「写真整理」で思い出とともに豊かに暮らす|ScanSnapでアナログとデジタルのいいとこどりを!

みなさん、こんにちは。私は一般社団法人写真整理協会で代表をしている浅川純子(すみこ)と申します。
写真整理協会では、古いアルバムなどのプリント写真と、スマホが登場してから大量化したデジタル写真を、「整理して見やすくする方法」を広めています。
最近は終活や断捨離がブームで、古いアルバムを見返すことなく処分する人がいます。
また、学校写真も封筒に入りっぱなしで、買ったまま一度も見ていないことも多いです。
デジタル写真も、撮った後どうすればよいのかはっきりしない方も多いのでは!?
写真は大量化しすぎているし、そもそも管理の方法が決まっていない場合が多いです。そんな現代の写真事情を含め、写真整理協会がおすすめする方法をお伝えしたいと思います。
目次
写真整理協会とは?
写真整理協会は、「写真を見返す」ことを当たり前にする目的で生まれた組織です。
思い出を残しておきたくて、またいつか見返したくて撮ったはずの写真。なのに、紙焼き写真はしまわれたまま、デジタル写真は撮ったまま、主に大量化が原因で見返す機会から遠のいている方が多いのではないでしょうか。そこに強く矛盾と残念さを感じて活動を開始し、10年が経とうとしています。
「見返すこと」と「残すこと」。これが写真という思い出にとって最も大事なことだと、写真整理協会は考えています。
日本は写真の国
実は日本は写真大国で、フィルムカメラやプリント技術が非常に優れた国です。
昭和~平成初期の時代、首からカメラをぶら下げて海外を旅行している日本人がテレビでときどき取り上げられていました。日本人はものを大事にし、「残すこと」が得意な国民性も持っています。
当時は、当たり前にフィルムを買い、写真店で現像とプリントをし、楽しみに引き取りに行きました。旅行から帰って10日もすると、カメラを持ってきて写真を撮ってくれた友人から封筒で旅行先の写真が届き、もう一度その時を思い出して楽しんだ記憶があります。この話を「懐かしい~!」と思ってくださる世代の方もいらっしゃるのでは!?
そんな生活習慣のおかげもあって、日本の家庭には、大量の紙焼き写真がストックされています。
アルバムに写真を収納していたので、アルバムも大量化しています。そして、途中から整理が間に合わなくなり、ポケットアルバムに移行しました。さらに「もう、無理...」と、写真店の袋の中にフィルムと一緒に束のまま入っている、という状況がおきました。
それらの写真は今も家庭の中に、...例えばみなさんのご実家などで、たくさん所蔵されていると思います。
これからも増えるプリント写真
さらに、プリント写真は今も生まれ続けています。
先日スクールフォトカメラマンさん(学校写真を撮るカメラマンさんです)のイベントにお伺いしました。保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校と、行事のあるたびにカメラマンが撮影に来てくれますよね。
入学式、運動会、音楽会、遠足、文化祭、卒業式等々。昔は行事が終わると写真が廊下に貼りだされて、授業参観日などに親が写真を選んでいました。
今はWebで選べるようになりましたが、届くのはプリントした写真。デジタルで納品される場合もありますが、個人情報保護の観点からプリント写真に戻りつつあるとか。聞いてみたら、今も7割は「プリント写真」として家庭に届くそうです。
このデジタルの時代に、「データでほしいです。」という方も多いですが、紙は紙の良さがあります。特に写真店がプリントした写真は100年持ちますから!
ただし、湿気や紫外線には弱いので、保存方法には配慮してください。箱に入れたり、アルバムに収納して閉じておけば大丈夫です。箱に入れる場合には、湿気がこもらないようにときどき開けて風を通します。
写真整理の基本
では、ここから写真整理の本題です。
写真整理のゴール
写真にはアナログ写真(プリント写真)とデジタル写真の2種類があります。今、みなさんがどう生活しているかに合わせないと、たぶん目的である「見返す」ということをしないため、整理の意味がありません。
今撮っている写真は主にスマホ、写真を見るのもスマホ。これが大半の方の最近の状況ではないでしょうか。だとすれば、紙焼き写真はデジタル化して、スマホで見られるようにするのがよいでしょう。
ただ、写真を見るのがスマホだけでよいのかというと、私はこれまでの経験から、それだけでよいとは思っていません。写真には「見返す」目的と、いつまでも「残す」という目的があり、そう考えると「デジタルとアナログのいいとこ取り」が答えだと思っています。つまり、組み合わせるのです。
プリント写真はデジタル化しよう
冒頭でお伝えした古いアルバムを捨ててしまう原因は、場所を取っていることです。重くて厚くて大きなアルバムが数十冊...、その量ではお子さんも引き継ぐのは大変です。
そこで、大切なファミリーヒストリーを次世代につなぐために、また、身近な写真をしまいっぱなしにしないために、写真整理協会では「写真のデジタル化」を推奨しています。
おおよその目安をお伝えすると、家の中にあるプリント写真は5,000枚~1万枚くらいといわれ、よい画質(ScanSnapだと600dpi)でデジタル化したとしても1枚1MB(メガバイト)程度。1万枚近くあっても10GB以上のものを入手しておけば納まる計算です。
つまりデジタル化すると、SDカードやUSBメモリ1つに家じゅうの写真が収容できることになります。
「整理の基本は一元管理」と言われており、同じ目的のものは同じ場所に同じ形で存在すると、とても管理がしやすいのです。プリント写真をデジタル化することで、今お持ちのデジタル写真と一緒に管理することができるようになります。
写真のスキャンに最適なScanSnap iX2500
写真のデジタル化で大活躍するのが、ScanSnapです。写真整理協会では発足以来、ScanSnapを愛用しています。とにかく使いやすいし信頼感があるため、協会で実施している研修でも紹介しています。
もっとも利用するのがこのタイプ。2025年6月に発売されたiX2500です。
まずスキャンスピードが速くキレイで、大量の写真をスキャンするのがあっという間。そしてうれしいのが、写真スキャンの機能が従来機より強化されたことです。簡単にスキャンし、データを管理するためのソフトウェア(ScanSnap Home)も無料で使えます。
ScanSnapで写真をデジタル化する流れ
① 写真をスキャンする前に、写真用の「プロファイル」を準備します。
「プロファイル」とは原稿をスキャンする際の各種設定(読取り設定や保存先、連携アプリなど)をあらかじめ保存したものです。
ScanSnap Homeには写真スキャンに適した「写真のアルバムを作成」というプロファイルが用意されており、これを元に自分用のプロファイルを作成します。
写真のスキャンでは「画像設定」の3つの機能(チェックボックスが現れます)がとてもすぐれもの!写真の状態を見ながら適宜調整します。

② スキャンしたい写真を準備します。
貼り付け式のアルバムは、表面のフィルムをはがし、写真を手で慎重にはがします。
ポケット式アルバムも、順番が変わらないようポケットから抜いていきます。
こんな風に写真をバラにしていき、おおよその時系列に並べます。
③ ScanSnapに写真をセットしてスキャンを開始。
ScanSnap iX2500はすごいことに、30枚ほどの写真を一度にセットできます。
スキャンが終わると次の画面に遷移します。一枚一枚に撮影日を入れてもよいし、まとめて全部に同じ撮影日を入れることもできます。

色褪せた写真も鮮やかに
これは、手に持っている元の写真をスキャンした結果です。先ほど紹介した「画像設定」のチェックボックスのうち「退色補正」にチェックを入れたら、色褪せた写真がこんなに鮮やかに変化します。驚きませんか?
必要に応じてクリーニングも
写真でも、特に古い写真は、紙粉(しふん)といって紙から繊維が粉のようにはがれることがあります。スキャナー内部に付着すると、画像に縦の白い線が入ってしまいます。ScanSnapのおなかを開けて、読み取りガラス面を拭くようにします。
デジタル化した写真を見返すために
キレイにデジタル化した写真は、写真の居場所を決めて保存します。
パソコンやスマホも入れ物の1つです。ScanSnap Homeでスキャンして写真データを保存した端末が、自分の生活にとって使いやすい場所ならそのままでOKです。
ただここでちょっと考えてほしいのが、その写真は「誰」が見るのかという視点です。写真整理協会では、デジタルの形でも見やすい環境を作ることを推奨しています。
例えば家族と見返したい思い出の写真なのだとしたら、株式会社バッファロー製の「おもいでばこ」はおススメです。「おもいでばこ」に写真を送り、家族で写真の鑑賞会を開くなんてステキですよね。みんなで一緒に、懐かしく特別な時間を過ごすことができます。
さらに、デジタル化した写真データには、いろいろな活用法や楽しみ方があります。スマホで気軽に持ち歩いたり、SNSでかつての自分を投稿したり、LINEで家族や友人に送ったり。またいろいろな作品にして、ずっと楽しみ続けることができます。プライスレスなプレゼントにもなりますネ。
写真整理協会では、デジタル写真での作品作りの中でも、ひと手間かけてフォトブックにすることを勧めています。
好きなテーマを決めて、そこに添った写真を選ぶ。写真を見たとたんに、その時にタイムスリップ。あの時あったあんなことも、こんなことも。子供の成長記録や家族で歩んできた日々が、見やすいカタチになる。その過程そのものが、とっても貴重な体験になるはずです。パートナーや子供たちと、一緒にワイワイ楽しんでほしいです。
ScanSnapがあれば、アナログとデジタルを自由に行ったり来たりできます。写真をもっともっと、あなたの生活に活かすことができます。写真って、こんな風にいつか楽しむために撮ったはずのものだと思いませんか?
おわりに
いかがだったでしょうか?
写真はやっぱり、大切な「思い出」。あなたの人生に寄り添う、あなた専用の宝物です。
ぜひScanSnapをたくさん活用して、ステキな写真ライフを送ってくださいネ!
写真整理協会では、10年前から「写真整理アドバイザー」という資格制度を運営しています。写真の整理について体系化し、研修を通して認定している資格です。
写真整理に興味を持った方、整理の方法をもっと知りたい方、写真整理アドバイザー仲間になりませんか?
みんなの写真フェスティバル2024の様子
この記事を書いた人

一般社団法人 写真整理協会 代表理事 浅川 純子(あさかわ すみこ)
写真という誰もが持っている個人の大切な思い出の品を、整理しきれず見ることができていない現状に気づく。主にシニア層が所蔵する大量の紙焼き写真と、主に子育て層が所蔵する大量のスマホを中心としたデジタル写真について、上手に整理し活用することで、思い出と共に豊かに暮らす生活を提案している。 日本橋三越、京王百貨店、朝日カルチャー、日本写真学会などで講演。 NHK「あさイチ」、テレビ東京「なないろ日和!」、Podcast番組AppleCLIP出演。朝日新聞、読売新聞、日経新聞、婦人之友(巻頭特集記事)ほかメディア掲載多数。
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