公開日 2022.1.5
新型コロナウイルス感染症の流行によりワークスタイルが変化し、自宅で作業をすることになった人も多いと思います。
通勤時間を削減できたり、家事と仕事を両立しやすくなったり、というようなメリットが多いテレワーク。一方で、いざ始めてみると「もっと効率を上げたい」、「集中力が続かない」などの問題にぶつかることもありますよね。
その問題、デスクレイアウトで解決できるかもしれません。集中力を高めたい人は壁に向かってデスクを置いたり、閉塞感を感じる人は窓に向かってデスクを置いたり、自分に合ったデスクレイアウトにすることで快適に作業できるようになります。
今回はテレワークのデスクレイアウトについてご紹介します。デスクの形とデスクレイアウトの種類ごとのメリットとデメリットを整理し、デスクレイアウトの決め方のポイントについて解説します。また、おすすめのデスクもご紹介します。
※ 価格はすべて編集部調べ(2022年1月現在)※ 画像はすべて各リンク先(公式サイト)から引用
デスクの形には、大きく分けて2つあります。天板の形が直線的なI型と、その名の通りLの形をしたL型があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
I型のデスクのメリットは、最もスタンダードな形であるため、デスクの選択肢が豊富なことです。作業スペースに合った幅や、部屋になじむ色やデザイン、予算に合った価格帯など、色々な条件からデスクを選ぶことができます。
デメリットは、デスクの選択肢が豊富で、選ぶのが難しいことです。
L型のデスクのメリットは、作業スペースを広く取れることです。例えば、正面のスペースにはパソコンを置き、側面のスペースにはプリンタやスキャナーを置くこともできます。
また、正面に仕事用モニターを、側面にプライベート用ノートPCを置き、そのときによって切り分けて作業することも可能です。
デメリットは、デスクを置くスペースを広く取る必要があることです。
デスクの形がI型かL型か決まったら、次はデスクレイアウトです。部屋のどこにデスクを置くかということも、集中力を高めるためには重要です。
デスクレイアウトは主に3種類あります。デスクを壁に向かって置く壁付けと、窓に向かって置く窓付け、そしてデスクがどこにも接触しないアイランドです。壁付けは目の前の壁に向かって、窓付けは外の景色を眺めながら、アイランドは壁を背にして部屋の中央に向かって作業することになります。
壁付けは、作業するときは壁が目の前にあり、余計なものが目に入らないため、集中しやすいというメリットがあります。また、目の前の壁に付箋や資料を張り付けておくこともできます。
壁付けでは、デスク後方に椅子を置くスペースのみを取ればいいため、比較的狭いスペースでもデスクを置くことができます。
集中しやすい壁付けですが、閉塞感を感じやすいというデメリットもあります。
窓付けは、窓の外が見えるので開放感があり、リラックスしながら作業できます。その反面、見える景色に気が散ってしまう可能性もあります。
また、日光に当たることで、朝気持ちよく一日を始めることができます。外の明るさがわかるので、集中しすぎて気づいたら夜だったなどということがよくある人におすすめです。
デスクをどこにも接触させないアイランドは、壁を背にしてデスクを配置することができるので、安心感があります。また、部屋の入口から画面が見えないように配置することも可能なので、オンライン会議や個人情報などを扱う人におすすめです。
アイランドレイアウトでデスクを置くためには、デスク周りに広いスペースが必要です。また、コンセントが近くにない場合は、延長コードを利用するなどの工夫も必要になります。
ここではテレワークにおすすめのデスクを、I型とL型に分けてそれぞれ4つずつ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
この章でご紹介するデスクを一覧で比較してみましょう。
1.Air Rhizome Interior|ハイタイプデスク NIEL(ニール)
出典:https://www.air-r.jp/products/detail.php?product_id=7414
収納はたくさん欲しいけど、スペースは取りたくないという人におすすめのデスクです。可動棚を収納物に合わせて調整できます。カラーは全4色から、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
2.タンスのゲン|昇降式スタンディングデスク
出典:https://www.tansu-gen.jp/collections/standingdeskandchair/products/45400000aa
長時間同じ体勢で作業をするのがつらい!という人にはこちらの昇降式のデスクがおすすめです。レバーひとつでデスクの高さを簡単に調整できます。シンプルですっきりとしたデスクで、カラーは全3色です。
3.山善|折りたたみデスク
出典:https://book.yamazen.co.jp/product/desk/d_table/TCT-9045.html
テレワークのときだけ、デスクを設置したい人におすすめの折りたたみデスクです。使わないときは、折りたたむことでスリムに収納できるので、スペースも取りません。天板下のストッパーをロック・解除するだけで簡単に設置可能です。
4.サンワサプライ|上棚付きデスク
出典:https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/100-DESKH032M
収納はたくさんいらない、マウスやキーボードなどの小物を片付けることができれば十分!という人におすすめです。上棚にはお気に入りの小物を飾って、自分好みのおしゃれなデスクにすることで作業もはかどります。また、モニターを上棚に置き、ノートパソコンと上下に並べるような使い方も可能です。
1.LOWYA|木製L字デスク LEVANOS
出典:https://www.low-ya.com/goods/F803_G1017
L字の内側の脚がないため、複数のモニターやパソコンを切り替えて作業する人におすすめです。L字のコーナー部分が削られており、アイランドでも角がないため安全です。また、壁付けにすれば、コーナー部分からコードを通すこともできます。
2.IKEA|MICKE コーナーワークステーション
出典:https://www.ikea.com/jp/ja/p/micke-corner-workstation-white-20354284/
L型デスクにしてはコンパクトでおしゃれなこちらのデスク。ワークスペースや収納はたくさん欲しいけど、なるべくスペースは取りたくない人におすすめです。収納棚は可動式のため、収納するものに合わせて棚の位置を調整できます。
3.ニトリ|システムデスク(ラボーロ 140)
出典:https://www.nitori-net.jp/ec/product/6220220s/
サブデスクがついたこちらのデスク。サブデスクにはデスクと同じデザインのチェストもついていて、パソコンの周辺機器や資料などをたくさん収納できます。サブデスクはメインデスクの左右どちらにも設置可能なため、お部屋のレイアウトに合わせて配置できます。
4.COCOTERIOR|120cm幅L字型デスク merrily(メラリー)
出典:https://item.rakuten.co.jp/cocoterior/c-air-desk-lsd2/
椅子に座ったままでも、足元の収納棚に手が届くため、作業中に移動が必要ありません。また、収納棚やディスプレイ棚の支柱は可動式なので、収納物に合わせて自由に高さや幅を調整でき、自分に合った快適なデスクを追求できます。
テレワークのデスクレイアウトでよくある困りごとについてお答えします!
デスクを新たに置くスペースがない場合、既存の環境で作業が快適になるようなグッズを検討してみてはいかがでしょう。ダイニングテーブルで作業している人はパソコン台を、ローテーブルで作業している人は座椅子を購入することで、既存の環境でも快適に作業ができるようになります。
特にローテーブルの場合、床に直接座りながらの長時間作業は腰に負担がかかりやすいため、対策が必要です。以下の記事では、腰や背中をサポートするための便利グッズも紹介していますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
テレワークにおすすめ!便利グッズ23選│在宅勤務を充実&快適に
また、デスクを置くために、自宅の中の書類を整理することも有効です。自宅での作業で、スペースを取るのが紙の資料。これらをScanSnapでデジタル化することで、書類を手放し新たにデスクを置くスペースを作ることができます。
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※ ScanSnap Connect Application利用時は未サポートです。
「テレワークがいつまで続くかわからないのに、デスクを購入するのはちょっと…」という人は家具のレンタルサービスを導入してみるのはいかがでしょうか。
「購入検討型家具レンタルサービスflect(フレクト)」なら月額500円からお好きな家具をレンタルできます。不要になったらいつでも返却ができるので、テレワーク期間のみレンタルしたいという人におすすめです。さらにレンタルした家具が気に入れば、レンタル期間満了後に、購入することも可能です。
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今回はデスクの形とデスクレイアウトのメリットとデメリット、および、デスクの形ごとにおすすめのデスクについてご紹介しました。
テレワークで自宅にいる時間が長くなるため、さらに効率的に集中して作業できるような、自分に合った快適なデスクレイアウトを見つけてみてください。
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