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【2024年版】読書記録アプリのおすすめ5選!使い方と利用シーンをご紹介

読書記録アプリのおすすめ5選!使い方と利用シーンをご紹介

「過去に読んだ本や興味のある本の題名を思い出せない」「読書を習慣化したいけれど、続くか心配」など、読書にまつわるお悩みをお持ちの方は少なくないでしょう。そうした方にぜひおすすめしたいのが、読書記録アプリです。

そこで今回は、無料で使用できる読書記録アプリを5つご紹介します。それぞれどんな方におすすめか、簡単な使用方法とともにご紹介しているので、読書記録アプリデビューを考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

    紙の情報を、もっと自由に 情報整理に長けたスキャナーScanSnap

    1. 読書記録アプリを選ぶポイント

    読書といっても、ひとそれぞれで目的や楽しみ方は違うものです。読んだ本についてどんなことを記録したいのか、自分は読書記録アプリに何を求めるのかを考えて、目的にあったアプリを選びましょう。ここではアプリを選ぶときにチェックしておきたいポイントを、アプリの利用目的ごとに解説します。

    1-1.本の内容や感想を記録したい人はメモ機能を重視

    「確かに読んだことはある本なのに内容を忘れてしまった」あるいは「印象に残ったフレーズがどの本に書いてあったのか思い出せない」という経験のある人は少なくないでしょう。

    こうしたモヤモヤをなくすためには、読んだ本の感想や内容を詳細に記録しておけるメモ機能の活用がおすすめです。

    特に、ビジネスマン向けの書籍のように、ハウツーやノウハウが多く記載されている本を読む場合、ただ読むだけではなかなか内容が頭に入ってこないものです。

    より効率的に本の内容をインプットしたい時には、読みながら書き込めるメモ機能つきのアプリを使うとよいでしょう。

    もし、紙の本から気になるページをメモしておきたい時は、画像から文字を読み取れるOCRアプリがおすすめです。気になる方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

    1-2. バーコード検索機能があれば、本の登録が楽々

    読む本が多い場合や、本の登録作業にストレスを感じている場合には、バーコード検索をはじめ、本を手軽に登録できる機能を重視してアプリを選ぶことをおすすめします。

    バーコード検索では、本についているバーコードをカメラで読み込むことで、自動的に該当する書籍を検索できます。
    また、中にはキーワード検索やISBN(国際標準図書番号)から検索する機能が搭載されたものもあります。特にたくさんの本を登録したいという方は、登録方法でアプリを選ぶのもよいでしょう。なお、紙の本を登録する際には、カメラをかざすだけで登録できる「バーコード検索」がストレスフリーでおすすめです。

    1-3.SNSで他の読者とつながりたい人は、共有機能のあるアプリを

    読書記録アプリには、読んだ本を感想や評価とともに他のアプリユーザーへ共有できるものもあります。

    読んだ本やこれから読もうか検討している本を、他の読者がどのように評価しているのか知ることができれば、本選びの参考になりますし、自分にはない視点や気づきを発見できるかもしれません。

    また、SNSで感想を共有することは、読書コミュニティでの交流や新しい本と出会うきっかけにもなります。読書記録を気軽に残せることはもちろん大切ですが、その先にある「シェア」まで視野に入れると、より豊かな読書体験ができるかもしれません。

    1-4.読書量を管理したい人は、グラフ機能がマスト

    読書量をグラフで可視化することで、現状の読書ペースを理解できるとともに、設定した目標冊数までの進捗を測ることができます。特に「年間○冊の本を読む」等の目標を立てて本を読んでいる方には、どんなビジュアルで読書量を可視化できるか、という視点でアプリを選ぶのがおすすめです。

    多くの場合、グラフはアプリ内で読書時間や冊数といった数値を入力すると作成されます。グラフの種類を用途に合わせて選択することができるものもあるので、使いやすいようにカスタマイズするのがよいでしょう。

    1-5.複数の端末を使う方は、ブラウザ版があると便利

    読書記録アプリは、スマホからだけでなくWeb版で利用できるものもあります。

    アプリユーザーの中には、グラフや操作をスマホ画面で行うのは見づらいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

    Web版での利用が可能であれば、スマホ以外にもパソコンやiPadでも閲覧できます。

    タブレットやPCを使ってグラフや管理画面の操作をしたい方や、複数の端末を使って場所を選ばず読書記録を確認したい方には、Web版のアプリケーションも提供されている読書記録アプリがおすすめです。

    2. 読書記録アプリのおすすめ5選

    ここからはおすすめの読書記録アプリを5つご紹介します。

    アプリ名称

    ブクログ

    ブクログ.png

    読書管理
    ビブリア

    digiup259_16_BookJournalApps.webp

    読書メーター

    digiup259_17_BookJournalApps.png

    Evernote

    digiup259_18_BookJournalApps.webp

    Readee

    digiup259_19_BookJournalApps.webp

    特徴

    本の感想をじっくり記録したい人におすすめ!

    文字制限なしのメモ機能、記録した感想は公開/非公開を選択可能

    サクッと読書記録したい方に最適!

    シンプルな機能と快適な操作性が特徴。バーコードで素早く書籍登録が可能 

    SNS感覚で読書を楽しみたいならこれ!

    「読書家検索機能」で他のユーザーに読んでいる本や好きな著者ををシェアできる

    メモを取るよりスクショ派ならこれ!

     電子書籍から気になる箇所をスクショで保存できる「Webクリッパー機能」が便利

    楽天ユーザーなら迷わずこれ!

    バーコードスキャン、グラフの表示など充実の機能。楽天ブックスとの相性も

    対応機種

    iOS、Android

    iOS

    iOS、Android

    iOS、Android

    iOS、Android

    web版

    ×

    メモ機能

    ×

    バーコード検索機能

    ×

    SNSシェア

    ×

    グラフ

    ×

    #2-1

    2-1.ブクログ

    文字数を気にせず、本の感想をじっくり記録したい方におすすめなのが「ブクログ」です。

    「評価と感想」として本を読んで感じたことを他のユーザーに共有することができるほか、気になったフレーズを書きためておく「フレーズ」や、読書時の感想を自由に残せる「読書メモ」などの機能も充実しています。

    digiup259_02_03_04_BookJournalApps.png

    また、「本棚機能」で過去に読んだ本や今後読みたい本、といった形でステータスを分類できるので整理もしやすいのも強みです。digiup259_05_06_BookJournalApps.png

    バーコード機能で本の登録も簡単にでき、デザインと操作性もシンプルなのでストレスなく読書管理が可能です。

    #2-2

    2-2.読書管理ビブリア

    詳細な内容まででなく、軽く読書記録を残しておきたい人には、「読書管理ビブリア」がおすすめです。

    ビブリアの魅力は、機能を絞っているがゆえの使いやすさにあります。機能としてステータス管理やメモ、バーコード、SNS共有など、読書記録をする上でユーザーが求める必要最低限のものです。

    digiup259_07_08_09_BookJournalApps.png

    手軽に読書記録をしたい、サッと感想やメモを書きたい場合には非常に便利です。

    #2-3

    2-3.読書メーター

    読書好きな人、読書仲間と交流してみたい人には「読書メーター」がおすすめです。

    自分と同じ本を読んだユーザーのレビューを読めるのはもちろん、「読書家検索機能」で友人や知人を検索してつながることもできるため、身近な人たちで読書記録をシェアしたい方におすすめだといえます。また、各ユーザーがどの著者の本を読んでいるか、グラフで一目見て分かるのも特色です。

    また読書量をページ数単位で記録し、データからグラフを作ってくれるので、自分が読んだページを可視化することで、読めば読むほどモチベーションが上がる仕組みになっています。読書のチベーションを高く保ちたいと考えている方に便利な機能です。

    #2-4

    2-4.Evernote

    読書記録をデータとして保存したいビジネスパーソンにおすすめなのが「Evernote」です。

    ハウツー系のビジネス本の多くは、読書中だけでなく定期的に見返して実践でアウトプットしたいと考える方も多いはず。

    電子書籍で本を読んでいる場合、読書しながら気になったところやメモをスクリーンショットし、データとしてEvernoteに保存することで、読み終わった後にも気になった箇所だけを見返すことができます。

    digiup259_12_BookJournalApps.png

    紙の書籍のページを保存したい場合は、ページをOCRアプリでスキャンし、Evernoteに保存するとよいでしょう。スキャンした文書とEvernoteの相性は非常に良いため、ScanSnapなどのスキャナーをお持ちの場合は、あらかじめ書籍をスキャンし、電子書籍化しておくのも手です。

    また、EvernoteはノートやToDoリストとしても普段のビジネスシーンで活用も可能なので、日常使いのビジネスツールとしても便利です。

    #2-5

    2-5.Readee

    楽天との連携機能が特徴なのが「Readee」です。

    登録した本を最大500棚まで分類して整理する機能があり、読書冊数が多い方や本を細かく分類したい方にうってつけのアプリです。ひとつの書籍を複数の棚に登録することもできるため、読んだ時期やジャンル、お気に入りなどカテゴリを自由に設定して本をさまざまな角度から分類する使い方も。登録した著者の新刊が追加される「新刊棚」や、書店員レビューの閲覧といった機能もユニークです。

    なお楽天ユーザーの場合は、楽天ブックスで購入した本の自動登録やデータのバックアップ機能など、便利な機能を利用できます。

    3. 読書記録アプリ活用時の注意点

    最後に、読書記録アプリ活用時の注意点を解説します。

    3-1.シェアする内容は慎重に選びましょう

    読書記録アプリの中には、アプリ内で読んだ本についての感想や評価ができるほか、SNS上でシェアできるものもあります。

    アプリ内やSNSにおける読書記録の共有はコミュニティ内での交流につながる一方で、使い方を誤ると、意図しない情報が不特定多数に公開されてしまうこともあります。

    トラブルを避けるため、読書記録をシェアする際には、公開範囲の設定や投稿する内容を事前にチェックするようにしましょう。 

    3-2.有料機能は事前にチェック!

    多くの読書記録アプリは無料で提供されていますが、より多くの機能を使うために追加料金の支払いが必要な場合もあります。

    記録を書きためてから「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、必要としている機能が無料で使えるか、有料の場合はどれくらいの金額を支払うかを事前にチェックしておくことをおすすめします。

    4. まとめ

    今回は、無料で使用できる読書記録アプリを5つご紹介しました。

    読書記録アプリは、読書習慣を身につけたい、読んだ本の感想を管理したいなど、利用シーンに応じてぴったりなアプリがあります。本記事でご紹介した内容が、読書記録アプリを選ぶ際の参考になれば幸いです。

    また、読書記録アプリを検討している方には、電子での読書が初めてで紙で読書することと何が違うのかわからない、興味のある方もいるのではないでしょうか。こちらの記事では、電子書籍と紙の本との使い分けについて解説しています。ご興味あれば、ぜひ読んでみてください。

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