クラウドサービス時代のネットワークスキャナー×OCRで納品・売上業務を自動化

卸売業のR社様では、全国30拠点の事務所で60万件/年発生する納入業者からの納品書を業務システムに手作業でエントリーしている。属人的作業でかつ月末に作業が集中するため、稼働の平準化などが課題となっていました。
お客様の課題
膨大な数の納品書のチェックや登録作業を自動化することで、月末に集中する稼働を低減し、より高度な業務にシフト


PFUのご提案・取組
クラウド対応したネットワークスキャナーとOCRを連携活用することで、卸売業のような多拠点形態におけるエントリー業務の自動化を促進

01 エントリー業務の省力化(ルーチン作業を素早く・正確に)
- エントリー業務の自動化
OCR×RPAでエントリー業務を自動化。さらにクラウドサービスを採用することで、多拠点でも簡単に導入することが出来ます。 - メニュー画面で業務選択
スキャナーのメニュー画面を選択するだけで業務を指定できます。
02 属人作業もシステム化
- 自動マスタ突合でデータ整形
取引先コードから自社コードへの変換など、取引証憑のデータエントリーには有識者によるデータ整合が必要です。
RPA連携ツールに有識者のノウハウを組み込ませることで、属人作業をシステム化自動化の範囲を拡げます。

導入のポイント

クラウドサービス時代のネットワークスキャナー fi-7300NX
スキャナーをネットワークにつなげるだけで、PCレスでサーバやクラウドサービスに接続します。これにより、多拠点展開において効率よく展開する事が可能です。また、クラウドサービス間でのデータ連携(API連携)も可能、クラウドを越えた様々なクラウドサービスとの連携が構築できます。

クラウド型OCRサービス PSCS
多拠点展開の場合、クラウドでOCRサービスを提供するPSCS(PFU Smart Capture Service)を活用することで、費用・作業ともに効率よくOCRサービスを導入できます。さらにRPA連携ツールを活用することで、OCR結果のデータ整形を行う事も可能です。

RPAサービス
永年の実績から築き上げたエントリー業務ノウハウをベースに、業務プロセスの分析を行い最適化したプロセスを提案・RPAに実装しました。これにより、より効率的な業務の自動化を提供します。
導入効果

PSCSとRPAを組み合わせて入力業務を全廃、ダブルチェックの削減により確認・修正業務の8割減、これらによってオペレータ要員の半減。業務全体の稼働の平準化を実現。
今後、クラウドサービスの活用として、エントリー業務だけでなく、いつでもどこでも文書の閲覧を可能とした、未来型オフィスの実現に向けた検討を開始しました。
当社調べによる想定数値
お客様概要
業種 | 卸売業 |
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従業員数 | 約2,500名 |
対象部門 | 営業部門・営業支援 |
対象業務 | 納品処理業務 |