[お知らせ]
2026年5月25日
株式会社PFU
令和8年度の文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」を受賞
株式会社PFU(社長執行役員:平原 英治)のグループ会社であるPFUテクノワイズ株式会社(代表取締役社長:和角 直幸)の社員が、このたび「令和8年度 文部科学大臣表彰 創意工夫功労者賞」(注1)を受賞しました。本賞は、優れた創意工夫によって各職域における科学技術の考案、改良等に貢献した実績顕著な勤労者を顕彰するもので、各都道府県から推薦を受けた方が対象となります。
受賞者名および評価された業績名は下記の通りです。
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受賞者: 森田 帆夏 業績名: 製造現場の改善活動促進基盤の考案
表彰された活動の概要
1. 目的
本改善は、製造現場の改善提案活動を出しやすくし提案数を増やすことで、現場主導の改善活動を活性化するとともに、提案を効率よく管理・継続できる基盤の整備(システム化)を目的としています。
従来の提案制度は、定型用紙への記入が必須で、第三者にも伝わるよう内容を整える必要がありました。その結果、提案者・対策者双方の事務負担が大きく、手書きや回覧に時間を要して不在時には処理が滞留しやすい状況でした。また、提案がスムーズに進まないことでモチベーション低下や提案数減少を招き、他部門への横展開やナレッジとしての蓄積・検索・分析も十分に行えていませんでした。
今回の「製造現場の改善提案活動促進基盤の整備」においては、まず付箋で気づきを即時共有する「魚ギョっとボード」(注2)を導入し、提案エントリーを簡素化しました。さらに、タブレット登録・自動通知・進捗可視化ができる「アイデアポストシステム」を開発して提出から対応までを効率化し、区分選択、ポイント制度、提案画像のOCRにより分類・検索・分析を容易にするとともに提案意欲の向上も図りました。加えて、本仕組みをインシデント管理(注3)にも横展開し、情報の一元化と傾向の可視化により重点対策を可能とすることで、リスク低減に繋げました。
2. 導入成果
- 改善提案件数:1,547件/年 から 6,069件/年 に増加
- 業務改善工数:4,200h/年 削減
- 間接工数:600h/年 削減
- 着荷不良件数:88%低減(注4)
受賞者の声
PFUの製造技術力を活かし、製造現場の改善提案活動を活性化するとともに、効率的に管理・継続できるシステム化した基盤を整備した点をご評価いただき、大変嬉しく思います。今後も現場の声を確実に拾い上げ、安全・品質・効率・働きやすさの向上を図りながら、提案が生まれやすく、継続しやすい仕組みづくりに取り組んでまいります。
注釈
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科学技術分野の文部科学大臣表彰について
文部科学省では、毎年、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を「科学技術分野の文部科学大臣表彰」として顕彰しています。文部科学大臣は、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的として、科学技術賞、若手科学者賞、研究支援賞、創意工夫功労者賞の各賞を授賞しています。
令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定等について -
魚ギョっとボード
改善提案書(定型用紙)に代えて、現場の気づきを即時に共有・収集するための提案ボードです。 -
インシデント管理
製造現場で発生した障害・不具合・ヒヤリハットなどの事象(インシデント)を、受付→記録→ 対応→再発防止→振り返りまで一連で管理するための仕組みです。 -
着荷不良
製品が到着した時点(顧客先・受入時など)で発見される不良品(キズ、汚れ、梱包不良、ラベル 誤り、変形など)を指します。
報道関係者お問い合わせ先
株式会社PFU
コミュニケーション戦略センター 広報部
E-mail:pfu-press@ml.ricoh.com