ブック補正がうまく機能しない/指がうまく検出されない
ScanSnapでスキャンしたときに、ブック補正がうまく機能しない、または指がうまく検出されない場合は、以下を確認してください。
原稿を押さえる範囲内で押さえていますか?
原稿の角を押さえてスキャンすると、原稿の外周が正しく認識されなかったり、指が認識されなかったりする場合があります。
本をスキャンするときは、本の左右の辺を押さえてください。
平らな原稿をスキャンするときは、原稿の左右、または上下の辺を押さえてください。

ページの地色が白色以外ですか?
ページの地色が白色以外の場合、ブック補正がうまく機能しないことがあります。また、ページの地色と指の色が似ている場合、指がうまく検出されないことがあります。
補正ビューアでイメージデータを修正してください。
補正ビューアでイメージデータを修正する場合、クリックする位置の色によっては、指が検出されにくいことがあります。その場合は、クリックする位置を変更してください。
ページの上下左右に十分な余白がありますか?
ブック補正が正しく機能するためには、ScanSnapでスキャンするページの上下左右に十分な余白が必要です。目安として1cm以上の余白が必要です。
補正ビューアでイメージデータを修正してください。
本の見開きの中央部分をScanSnapのセンターマークに合わせてセットしていますか?
本を伏せてセットしたり、ページを上下に開いてセットしたりして原稿をスキャンすると、ブック補正がうまく機能しない場合があります。
本の見開きの中央部分をScanSnapのセンターマークに合わせてセットしてください。
本にカバーや帯が付いていませんか?
本にカバーや帯が付いている場合、本の輪郭がずれて、ブック補正がうまく機能しないことがあります。また、カバーや帯の分だけ写り込んだ指の長さが長くなるため、指がうまく検出されないことがあります。
補正ビューアでイメージデータを修正してください。
ブック補正やポイント・レタッチを使用する場合は、本のカバーや帯を外すことを推奨します。
補正ビューアでイメージデータを修正する場合、クリックする位置の色によっては、指が検出されにくいことがあります。その場合は、クリックする位置を変更してください。
原稿の読み取り範囲に原稿以外のものを置いていませんか?
原稿の読み取り範囲に、マウスやケーブルなどの原稿以外のものがあると、ブック補正がうまく機能しないことがあります。
スキャンする原稿以外のものは、原稿の読み取り範囲から取り除いてください。
原稿の高さが高くありませんか?
ScanSnapでスキャンする原稿は、高さ3cm以下にしてください。
ScanSnapの台座側面のラインが高さの目安です。

見開きの状態で、A5サイズよりも小さい本をスキャンしませんでしたか?
見開きの状態で、A5サイズ(148×210mm)よりも小さい本をスキャンすると、ブック補正がうまく機能しない場合があります。
補正ビューアでイメージデータを修正してください。
読み取り設定のカラーモードに「カラー」を設定していますか?
読み取り設定のカラーモードに、「白黒」または「グレー」を設定してスキャンすると、イメージデータに写り込んだ指がうまく検出されない場合があります。
補正ビューアでイメージデータを修正してください。
ポイント・レタッチを使用する場合は、読み取り設定のカラーモードに「カラー」を設定することを推奨します。
補正ビューアでイメージデータを修正する場合、クリックする位置の色によっては、指が検出されにくいことがあります。その場合は、クリックする位置を変更してください。
複数の原稿をセットしませんでしたか?
セットする原稿を1つにしてください。
指が曲がっていませんか?
補正ビューアでイメージデータを修正してください。
補助線上の点をドラッグして、指の曲がった部分を含めて大きく覆ってください。
補正ビューアでイメージデータを修正する場合、クリックする位置の色によっては、指が検出されにくいことがあります。その場合は、クリックする位置を変更してください。
指と指が重なっていませんか?
以下のどちらかの方法で対処してください。
補正ビューアでイメージデータを修正してください。
指と指を離して、再度スキャンしてください。目安として指1本分(約2cm)以上、指と指の間隔をあけてください。
補正ビューアでイメージデータを修正する場合、クリックする位置の色によっては、指が検出されにくいことがあります。その場合は、クリックする位置を変更してください。
マニキュアやつけ爪をしていませんか?
補正ビューアでイメージデータを修正してください。
補正ビューアでイメージデータを修正する場合、クリックする位置の色によっては、指が検出されにくいことがあります。その場合は、クリックする位置を変更してください。
写り込んだ指の長さが長くありませんか?
以下のどちらかの方法で対処してください。
補正ビューアでイメージデータを修正してください。
写り込む指の長さをできるだけ短くしてください。写り込む指の長さは1cm以下を目安にしてください。
補正ビューアでイメージデータを修正する場合、クリックする位置の色によっては、指が検出されにくいことがあります。その場合は、クリックする位置を変更してください。