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「A4サイズ」は、収納のど真ん中である

「A4サイズ」は、収納のど真ん中である

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    ペーパーレスが叫ばれる昨今。
    電子帳簿保存法も本格的にスタートし、PDFでの書類のやりとりも増えて、我が家のScanSnapも大活躍。
    いずれはパソコンだけ、もしくはクラウド保存で済ませてスマホだけあれば、紙の書類が必要のない未来もやってくるのかもしれない。

    しかしながら、全部の紙が一気に無くなる日はまだ来ていないようで、大切な書類はまだまだ紙でやりとりしているというのが実情。
    中でも一番印刷物としては多い「A4サイズの書類」をしっかり保管しつつ、なおかつかっこよく保管する方法をずっと探し求めてきた。

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    そんな日々に終止符をもたらせてくれたのがこの箱。ハイモジモジさんの「WORKERS'BOX(ワーカーズボックス)シリーズ」である。

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    WORKERS'BOXにはこの通り、レシートや名刺を挟む機能などもついているのだけど、何より重視してほしいのが「A4サイズのクリアホルダー」が入るという点だ。
    収納を考えるうえで大切なことの一つは、たくさんのサイズを想定するのではなく、1つのサイズに統一していくことだったりする。

    A4サイズのクリアホルダーは、年末に届く「所得控除」に関係するハガキや、長3サイズの封筒なんかもそのまま入れられるサイズで、なおかつ安価に手に入れられて中身も入れたまま確認できる便利な道具だ。

    WORKERS'BOXA4クリアホルダーとの相性が抜群によいので、A4クリアホルダーに収まるものをどんどん放り込むだけで、書類整理が捗ってしまう。

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    更に、WORKERS'BOXはこのように、立てて並べることができるのも大きなポイントだ。
    書類は積むのではなく、縦にしたほうが抜き取りやすく管理しやすいというのは書類整理の基本なのだけど、WORKERS'BOXならクリアホルダーで書類をしっかり保持しつつ気軽に立たせて置くことができる。

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    更に、WORKERS'BOXは上の写真のように縦だけでなく横にして立てる事もできるので、高さがなくて奥行きのある棚にも置くことができるのも便利な点だ。
    中の書類の種類をタイトルとして書き込んでおけば、向きを気にせずに設置していけるのは、本当に工夫が行き届いていると感じられる点だ。

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    WORKERS'BOXには、通常版に加えて2.5倍の幅を持つ「ワイドタイプ」のバリエーションも存在する。
    これがScanSnapを使ったデータ化との相性がいいポイントでもある。
    書類はもらった時点では、捨てていいものか悪いものかわからないというケースも多い。
    WORKERS'BOX WIDEで必要そうな書類を一時保管しておき、一定期間を置いたうえでスキャンしてPDF等の形で残せばいいものは残し、本当に必要なものを通常タイプのWORKERS'BOXで保管すれば、収納に必要なスペースも収めることができる。

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    実はA4サイズは、コピー用紙のスタンダードなポジションに収まっているがゆえに、様々な家具の奥行きサイズにも影響を与えている。
    そういった意味で、WORKERS'BOXは家具に収めるうえでもとてもよい選択肢なのだが、なんとメーカーのハイモジモジさんはWORKERS'BOX が最大450冊収納可能な壁面収納家具【 WORKERS' SPACE 】までこの頃リリースした。
    今のところ(2024年時点)は、関東圏のみでの販売だそうだが、今後サービス範囲拡大の可能性もあるとのこと。
    A4サイズを起点にした収納ボックスのシリーズが家具にまで発展していく姿に、A4文具マニアとしては目が離せない。

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    もちろん、WORKERS'BOXは一箱からでも十分に私達の書類整理の悩みの解決に役立ってくれる。
    ぜひ年末年始の書類整理に役立ててもらえれば嬉しい。

    ScanSnap_iX1600

    ScanSnap iX1600

    毎分40枚・80面の両面高速読み取りを実現し、簡単操作のタッチパネルを搭載。Wi-Fiの5GHzに対応し、原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。 驚くほど簡単、スピーディーに電子化します。

    この記事を書いた人

    ドケットストア 山下義弘

        x 個人サイト

    docket store(ドケットストア)店主。文具と収納用品のセレクトを中心としたお店を大阪府箕面市で2018年にスタート。スマホカメラでの紙もの撮影を快適にする『レシートスキャンボード』など、オリジナルアイテムも展開する一人文具メーカー。マツコの知らない世界に出たい。

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