自治体DX
自治体DXとは
自治体が抱えている問題(「公助」の役割増、職員数の減少など)をデジタル技術やAIを活用して解決し、職員が本来の業務に注力することで住民の生活をより良くする取り組みを指します。

総務省により策定された「自治体DX推進計画」には、「自治体の情報システムの標準化・共通化」や「自治体の行政手続きのオンライン化」など自治体が取り組むべき重要事項が示されています。デジタル化の遅れやデジタル人材の不足といった課題を抱えている自治体は多く、デジタル技術を活用して解決し、DXを推進することが急務となっています。
自治体DXはペーパーレス化から
とはいえ、「何から始めればいいのかわからない」といった意見も多く、DXに対してハードルが高い印象を持たれている方は少なくありません。まずは、庁内に多く存在する紙書類を電子化して保存・活用するペーパーレスから取り組むのが確実に効果が出やすくおすすめです。
紙書類をスキャナーや複合機のスキャン機能を使用してPCで扱えるPDFファイルなどに電子化することで、必要な紙書類をPCで検索して閲覧できるので、検索性が向上します。電子化することで紙書類の保管が不要になり、破棄へとつながります。 また、電子化するとAI-OCRを利用して文字情報をテキストデータにできます。これにより、申請書の情報を手入力していた作業を効率化できます。