公開日 2022.10.14
デスクが物で散らかっていると、周囲に雑な印象を与えるだけでなく、必要な物をすぐに取り出せず、業務の効率も低下します。
とはいえ、日々多くの書類や道具を使って業務をこなしながら、デスクの状態をきれいに保つことは難しいと感じる方も多いでしょう。
そこで今回は、オフィスのデスクが散らかる理由と、デスクを整理するコツを解説します。デスク周りが片付くおすすめの収納グッズも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
※ 価格はすべて編集部調べ・税込※ 価格は2022年9月20日現在の金額になります。
「整理したはずなのに、気がついたらすぐにデスク周りが散らかってしまう…」とお悩みの方は珍しくありません。
では、なぜ整理したはずのデスクがすぐに散らかってしまうのでしょうか?あなたのデスクが散らかる理由はこの中にあるかも知れません。
モチベーションを上げようと、お気に入りの雑貨や観葉植物をたくさん並べてしまう方がいます。確かにモチベーションはアップするかもしれませんが、たくさん並べていると、乱雑になりやすく逆に集中力が低下してしまいます。
雑貨以外にも業務で使わない物を処分していない状況が続く限り、デスクの上は散らかったままです。
マルチタスクで業務を進めていると、現在進行中の業務に必要な書類とすでに終わった書類が混在しがちです。
業務が多忙だと書類の整理を後回しにしたり、整理する気力が失せてしまったりして散らかった状態が続くケースは珍しくありません。
使った物を元の場所に戻さないでいると、どれだけ整理してもデスクの上はすぐに散らかってしまいます。
物の指定席が決まっていないと、デスクの上が散らかるだけでなく、後でまた使いたい時に、どこに置いたかを忘れてしまい、探す時間もかかってしまいます。
このような習慣のいずれか、または全部が積み重なると、片付けてもすぐに散らかってしまう連鎖から抜け出せなくなってしまいます。
デスク周りが整理されていると、必要な物を探す手間が省けるため、時間の節約にもなります。本来は業務が忙しい方ほど「デスクの整理収納」が必要なのです。
忙しくても仕事ができる人、効率よく動ける人は整理整頓を習慣化しています。
ここでは、デスクを整理整頓し、スッキリした状態を保つための5つのコツを紹介します。
デスクはあくまで作業スペースであり、物置ではありません。
デスクの上を収納スペースとして使わないことを意識し、業務で使う物以外はデスクに出さないことを習慣化しましょう。
デスクの整理は「いかに物を減らせるか」という考えを主軸に行います。
まずは、デスク周りにある物をすべて出して自分が持っている物の量を可視化し、必要な物と不要な物を仕分けしていきましょう。
このとき「使える」「使えない」という基準で判断すると、なかなか物が減りません。まだ使用可能、かつ処分に抵抗がある物は、人に譲る・フリマアプリに出品するなどして自分の手から放しましょう。
処分する量の目安としては、デスクや収納スペースに対して物が7割程度入っている状態が理想的です。
収納スペースが物で埋まっていると、空いている別の場所へ物を置くようになり、別の場所が散らかってしまう可能性が高くなるので、注意が必要です。
デスク周りに溜まっている書類は、紙で保存しなければならないものを除き、まとめてデータとして保存することをおすすめします。
書類の束が占めていたスペースを他のことに有効活用できるだけでなく、書類データが必要になった際はパソコンで検索して簡単に見つけ出すことができます。
書類をデータ化する手段としては、スキャナーによるPDFファイル化がおすすめです。好きなタイミングで紙をデータ化できるよう、スキャナーをデスクに常備しておくと良いでしょう。
おすすめは「ScanSnap iX1600」です。
ScanSnap iX160056,100円(税込)
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幅292mm×奥行161mm×高さ152mmのコンパクトなサイズなので、デスクに置いても邪魔になりません。
カバーを開くだけで電源が入るため、あとは原稿をセットしてボタンを押すだけでスキャンが完了します。
物を片付けやすくするには、あらかじめ置き場所(指定席)を決めておきましょう。
引き出しの中のスペースを仕切りやケースで分割し、使用頻度が近い小物を同じスペースに収納します。
配置としては手前から使用頻度が高い物、奥に使用頻度が低い物を入れておくと出し入れの際に不便を感じにくくなります。
1日の仕事が終わり、一段落ついたタイミングがデスク整理のチャンスです。書類もその日のうちに整理すれば、うっかり捨ててしまうこともありません。
日頃から「帰り際にデスクを整理して、デスク上に物を残さない」という習慣をつけておくと、自然にきれいな状態のデスクを保てるようになります。
デスクの整理において特に重要なポイントが、書類整理です。
紙で保存しなければならない物はカテゴリで分類し、ラベリングできるファイルで保管するのがおすすめです。ファイリングした書類は、引き出しにしまうのではなく、机の上に立てて収納しておくと、取り出しやすくなります。
電子取引で発行された請求書など、紙で保存しなくてもよいものは、印刷せずにデータで保管しておきましょう。
書類はスキャンしてデータ化!デスク周りをスマートに整理するには?
ここではおすすめのデスク周り収納グッズをご紹介します。
※画像はすべて各リンク先(公式サイト)から引用
なお、テレワークのデスク周りを整理する便利グッズは以下の記事で詳しく説明しています。
デスク周りの整理整頓&便利グッズ35選│テレワークでも仕事がはかどるおすすめアイテム
出典:https://www.kingjim.co.jp/sp/spot/toolstand/
よく使う道具をついデスクの上に直接置いてしまい、部屋が散らかってしまうという不満を解消できるツールスタンドです。
すぐに手の届くところに置ける立て看板のようなスタイルで、サイズの異なるポケットが8個付いており、サイズの違う小物を整理できます。
広げた内側にティッシュなどの厚みがあるものも中に入れられ、使い勝手も抜群です。上部には取っ手が付いているので、物を収納したまま手軽に移動できることも魅力です。
出典:https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/100-MR166
異なるサイズの引き出しが2つ付いたモニター台です。
小さい引き出しには文房具やメモ帳などの小物、大きな引き出しにはA4サイズの書類やノートなどを収納できます。
モニターの高さが視線の正面まで上がるため、楽に正しい姿勢を保ちながら作業しつつ、収納スペースも増やせるという一石二鳥なアイテムです。
出典:https://www.nakabayashi.co.jp/product/detail/72255
サイズ(ワイヤー・フック収納時)は幅168mm×奥行き60mm×高さ78mm、本体重量は約430gと小型かつ軽量な電動シュレッダです。
コンパクトサイズを実現するためにあえてダストボックスは付属しておらず、代わりに本体側面にワイヤーが取り付けられています。このワイヤーをゴミ箱に引っかけることで、ゴミをダイレクトに捨てられるのが特徴です。
データ化した書類などを手軽に処分できるので、スキャナー近くのゴミ箱に引っ掛けておくことをおすすめします。
出典:https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/100-MRSH007BK
デスクやキャビネット上の小物整理に役立つ、パンチングボード型の収納アイテムです。
ポケットとフックが2個ずつ、トレーが1個付属しており、ペンからケーブルまでさまざまな形状の小物を引っかけたり、置いたりできます。
収納したい物に合わせてポケットやフックの配置をかえられる利便性、シンプルでスッキリとしたデザイン性も特徴的です。
出典:https://desk-direct.com/products/detail.php?product_id=8347
ドリンクホルダーとバッグハンガーが一体になった収納グッズです。
バッグハンガーの上部にドリンクホルダーが付いており、ドリンクはもちろんペンや定規など長さのある文房具の収納グッズとしても使用できます。
デスク上に置いた飲み物がこぼれないか心配、オフィスの床に直接バッグを置きたくない…などの悩みを一度に解決してくれる便利なアイテムです。
出典:https://www.ankerjapan.com/products/a8891
ライトニングケーブルやMagSafeケーブル、USB-Cケーブルなど幅広いタイプのケーブルに対応したケーブルホルダーです。
マグネットが内蔵されており、マグネットに反応するケーブルであればそのままくっつけて使用できます。マグネットにつかないケーブルも、付属のクリップで固定できます。
ケーブルが散乱や落下を防ぎ、スムーズにデスク周りを整理できる優れ物です。
オフィスのデスクをどれだけ整理してもすぐに散らかってしまう大きな理由のひとつが、デスクを物置のように扱う習慣です。
デスクをきれいな状態に保つには、不要な物を処分することはもちろん、かさばりやすく大幅なスペースを占めがちな書類の整理が重要です。
近年はオフィスデスクの整理収納に役立つアイテムが数多く販売されているので、オフィスの環境や収納したい物の大きさ・高さに合わせて導入してみてはいかがでしょうか。
どれを選ぶべきか迷ったときは、今回ご紹介した便利アイテムを参考にしてみてください。
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