本のゆがみを補正する
本や雑誌などの見開き原稿として保存したイメージデータには、ブック補正モードでイメージデータを補正するのに必要な作業データが含まれるため、本のイメージデータのゆがみを補正できます。
イメージデータは、原稿をスキャンした直後、またはイメージデータをScanSnap Homeに取り込んだあとに修正します。
e-文書モードで原稿をスキャンした場合は、ゆがみを補正するブック補正モードは使用できません。
ゆがみを補正するには、本の輪郭を検出する必要があります。
以下のように本をスキャンした場合は、本の輪郭がうまく検出されないことがあります。
本を押さえる範囲外を押さえてスキャンする(図1)
背景マットを敷かずにスキャンする(図2)
ページを開いた状態で伏せてスキャンする(図3)
ページを縦に開いてスキャンする(図4)
長方形または正方形以外の本をスキャンする(図5)
漫画雑誌などの地色が白以外の本をスキャンする(図6)
カタログや雑誌などの余白が少ない本をスキャンする(図7)
見開きの状態で、A5サイズ(148×210mm)よりも小さい本を読み取る(図8)
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ポイント・レタッチモードで編集したあとにブック補正モードで修正すると、ポイント・レタッチモードでの修正が無効になります。
1つのページに対してブック補正を複数回実行する場合は、以下の順序で編集してください。
ブック補正モードでの編集
本のゆがみの補正
見開きページの分割
ポイント・レタッチモードでの編集
写り込んだ指の塗りつぶし
本のイメージデータのゆがみが補正された状態で保存されます。
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ポイント・レタッチモードで編集したあとにブック補正モードで修正すると、ポイント・レタッチモードでの修正が無効になります。
1つのページに対してブック補正を複数回実行する場合は、以下の順序で編集してください。
ブック補正モードでの編集
本のゆがみの補正
見開きページの分割
ポイント・レタッチモードでの編集
写り込んだ指の塗りつぶし
本のイメージデータのゆがみが補正された状態で保存されます。