PRESS RELEASE

2023年10月31日
株式会社PFU

モバイル版「ScanSnap Home」
完全PCレスでのScanSnap活用にむけてUpdate開始

株式会社PFU(代表取締役社長:村上 清治、以下 PFU)は、ScanSnapの新しいモバイルアプリケーション、モバイル版「ScanSnap Home」のアップデートを、本日2023年10月31日にリリースします。
本日リリースのアップデートでは、今後のアップデート計画の第一弾として、これまでPCアプリからの設定が必要だった、タッチパネル搭載機種向けの個別クラウド連携設定やEメール送信の設定に対応する他、Chromebookへも正式に対応しました。

また、モバイル版ScanSnap Homeは今後も、PCレスでScanSnapを活用いただけるよう、引き続きアップデートを予定しております。2024年1月には自動向き補正への対応、2024年春には、検索可能なPDFの作成や、原稿の内容から自動的にファイル名を付与する機能、さらにその後はA3二つ折り原稿の表裏合成機能への対応や、写真向けの画像補正機能への対応など、これまでPC環境でご利用いただいていた各種機能をモバイル環境でもお使いいただけるよう順次提供予定です。PCがなくとも、スマートフォンやタブレットでScanSnapの便利な機能を最大限にご利用いただけるようになります。今後のアップデートにも是非ご期待ください。

場所やデバイスの垣根を超えたScanSnapが、アナログとデジタルをつなぎ、スマートで快適な暮らしをご提供します。

2023年10月31日のアップデート内容

1.ScanSnap iX1600/iX1500で、ScanSnap Cloudの設定がもっと便利に!

これまで、PCアプリからのみ設定が可能であった、タッチパネル搭載機種に向けた個別のクラウド設定がモバイル版ScanSnap Homeからも設定できるようになりました。
これまでモバイルアプリからはScanSnap Cloudに送る際の設定で、4種類の原稿種別ごとに送り先クラウドサービスを振り分けるか、一つのクラウドサービスを宛先にする設定のみ可能でしたが、このアップデートにより、タッチパネル搭載のScanSnap(ScanSnap iX1600またはiX1500)をご利用の場合、加えて任意のクラウドサービスを宛先に指定したアイコンをモバイルアプリからも複数設定していただけるようになります。

また、タッチパネルから直接スキャンデータをメール送信できる機能の設定も、モバイル版ScanSnap Homeから設定可能になりました。スマートフォンやタブレットからも、宛先メールアドレスを登録したアイコンをタッチパネルに登録でき、以降はアイコンを選んでスキャンするだけで、スマートフォンやタブレットを開くことなく紙書類をメール送信いただけます。

スマートフォンやタブレットからでも、PC同様に“Dropboxに送るアイコン”、“freee会計に送るアイコン”などを設定することができ、モバイル環境だけでもタッチパネル搭載のScanSnapを最大限に活用いただけます。

2.ChromebookでもScanSnapを活用

モバイル版ScanSnap HomeがChromebookに正式対応しました。Chromebookの画面サイズに合わせてUIを調整。(注1)
起動の速さやセキュリティに優れ、教育現場やはじめてのPCとしても利用されるChromebookでも、ScanSnapを便利にご利用いただけます。

今後のアップデート予定

<2024年1月予定のアップデート>

●自動向き補正に対応!色々な向きにセットされた原稿も、正しい向きでスマホにスキャン

原稿の天地や縦横の向きを認識して自動補正する機能をモバイル環境でも利用可能になります。
スマートフォンやタブレットでスキャンする時も、セットした原稿の向きにかかわらず、スキャンすれば正しい向きで保存が可能です。

<2024年春予定のアップデート>

●検索可能なPDFの作成に対応

これまで、PC保存およびScanSnap Cloud経由でクラウドサービスに保存する時だけ設定できた、検索可能なPDFの作成が、スマートフォンやタブレットへの保存時もできるようになります。
本文内容も文字認識されるので、本文中のキーワードでの検索などができ、様々な書類をすぐに見つけることができます。

●自動ファイル名生成に対応

原稿内に記載されている文字列を認識し、自動でファイル名を生成する機能をスマートフォンやタブレットでも利用できるようになります。スキャンした原稿の内容がファイル名に付与され、ファイル一覧上でも目的のファイルが一目でわかります。

<その他の今後予定しているアップデート>

●二つ折り原稿(A3、B4)の表裏合成に対応

また、A3やB4といった大きな原稿を二つ折りにしてスキャンした際、表と裏を合成して見開きの状態で保存できる表裏合成機能もスマートフォンやタブレットでも利用できるようになります。

●写真向けの画像補正に対応

顔認識による自動回転や、写真に最適な明るさ・コントラストの補正、日焼けしてしまった写真の退色補正、フラッシュ撮影時の赤目現象の補正、といった、写真向けの機能をスマートフォンやタブレットでも利用できるようになります。

動作環境・ダウンロード方法

対象機種
  • iX1600

    iX1600 / iX1500

  • iX1300

    iX1300

  • iX100

    iX100

※販売終了製品のiX500ではご利用いただけません。
対応OS iOS 15 以降 / iPadOS 15 以降 / Android 9 以降 / ChromeOS 115.0.5790.182以降
ダウンロード先

従来のモバイルアプリについて

従来のモバイルアプリである、ScanSnap Connect ApplicationおよびScanSnap Cloudアプリに関しては、2024年8月頃をもって提供・サポートを終了する予定です。

商標について

  • ScanSnapは、株式会社PFUの日本における登録商標です。
  • App StoreはApple Inc.のサービスマークです。
  • Android、ChromebookおよびGoogle Playは、Google LLC.の登録商標または商標です。
  • iPadは、Apple Inc.の商標です。
  • Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの商標です。
  • クラウド会計ソフト freeeは、freee株式会社の日本における登録商標です。
  • その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • Chromebook以外のタブレット等画面サイズが大きい端末に最適化されたUIは今後のアップデートで対応予定です。

スキャナー製品に関するお問い合わせ先

株式会社PFU
イメージング サービス&サポートセンター
https://www.pfu.ricoh.com/scansnap/support/

報道関係者お問い合わせ先

株式会社PFU
コミュニケーション戦略室 広報部
E-mail:pfu-press@ml.ricoh.com

PFUについて

PFUは1960年の創立以来、石川県かほく市に本社を構え、グローバルにビジネスを展開しています。2022年よりリコーグループの一員となりました。コンピュータ開発で培った技術を基に、イメージスキャナー、エンベデッドコンピュータなどのハードウェアおよび、セキュリティ・文書管理などのソフトウェアやサービス、ITインフラ構築や他企業と提携したマルチベンダーサービスなど、ICTに関する製品・サービスをトータルにご提供しています。
詳細はWebサイト(https://www.pfu.ricoh.com/)をご覧ください。

リコーグループについて

リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2023年3月期グループ連結売上高2兆1,341億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

  • プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。