入学と同時に訪れた想定外の連続。ねここあんな。さんが挑む小1の壁突破プロジェクト!
イラストレーターの「ねここあんな。」さんはInstagramやTwitter、ブログなどを活動の場に、夫さんと息子さんとの暮らしの様子をかわいらしいイラストで発信しています。
息子さんが小学校に入学した4月に待ち構えていたのが「小1の壁」。お子さんとねここあんな。さんに訪れた突然の変化と奮闘の日々について伺いました。
目次
1. 入学から想定外に慌ただしい日々。「小1の壁」を甘く見ていた...
――「小1の壁」について、はじめは心配していなかったそうですね。
子どもが幼稚園から小学校に上がれば、正直、親は楽になると思っていたんです。
学校にいる時間は幼稚園よりも長いし、これまでやってきた送り迎えやお弁当の準備も必要無くなって、さらに学童保育も始まる。これでようやく自分の時間が確保できる、と思い込んでいました。
ところが実際に入学してみると、自分の読みの甘さを思い知ることになります。
ゆったりと過ごせた春休みから一転、入学と同時に学校で使うものを買い揃えたり、何冊もの教科書に名前を書いたり、プリントも山のようにもらってきたり、と慌ただしい日々が始まりました。
でもそれは「小1の壁」の、ほんの入り口に過ぎなかったんです。
――本当の壁はまだこれから、だったのですね。小学校に入学してからお子さんとの生活はどのように変わりましたか?
入学してからむしろ忙しくなりましたね。授業の関係なのか、日によっては早く帰ってくる日もあれば、学童保育がない日もあります。
学童保育がある日は遅くまで預かってもらえるのですが、お弁当作りがあるので早起きをしないといけません。習い事への送り迎えもありますし、学校の宿題もみてあげないといけなくて。
気がつくと朝から晩まで、何かしらの家事や育児に時間をとられることになって。結局、日中在宅で仕事をしている私の時間を削らざるを得なくなりました。
――お子さん自身の様子はどうですか?
子ども自身も大変なようで「忙しい」というのが口癖になってしまうほどです。
例えば学童保育のある日は、帰ってくるのが18時ごろ。そこから21時に寝るまでの間に夕食を食べ、お風呂に入り、宿題をやらなければいけません。
そんな状態で4月、5月をなんとかやり過ごしたものの、6月には子どもがダウンしてしまい...。習い事を削ることも考えたのですが、子ども自身のリフレッシュにもなっているようなので、いまのところは続けています。
2. 宿題も、やはり最初はサポートが必要
――幼稚園の時よりもかえって忙しくなってしまったのですね。特に大変だと感じたのは何でしょう?
想定外で一番困ったのは宿題でした。
計算ドリルやひらがなの書き取り、音読など、毎日たくさんの宿題を持って帰ってきます。しかもドリルや書き取りでは、丸付けを親がしないといけないルールで、それも知らなくて驚いたことの1つでした。
結局、宿題のために毎日1時間ほど使っています。ずっとではありませんが、子どもの隣で一緒にいる必要があるので完全に育児モードです。この時間は仕事なんてできません。学校から配られるたくさんのプリントに目を通したり、声かけをしながらお皿を洗ったりが精いっぱい。
宿題にこれだけ親の手がとられるというのは完全に想定外だったので、時間のやりくりにとても苦労しています。
最初はまだ自分から取り組むという感じではなく、宿題を始めるにも親がフォローしてあげなければなりませんでした。最近になってようやく「宿題が終わらないとしたいことができない」と気づいたようで、少しずつ自分から取り組むようになりましたが。
ただこれから夏休みが始まるとたくさん宿題をもらってくるので、溜めずにきちんとやってくれるのか全く想像できません。
※7月初旬にお伺いした状況です。
3. 学校からのお知らせは紙のプリントとアプリが混在。情報を探す二度手間も
――学校からのお知らせも最近はアプリが増えているようですが、実際はどのように届けられていますか?
現在はアプリとプリントが混在しています。
学校全体のものはデジタル化されて、アプリにお知らせが届きますが、クラスごとのものはそれぞれの先生が紙で作っているようで、プリントが配られます。
お知らせを紙とアプリのどちらでもらったのか、わからなくなることが頻繁に起こります。
――プリントの管理はどのようにしていますか?
最初のうちはもらったプリントを全部ファイルに入れて保管していたのですが、プリントがあまりに多くて4月に断念しました(笑)。それ以降は、なにか調べようと思ったらアプリを検索して、見つからなければプリントを探す、という二度手間な対応でしのいでいます。
プリントは学校が用意してくれたファイルに入れて持って帰ってくるので、今のところ失くすとか、ぐちゃぐちゃになることはありませんが、息子が自分からプリントを出すことはないので、学校から帰ってきたときに毎日「プリントを出して!」と言っています。
保護者会の出欠確認など、プリントの下半分を切り取って学校に提出するものも多いのですが、肝心な情報が書かれた上半分を失くしやすいんですよね。こういったものはスマホで撮影しておくようにしています。
4. プリントが多くて大事な情報がみつからない!スケジュール共有はホワイトボードにアプリにトイレ?
――忙しい毎日のスケジュール管理はどのようにされていますか?
子どもの予定が入ったらすぐにスマホのスケジュールアプリに予定を追加して、通知が行くようにしています。それだけでなく、キッチンに置いてあるホワイトボードにも書き込んで、二重に管理して抜け漏れがないようにしています。
またプリント類はスマホで撮影して、さらにスマホのメモアプリに保存しています。
夫には必ず目に入るように、あえてトイレに貼り出すようにするなど、共有には工夫が必要です。
ただ、あまりにプリントが多くて、何が大事なのかわからないということもよくあります。夫が「スケジュールがわからない」といって、LINEで聞いてくることも多々ありますね。
夫とは過去にはアプリでスケジュールを共有していた時期もあったのですが、かえってややこしくなり、いまは自宅にある紙のカレンダーに書き込むようにしています。
5. 紙情報の管理を効率化すれば家族で助け合える仕組みができる!
――「小1の壁突破プロジェクト」では、これから半年間ねここあんな。さんに密着。ScanSnapを活用して学校プリントなどの情報整理から、家族が助け合う仕組みづくりまでPFUがサポートします。ご参加いただくにあたり、意気込みを聞かせてください!
ScanSnapが届いて、機械好きの夫は「絶対スキャンした方がいい」と。スマホで撮影するよりもきれいに保存できるので、すでに気に入っている様子です。仕事でも領収書の保管に使えそうとか、薬を処方された時にもらう成分一覧の紙をスキャンして、スマホでシェアできたらよさそう、など育児に限らずさまざまな場面で活用できそうと期待しています。
ScanSnapは、家事や仕事で困っていることを、まさに解決してくれそうな強い味方だと感じています。早く実際に使ってみて、活用してよかったところをどんどん発信していきたいです!
――小1の壁真っ只中のねここあんな。さん。ScanSnap導入後、暮らしはどう変わっていくのでしょうか?次回記事をお楽しみに!
ScanSnap iX1600
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この記事を書いた人
妊娠出産がきっかけで会社を辞め、家で子育てしながらできる仕事を勉強し現在はフリーのイラストレーターとライブドア公式ブロガーとして活動中。 埼玉県のほのぼのとした町で、夫と息子(6歳)と暮らしています!
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