tksさん
私はITを専攻している学生です。専門分野の勉強では、専門書など分厚く、重い本を普段から持ち運びしなければいけません。
しかし、SV600を利用することで、手軽に必要なページを画像化し、タブレットに入れることで、家や電車の中など気軽に専門書を見ることができるので、
日々の学生生活がはかどっています。
しかし、今回はSV600のもうひとつの斬新な使用方法を紹介したいと思います。
それは将棋の盤面をSV600でスキャンし画像化することで、棋譜を自動生成することが出来るというものです。
SV600を使えば棋士は普段どおり将棋に集中でき、対局時計を押す感覚でスキャンボタンを押せば1手ごとの盤面をSV600が自動でスキャンしてくれます。
このスキャンした1手ごとの盤面の画像を対局開始から終局まで用いて、棋譜を生成するソフトを作成することで、
棋譜係を用意することなくその対局の棋譜を自動で楽に生成することが出来ます。
これにより、コンピュータを用いての対局の検討がスムーズになったり、将棋の棋譜データベースの構築をより簡単にします。
近年、電王戦など、プロ棋士とコンピュータ将棋が戦う機会が増えて、将棋への関心が高まるなか、
簡易な棋譜データベースの構築はコンピュータ将棋の強化を大いに加速させることとなるでしょう。
それに加え、プロではない人の棋譜が充実することで、弱い将棋AIがより人間らしい手を打つことが出来るようになり、
初、中級層の人々のよい練習相手となれるのではないかと思います。また、もしプロ棋士の対局で使われていても、
スマートフォンや大掛かりなカメラを使うと棋士の集中を妨げる恐れがありますが、
スタイリッシュなSV600なら設置されていてもそれほど気にならずに使用できるのではないでしょうか。
それにより、棋譜係の負担を減らすことが出来ます。
この話は、将棋に限らず囲碁やチェス、さまざまなボードゲームの棋譜にも応用することが出来ると思います。