能
- 読み取り前に設定ファイルを呼び出すことで、いつでも高品質な画像を得ることが可能
事例紹介 (受注業務でのドキュメント管理)
イメージスキャナ「fiシリーズ」とKofax製品の導入事例をご紹介いたします。
- 受注業務「注文書/申込書」と「関連書類」の電子化作業を効率化
各種業務処理で扱う帳票、伝票だけでなく、内部統制で管理すべき関連書類も大量に一括処理できます。
Kofax VRS製品のご紹介
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