製造現場では、昨今、デジタル化やIoT導入が進んでおり、工作機械やロボットなど生産設備、さらにはカメラ・センサーなどがネットワークに接続されるようになっています。それに伴い、停電や機器故障、設定ミスなどによる工場内のネットワークトラブルによって、ラインが停止するリスクも大きくなっています。
また、ネットワークにつながる機器が増えるにつれて、工場内の機器が管理しきれなくなっています。ネットワークトラブルにより、万が一ラインが停止した際には、その発生個所の特定、解決に時間がかかります。甚大なトラブルが発生する前に、何らかの対策が必要です。
機器故障・設定ミスなどが発生した場合、広い工場ではネットワークにつながる機器も多数設置されているため、トラブルの発生に気付くのに時間がかかるケースも多いです。
生産設備の監視ツールなどで機器の稼働を管理するケースも増えていますが、製造現場では監視ツールをPCで常に確認したり、通知メールをリアルタイムで確認できる状況のご担当者は少なく、機器の異常に即座に気付くことは難しいでしょう。
多くの工場では、機器・ネットワークの管理を表計算ソフトなどで台帳管理しています。しかし、何度もレイアウト変更などが発生してしまうと台帳管理は追いつかず、最新の状態が把握できなくなります。
こうした中で、機器・ネットワークのトラブルが発生すると、機器がどこにあるか、どのようなネットワーク構成でどこまで影響範囲があるかを、ケーブルを辿って確認・特定するのに時間がかかります。解決に時間がかかるほど、生産への影響は甚大になっていきます。
「iNetSec FC」は、停電や機器の故障などによるネットワークへの接続エラーが発生するとすぐに検知。さらに、「NHVシリーズ」が機器・ネットワークの異常を光と音声で即座に報知するため、PC・メールを確認できない状態でも、その場で異常に気付くことができます。
さらに、「NHVシリーズ」の音声で、何の異常が発生したのかをすぐに把握。iNetSec FCの画面を見ればトラブル機器・箇所をすぐに把握でき、より迅速な対処が可能です。
「iNetSec FC」は、ネットワークに接続されている機器を自動で検出可能。また、接続機器の一覧だけではなく、ネットワークの機器同士の接続構成までネットワークマップで分かりやすく見える化できます。
さらに、機器の故障、接続エラーなどネットワークトラブルが発生すると、トラブルがあった機器とその影響範囲を一目で分かりやすく表示。万が一の際の対処の迅速化を実現できます。
iNetSecは既存のネットワークに接続するだけで、工場内のPLC、製造機器、IoT機器、PC等の接続状況を自動で見える化。接続機器の状況一覧とネットワーク構成図がリアルタイムで確認できるため、ネットワークトラブルの抑止やトラブル時の迅速な影響範囲の特定が可能です。生産設備の作動を邪魔しないパッシブ検知方式も採用しており、止まらない工場を支援します。
監視するスイッチのLANポートに接続
Windows PCにインストール
新規端末検出時や接続監視エラー時に表示灯が点灯・音声で報知
音声作成がお客様で簡単に設定できます
ネットワークマップ機能/トラフィック監視機能を利用する場合は、インテリジェントスイッチのSNMP設定の有効化・コミュニティ名の設定が必要です。
トラフィック監視機能にて機器単位での使用帯域を把握する場合はミラーポートへの接続が必要です。
商品 | 標準価格(税抜) | 説明 |
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iNetSec FC (1年間利用ライセンスバンドル) |
480,000円/台 |
ネットワーク見える化装置と管理ソフト(マネージャー)で構成されます。
・QAサービス |
iNetSec FC 1年間利用ライセンス |
360,000円/台・年 |
2年目以降も利用いただく場合に必要なライセンスです。 1年目と同等のサービスが付随しています。 |
※製品購入後のお問い合わせは、お手数ですがサポート問い合わせ窓口からお願いいたします。