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「A4コピー用紙」を持ち歩き慣れていない人類へ

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目次

    どんな仕事にも「紙」はつきものだ。

    パソコンが普及していくことで、個人が世界とインターネットでつながった。
    それと同時に、プリンターもまた、個人やお店で所有する時代になった。
    作った書類やチラシをその場で印刷することができる・・・という状況は、圧倒的な生産性をいろんな職場にもたらした。

    しかしながらそんな紙の存在も度が過ぎれば無駄にもなる。
    「ペーパーレス」化が叫ばれはじめ、紙をなるべく使わないように......という流れが生まれたことは記憶にも新しいと思う。
    しかし、ノートパソコンやスマホ、タブレットが普及した今日でも、紙はゼロにはなっていない。
    比較的安価に印刷できて、電波がなくても手渡しで共有できて、ScanSnapに通せばデジタル化することもできる。
    そんな「紙」の存在は、なんだかんだで重宝されるし、なんならディスプレイよりも目に優しいなんて長所も見えてきた。
    一方でもちろん短所もある。
    紙はそんなに強い素材ではない。
    クリアホルダーに入れておこうと、カバンの中で気づけばクリアホルダーごと「ぐちゃっ」となってしまっていたことはみなさんも覚えがあるのではないだろうか。

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    そんな悩みを解決したくてうちのお店で作ってみたのが、ドキュメントホルダー「IDEAL A4」だ。
    ハードカバーノートに使われる外側の丈夫な素材とゴムを組み合わせたとてもシンプルな道具で、見かけは学校の先生が昔使っていた「用箋挟(ようせんばさみ)」が一番近い存在だと思う。

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    使い方は簡単。
    A4コピー用紙をクリアホルダーに挟んだうえで、IDEAL A4に挟んであげるだけ。
    折り目以外の3辺をゴムバンドが押さえてくれるので、落下させずに書類を持ち運ぶことができる。
    本当にそれだけのことなんだけど、厚紙を芯材として使っていることによって、クリアホルダーだけで持ち運ぶよりも安心感のある持ち運びが可能となる。

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    挟んでしまったら、カバンにいれてもしっかり中の書類を守ってくれるので安心できる。
    昨今はノートパソコンのサイズも軽量化しつつ画面が大きくなっていることも合って、カバンにもA4サイズより少し大きい薄い物体を入れやすいので、入れ場所に困ることもそんなにないのもありがたい。

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    実はこのアイテムは開発当初、商品化することを中止するか迷った商品でもあったりする。
    あまりにもニッチな需要の少ない商品なのではないかと考えてしまったからだ。
    しかし、同じ素材で小さいサイズのノートカバーと一緒にクラウドファンディングを行ったところ、むしろノートカバーよりこの書類ホルダーであるA4サイズが人気を獲得することになった。

    おかげさまでブラックカラーだけでなく、グレーカラーもこのA4サイズは展開し、発売から4年以上経った今も人気商品であり続けてくれている。

    もちろんA4サイズの書類やチラシ、資料をきれいに持ち帰ってこれることは、ScanSnapでのスキャンの美しさにも直結する。
    ぜひScanSnapユーザーの皆さんの紙の持ち歩きの選択肢の一つとして、IDEAL A4のことを知っていただければ嬉しい。

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    ドケットストア

    ドキュメントホルダー IDEAL A4


    ScanSnap_iX1600

    ScanSnap iX1600

    毎分40枚・80面の両面高速読み取りを実現し、簡単操作のタッチパネルを搭載。Wi-Fiの5GHzに対応し、原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。 驚くほど簡単、スピーディーに電子化します。

    この記事を書いた人

    ドケットストア 山下義弘

        x 個人サイト

    docket store(ドケットストア)店主。文具と収納用品のセレクトを中心としたお店を大阪府箕面市で2018年にスタート。スマホカメラでの紙もの撮影を快適にする『レシートスキャンボード』など、オリジナルアイテムも展開する一人文具メーカー。マツコの知らない世界に出たい。

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