幅や長さの違う原稿を同時に読み取る(iX1300)
ScanSnapの給紙カバー(原稿台)に、幅や長さの違う原稿を同時にセットして読み取れます。
サイズが違う原稿をまとめて読み取れるのは、給紙カバー(原稿台)に原稿をセットして読み取る U ターンスキャンだけです。
U ターンスキャンで読み取れる原稿の詳細は、iX1300 で読み取れる原稿を参照してください。
- ScanSnap の給紙カバー(原稿台)の右側を持って開けて、電源を ON にします。
給紙カバー(原稿台)は、[Scan]ボタンが青色で点灯するまで、しっかりと開けてください。
給紙カバー(原稿台)を開けると、エクステンションが自動で起き上がります。
- 画面右下の通知領域にある ScanSnap Manager のアイコンが、
から
に切り替わります。
- 画面右下の通知領域にある ScanSnap Manager のアイコンが、
-
画面右下の通知領域にある ScanSnap Manager のアイコン
を右クリックし、右クリックメニューから「Scan ボタンの設定」を選択します。
- ScanSnap 設定画面が表示されます。
- 「原稿」タブの「原稿サイズの選択」で「サイズ自動検出」を選択します。
- 「ADF」(U ターンスキャン)の「マルチフィード検出」で「しない」を選択します。
- [OK]ボタンをクリックし、ScanSnap 設定画面を閉じます。
- ScanSnap に原稿をセットします。
- 原稿の先端をそろえます。
- 給紙カバー(原稿台)に、原稿の表面(原稿が複数枚ある場合は最初のページ)を手前に向け、上端を下向きにしてセットします。
重要- 原稿はピックローラで搬送されます。すべての原稿がピックローラ(中央)の上に重なるようにセットしてください。ピックローラから離れた位置に原稿があると、給紙できません。
- サイドガイドは、読み取る原稿の中で最大幅の原稿に合わせてください。サイドガイドを原稿の幅に合わせないと、原稿づまりが発生することがあります。
- 最大幅以外の原稿は、まっすぐ読み取られるようにセットしてください。
原稿が傾いて読み取られると、以下の現象が発生する場合があります。
- イメージデータが欠ける
- イメージデータに斜めの線が入る
- 原稿サイズと一致しないイメージデータが保存される
原稿がまっすぐ読み取られない場合は、以下の設定をしてから、同じ幅の原稿ごとに分けて読み取ることを推奨します。
-
画面右下の通知領域にある ScanSnap Manager のアイコン
を右クリックし、右クリックメニューから「Scan ボタンの設定」を選択します。
- ScanSnap 設定画面が表示されます。
- 「読み取りモード」タブの[フィードオプション]ボタンをクリックします。
- 「フィードオプション」画面が表示されます。
- 「ADF」の「フィード」で、「継続読み取り」を選択します。
- ADF
-
給紙カバー(原稿台)に原稿をセットする U ターンスキャンの給紙方法を「フィード」で選択します。
デフォルトは「通常スキャン」です。
- フィード
-
- 通常スキャン
ScanSnap の給紙カバー(原稿台)にセットした原稿の読み取りが完了すると、自動的に読み取りが終了し、クイックメニューが表示されます。
- 継続読み取り
原稿を複数回に分けて、継続して読み取ります。
2 回目以降に原稿を読み取る場合は、ScanSnapの給紙カバー(原稿台)、またはリターン給紙口のどちらに原稿をセットしても読み取れます。
- 通常スキャン
- [OK]ボタンをクリックします。
- [OK]ボタンをクリックし、ScanSnap 設定画面を閉じます。
- 原稿押さえプレートが起き上がっていることを確認してください。
原稿押さえプレートが倒れている状態で原稿を読み取ると、原稿づまりの原因となります。
原稿押さえプレートが倒れている場合は、指で起こしてください。
- 原稿押さえプレートが外れた場合は、サービスセンター窓口の株式会社 PFU イメージング サービス&サポートセンターまで連絡してください。詳細は、修理・お問い合わせの「お問い合わせ窓口」を参照してください。
- 原稿の先端をそろえます。
- ScanSnap の [Scan]ボタンを押して、原稿の読み取りを開始します。
重要
- 以下の場合は、「原稿が給紙カバー (原稿台) 、リターン給紙口の両方にあります。」というメッセージが表示されます。
- 給紙カバー(原稿台)とリターン給紙口の両方に原稿をセットした状態で、ScanSnap の[Scan]ボタンを押した
リターン給紙口の原稿を取り除いて、[継続読み取り]ボタンをクリックするか、ScanSnap の[Scan]ボタンを押してください。
- ScanSnap に原稿がつまった
iX1300 に原稿がつまったときの取り除き方を参照して、つまった原稿を取り除いてください。
再度原稿をセットして、[継続読み取り]ボタンをクリックするか、ScanSnap の[Scan]ボタンを押してください。
- 給紙カバー(原稿台)とリターン給紙口の両方に原稿をセットした状態で、ScanSnap の[Scan]ボタンを押した
- U ターンスキャン中は、リターン給紙口に原稿をセットできません。
- 給紙カバー(原稿台)とリターン給紙口のどちらにも原稿をセットしていない場合は、「給紙カバー(原稿台)、リターン給紙口に原稿がありません。」というメッセージが表示されます。給紙カバー(原稿台)に原稿をセットして、[継続読み取り]ボタンをクリックするか、ScanSnap の[Scan]ボタンを押してください。
- 読み取り中は、以下の操作をしないでください。読み取りが中止されます。
- ScanSnap およびほかの USB 機器を抜き差しする
- 給紙カバー(原稿台)を閉じる
- ユーザーを切り替える
- コンピューターをスリープ状態にする
- 原稿の読み取り中は、ScanSnap の[Scan]ボタンが青色に点滅します。
コンピューターには、「ScanSnap Manager - イメージ読み取りとファイル保存」画面が表示されます。
- 原稿の読み取りが完了すると、クイックメニューが表示されます。
- 以下の場合は、「原稿が給紙カバー (原稿台) 、リターン給紙口の両方にあります。」というメッセージが表示されます。
- クイックメニューから、連携したいアプリケーションのアイコンをクリックします。
「書類を保存」を選択すると、イメージデータをScanSnap Homeでフォルダー別に管理できます。
詳細は、ScanSnap Home を使用して紙文書をコンピューターでフォルダー別に管理するを参照してください。
ヒントScanSnap Organizerがインストールされている場合は、クイックメニューに「このコンピュータに保存」が表示されます。
ScanSnap Organizerでイメージデータをフォルダー別に管理するには、ScanSnap Organizer を使用して紙文書をコンピューターでフォルダー別に管理するを参照してください。
- 選択したアプリケーションに連携されます。詳細は、活用ガイドを参照してください。
重要- クイックメニュー表示中は、ScanSnap で原稿の読み取りを開始できません。クイックメニューのアイコンを選択して処理を完了するか、クイックメニューを閉じてから、次の原稿の読み取りを開始してください。
- クイックメニュー表示中は、別のアプリケーションを使用して、イメージデータの移動、削除、および名前の変更などの操作をしないでください。
ヒント- クイックメニューの
をクリックすると、各アプリケーションの説明が表示されます。アプリケーションのアイコンにマウスを位置づけると、表示内容が切り替わります。
- 自動連携できるアプリケーションがアクティブ状態のときに原稿を読み取ると、そのアプリケーションと自動的に連携されます。
詳細は、活用ガイドを参照してください。