スキャン済み資料を"曖昧検索" あれどこだっけ?をAIで解決!|SCAN to AIアイディア実践レポート

SCAN to AI 価値創造アイディアコンテストでは、日々ユニークなアイディアが集まっています。
今回はその中から、「実際に社員が試してみた!」というリアルなチャレンジをご紹介。
今日ピックアップするのは、Kさんからいただいたアイディア
\Kさんのアイディア/
『スキャンされたパンフレットをデータベースに保存。
こんなパンフレットある?と曖昧に尋ねても、それっぽいものをピックアップしてみたい』
さて、実際にこのアイディアを社員がどうやって試してみたのか?
体験レポート形式でご紹介します!
目次
スキャンデータをAIが検索!曖昧リクエストでも"それっぽい"パンフを探せるか?
本当は、展示会などでもらったたくさんのパンフレットをスキャンして、
「○○っぽいパンフレット、ある?」のようにAIにゆるく尋ねてみる体験をやってみたかったのですが、実はパンフレットを十分な数そろえるのがちょっと難しい状況でした。
そこで今回は、「パンフレット」の代わりに身近な"名刺"を使って、同じ仕組みを試してみることに!
※名刺はダミー名刺で実在の人物ではありません。
やり方はシンプル。ScanSnapでいろんな名刺をスキャンして、まとめてデータベース化。
「この業界の名刺、どこかにあったっけ?」とか「ちょっとカッコいいデザインの名刺、あったかな?」など、少し曖昧なリクエストでもAIがうまく拾ってくれるのか、挑戦します。
本来のパンフレット活用とちょっと違いますが、"未来の使い方"の入り口として、ぜひご覧ください。
実際にやってみた手順をご紹介
ここからは、実際に名刺を使って「曖昧検索ができるデータベース」を作るまでの手順をご紹介します。
スキャンするところからAIに質問するまで、どんな風に進めたのか――
「自分でもできそう!」と思ってもらえるよう、ひとつひとつのステップを分かりやすくまとめました。
なお、今回使用したAIツールは、Notebook LMになります。
Notebook LMとは、Googleが提供するAI活用ノートサービスです。自分の資料をもとにAIに質問したり、要約などができるのが特徴です。
それでは早速、実際の流れを見ていきましょう!
名刺をScanSnapでスキャン
ScanSnapで名刺をスキャンして、ScanSnap Homeに保存します。

Notebook LMを起動

Notebook LMに名刺データをソースとして追加
- ScanSnap Homeで管理している名刺データを複数選択
- ドラック&ドロップでNotebook LMへ
あとは、曖昧な指示をしてみる
「デザイナー探しているんだけど、それっぽい人いる?」とこんな感じで呼びかけてみました。
すると・・・
しっかり情報が見つかりました!
提案された結果の右側の●を押すと、引用元のソースデータも見ることができます!
ぜひ、みなさんもぜひ"自分の資料"で試してみてください!

ScanSnap iX2500
毎分45枚の両面高速スキャンで、驚くほどスピーディーに電子化。静電容量式タッチパネルによる直感操作で、誰でも簡単にスマートに使えます。原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。Wi-Fi対応で各種クラウドサービスへのデータ転送も簡単に行えます。 |
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