SCAN×家族 スキャンファミリー 第12話 小林くんの誤算

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作者より一言
2024年1月に義務化がスタートした電子帳簿保存法(以下、電帳法)。電子取引上の領収証の保管に関する法律で、紙の領収証は関係のない話だと思っていたのですが、そうでもなく。紙の領収証も法律に則った画像データ・保存ルール※で保存すれば、原本は必要ないという情報をこの度初めて知りました。
※要件詳細は以下をご確認ください。
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/pdf/0023006-085_03.pdf
ScanSnap では、紙の領収証を「e-文書画質で保存」で読み取ると、法令に準じた形でデータ化できるそう!電帳法上でのポイントとなるのは、データの「可視性」と「真実性」。文字情報をクリアに判読でき、改竄されていないかどうかを判別できる画質が求められているらしい。さっそく、ダミーの領収証を使って検証してみました。
画像① 領収証を通常モードで読みとったもの。3万円。
画像② ①を「e-文書モード」で読みとったもの。修正しとったんかい! バレバレですね。
感熱紙のレシートは時間が経つと文字が薄くなったりしますが、データ化しておけば安心ですよね。それに、全ての領収証をデータにしておくことで経理作業を効率化できるし、省スペースにもなります。来春の確定申告に向けて、私も領収証の e-文書化に挑戦してみようかな......!
この記事を書いた人

イラストレーター/漫画家/ライター。神奈川県逗子市在住。ポータルサイト編集者、小学校教員を経て、2020年よりフリーランスとして活動を開始。女性向けのやわらかなテイストを中心に、雑誌・書籍・Web・広告等にイラストを提供する。2匹の飼い猫との生活を描いた『大フク猫まんが』などのエッセイ漫画も制作している。