簡単データ化で写真整理!〜家族で思い出を楽しもう〜
今や日常写真の撮影はほぼスマホ、写真を見るのも配るのもデータ、というのが一般的ですね。
家族の写真もご多分に漏れず、旅行やイベント、日常生活の一コマも、ほとんどがデジタル写真になっているのではないでしょうか。
...とはいうものの、学校行事やクラス写真、テーマパークの記念写真などはいまだにプリント写真を買っている、というご家庭も多いはず。
これらのプリント写真は「買ったものの、扱いに困って、整理しないで箱に入れたまま」「家のあちこちにしまってある」なんてことはありませんか?
今回は「プリント写真のデータ化に興味がある」「データ化ですっきり写真を整理したい」という方のために、
「だれでも簡単!写真のデータ化」
「家族で写真を見返す時間を大切に」
をテーマに、習慣化で楽々続けられる写真のデータ化整理法をお伝えします。
目次
1.年末年始は1年の振り返りを
学校や会社もお休みに入り、
・家族みんなが揃って
・ゆっくり過ごすまとまった時間があり
・新しい年に向けて「何か取り組みたい!」という気持ちになる
などの理由からです。
1年を振り返りながら写真を見返し、家族で思い出を語り合ったり、わが家の10大ニュースを決めたりするのもいいですね。
写真整理をするために、まずはたまったプリント写真を棚卸しし、家族でデータ化をするのはいかがでしょう。
写真をデータ化することで、手元で見返すだけでなく、編集・加工や共有など、楽しみ方の幅がぐっと広がります。
スキャナー作業もお子さまと一緒に取り組めば、きっと楽しく進められますよね。
2.定期的に整理したいプリント写真や思い出の紙モノ
日ごろの写真はスマホで撮ることがほとんど、というお宅でも、1年を通して「紙の写真」を受け取る機会は意外と多いですよね。
まとまった枚数ではないだけに、整理しないまま何年もたってしまった...ということはないでしょうか。
このほかにも、捨てられずに持っている自由帳のお絵かき、作文、検定の合格証、など残しておきたい子供の成長の記録も、いつのまにかたまってしまいがち。
家の中で置き場所が決まっていなければ、本棚のファイルの中にはさんであったり、子供部屋に置いてあったり、リビングの棚に入っていたりと、あちこちに散在してしまっているかもしれません。
せっかくの家族の思い出が見返されないまま埋もれてしまうのは残念なこと。
そこでおすすめしたいのが、これらの写真の定期的なデータ化です。
日ごろは忙しくてなかなか時間が取れない方も、お休みや節目のタイミングを利用して、たまった写真の棚卸しとデータ化をすれば、しまい込んだ思い出を掬い上げることができますね。
3.データで写真整理をする4つのメリット
データ化で写真整理をするメリット、と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、何と言っても「場所を取らずスッキリ整理」かと思いますが、実はそれ以外にもデータ化には優れた点がたくさんあります。
代表的なものを4つ紹介します。
①スマホ写真と一緒に整理できる
スマホで撮った写真とプリント写真、なんとなく「別物」のようにとらえていませんか。媒体は違っても、どちらも同じ家族の記録です。
別々に保管するしかなかったプリント写真をデータ化することで、スマホ写真と一緒に一元化保存、一覧で見ることができるようになります。
②見やすい形に加工できる
プリント写真の整理といえばアルバムが定番ですが、データ化することでさまざまな形への加工が可能になります。
代表的なものがフォトブック。最近はリーズナブルでデザイン性の高いフォトブックも、気軽に作れるようになりました。
スマホ写真もデータ化した写真も、一緒にまとめて家族の1年をまとめたフォトブックを作ることもできますね。
リビングに置けば、ふとした時に手に取って繰り返し見返すことができます。自分の写真を見るのが大好きなお子さん、たくさんいらっしゃると聞きます。
他にも、大きくプリントしてフォトフレームに入れて飾る、年賀状に使うなど、繰り返し活用できるのもデータならではの特長です。
③オンライン上で共有できる
データ化した写真は、SNSやメッセンジャーアプリ、またフォトクラウドのアルバムを通じて、親しい人、離れて暮らす家族に簡単に共有することができるようになります。
また、自分自身もスマホやタブレットでいつでも思い出の写真を見返せるようになります。
④劣化、損失を防げる
プリント写真は紫外線や湿気にさらされて劣化が進んでしまうもの。また、最近では市街地でも豪雨の浸水被害が珍しいことではなくなってきました。
データ化は、最適な状態でデータを保存できるだけでなく、かけがえのない写真のバックアップという側面も持ち合わせています。
4.写真のデータ化にScanSnapをおすすめする3つの理由
今回、写真のデータ化に使ったスキャナーは、ScanSnap iX1600(以下iX1600)です。
データ化で写真整理をしたいけどスキャナーを使いこなせるかしら...と躊躇する方や、お手伝いをしたいお子さんにも、iX1600はおすすめの1台です。
でも数あるスキャナーの中でなぜiX1600なのか。このスキャナーが写真整理にぴったりな理由を3つご紹介します。
①リビングやダイニングになじむデザイン
スキャナーは書斎のデスクに置くもの、と思いがちですが、iX1600は、丸みのある親しみやすいデザインで、色もホワイトとブラックの2種類。リビングやキッチンカウンターなどにもなじむので、「家族みんなが集まる場所」に置いて、いつでも誰でも気軽に使える状態にしておけますね。
②タッチパネルで簡単操作
スキャンの操作は、カバーをあけて→スキャンする写真をセットし→タッチパネルのボタンを押すだけ
事前読み取り設定も、前面の液晶パネルで行えるので「わが家の思い出写真スキャン」の設定を作っておけば、毎回同じボタンを押すだけ。
ストレスなくデータ化作業に取り掛かることができます。
③保存場所を選べる
スキャンの設定で、スマホやパソコン、フォトクラウドなど、保存先も選ぶことができます。スマホでいつでも楽しみたい、パソコンで加工したい、クラウドで親しい人に共有したい、など目的に合った保存をすることで、データ化後の活用までワンストップで行えます。
iX1600からGoogleフォト保存の設定方法について、詳しくは以下のリンクも参照してください。
https://www.pfu.ricoh.com/scansnap/howto/documents/lifestyle/organizephotos.html
以上、まとめてみるとScanSnap iX1600は、
- 取り掛かるまでのハードルがとても低い
- 家族みんなで使いやすい
- データ化後の整理もラクラク
といいことがたくさん!
写真整理は「ためすぎないこと」が大事です。
暮らしの動線上にスキャナーを置いて、
- 写真や思い出→期間を決めて定期的にデータ化
- しまい込む前に→とりあえずデータ化
など、スキャンをライフスタイルの一部にできれば、写真のたまりすぎを防げて、データ化も家族のイベントにできますね。
5.写真と一緒にデータ化したい!活用アイデア5選
写真整理のタイミングで、ぜひ一緒にデータ化しておくと楽しいものをご紹介します。
写真だけでなく、その時々の思い出を一緒にデータ化しておけば、フォトブックに差込んだり、写真と一緒に記憶のフックになったりと一層振り返りの楽しみがアップします。
※捨てられない紙モノの整理にも一役買いますよ。
お子さんの作文や記録、お絵かきはもちろんのこと、以下のようなものもぜひ一緒にデータ化してみてください。
①年賀状
年賀状をデータ化で管理しています!という方も、記録としての年賀状だけでなく毎年絵手紙をくれる方の年賀状や自分たち家族の年賀状など、思い出としての年賀状データ化もおすすめします。
②手紙やカード
手書きのお手紙や季節のグリーティングカードもうれしいもの。現物は箱にいれてしまっておいても、データでいつでも読み返すことができます。
③イベントのプログラム
運動会や音楽会、発表会など、保管に迷ったらデータ化で残しましょう。
④旅行のチケット、パンフレット
以前なら、アルバムに一緒に貼っていたような旅行先のチケットやパンフレット。今ならデータ化で、スマホの写真と一緒に保存できます。
⑤のし袋
お祝いとしていただいたのし袋やお年玉袋。最近はかわいらしい柄も多く、すぐに捨ててしまうのは惜しいですよね。そんなのし袋もスキャンしておけば感謝の気持ちを持って手放す手助けになるのではないでしょうか。
1年の思い出、夢中になったものを写真と一緒にデータで保存すれば、一層楽しく充実した内容になりますね。
6.スキマ時間でできる写真整理のコツ
さてここで、写真のデータ化整理のハードルをさらにさげるコツをご紹介します。
いずれも、スキマ時間にひと手間かけるだけで、棚卸から後々のデータ整理までぐんとラクになりますので、ぜひとも取り入れて実践してみてください。
紙モノは一ヶ所に
データ化して残しておきたい、紙モノは1つのボックスにまとめておきましょう。
写真や紙モノは、もらうたびにクリアフォルダにはさんでファイルボックスなどにポンと入れるだけ。
データ化のタイミングで、クリアフォルダをざっくりと時系列にならべて、古い順にスキャナーに通していきます。
置き場所を「ここ」と一ヶ所に決めておくだけで、いざという時、迷子になったり探したりする時間もなくなり、さっとデータ化に取り掛かれます。
年に3~4回を目安にスキャン
1月、4月(進級)、8月(夏休み)などのタイミングで、ボックスにたまった写真や思い出の写真をデータ化します。
最初に書いたように、家族が揃って、まとまった時間があり、新しい節目にモチベーションがアップするタイミングは、写真整理にぴったりです。
毎年数回、「わが家の写真整理タイム」を決めて家族イベントとして取り組めば、何年も整理しないでそのままに...ということも防げますね。
写真の束にラベルをつけて
スキャンする前に、写真の束に一枚メモをつけて、写真と一緒にスキャンしておくと後からデータの一覧がぐっと見やすくなります。
実は、データ化した写真はプリント写真以上に「探すのが大変」になってしまいます。
写真の束に、「2021.05.01 ○○小学校運動会」など、最初にメモ用紙をスキャンすることで、クラウドやパソコンフォルダ内で写真の一覧を見た時に、「どこからどこまで○○の写真」ということが一目瞭然でわかります。
データ化した写真は、ファイルの日付が「データ化をした日」になります。
もしこれを、本来の時系列に並べたいとなった時は、日付の変更が必要になるのですが、そんな場合もこのメモのスキャンが目安になります。
スキャン後に写真を破棄せず保存するときも、この仕分けのメモをつけてジップロックなどに保存しておけば、いつの何の写真か一目でわかり、誰でもアクセスしやすくなりますね。
7.写真は見返してこそ、データは活用してこそ
「アルバムやプリント写真をデータ化でコンパクトに」を写真整理のゴールに設定される方はとても多いです。かくいう私もその一人でした。
でも、実はデータにすると、紙の時以上に写真を見返さなくなってしまうのです。
言葉は悪いのですが、「ハードディスクが写真の墓場になってしまう」という事態にもなりかねません。
写真は本来見返すために撮ったもの。写真データは、活用してこそ生きてきます。
写真を繰り返し見ることで、楽しかった体験が思い起こされたり、さらに記憶が上書きされたりすることも。
これこそ本当の意味での写真整理のゴールなのではないかな...と考えています。
私も、データ化が終わった後、もしかして、以前より写真を見なくなってしまったのでは?と気づき、以来、気にいった写真でベスト版フォトブックを作ったり、デジタルフォトアルバム「おもいでばこ」に保存したりと、今では写真を存分に活用して楽しんでいます。
デジタルフォトアルバム「おもいでばこ」は、(株)バッファロー社の製品です。
テレビ画面で楽しめる写真専用のハードディスクで、パソコン、スマホ、クラウド、SDカード、USB、DVDから写真の保存が可能。
写真や動画が保存できて、リビングで楽しめる「デジタルのアルバム」です。
昔は、「撮影→プリント→アルバム整理」の一択だった写真整理も、今はデジタル化で「形を変えて残す」選択ができるようになりました。
写真は、かけがえのない大切なもの。現物にまさるものはないし、そのままとっておくに越したことはありません。
けれど、何もかも手放さずに取っておくのも簡単なことではありません。
「手放す」と「取っておく」の間にある選択肢がデータ化であり、いつまでも思い出を楽しめるよう大切に扱う一つの手段と考えています。
かさばる写真をどうしたら...とお困りでしたら、ぜひ、スキャナーを写真整理の強い味方につけてください。
もちろん、これまで書類の整理メインでスキャナーを活用されてきた方も「そうか、写真のデータ化もありだな」と思っていただけたら幸いです。
ぜひとも、写真を通して家族でこの1年を振り返り、たくさんコミュニケーションを取ってくださいね!
ScanSnap iX1600
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