[お知らせ]

2024年12月24日
株式会社PFU

廃棄物分別特化AIエンジン「Raptor VISION」が2024年度グッドデザイン賞受賞

株式会社PFU(代表取締役社長:村上清治、以下 PFU)は、「Raptor VISION」が2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせします。

2024年度グッドデザイン賞 受賞製品と審査委員の評価(原文のまま掲載)

廃棄物分別特化AIエンジン【Raptor VISION】

廃棄物の分別は、リユースやリサイクルによる再資源化の入口である。
従来の廃棄物の選別は、磁気、渦電流、風力など、さまざまな性質、現象を組み合わせて行われているが、それらに比べ光学画像技術による方法は、適用範囲が広く、処理した廃棄物に関する情報・データ作成も容易で、AIとの組合せの親和性も高い。現在はビン分野にフォーカスしているが、より多様な廃棄物への対応も期待でき、循環社会の実現、環境問題の解決に貢献する優れたデザインとして評価した。

「私の選んだ一品」に選出(Raptor VISION)

「私の選んだ一品」に、設計工学研究者 村上 存 氏より「Raptor VISION」を選出いただきました。
「私の選んだ一品」は、2024年度グッドデザイン賞審査委員が選ぶ、個人的なお気に入りや気になる受賞デザインを審査委員のコメントとともに紹介するグッドデザイン賞の人気企画です。本年は103名の審査委員が選んだ86点の「一品」が3期に分けて展示されました。

【選出した審査委員/コメント】

村上 存 /設計工学研究者

大学の講義で、混在する飲料容器の段階的分別を、「まず磁気で鉄を分類、次に渦電流でアルミとガラス、PETを分類、最後に風力でガラスとPETを分類」などと教えている。この製品の技術が進化すれば、より多様な廃棄物を、より簡単に、より細かく分別できるようになるだろう。それを教える講義は、より面白くなるはずだ。

グッドデザイン賞について

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

商標について

  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

お客様お問い合わせ先

株式会社PFU
事業開発本部 次世代事業開発室 RAPTOR 事業開発部
E-mail:zjp_pfu_raptorvision_g@jp.ricoh.com