紙ってどう整理するのが正解?整理収納アドバイザーがズバリお答えします!
快適な暮らしのために、お部屋の片付けは欠かせないものですよね。さまざまな整理収納のアイデアがある中で「なかなかいい方法が見つからない!」と、みなさんを悩ませているもののひとつは、「紙類」ではないでしょうか。 そこで今回は、整理収納のプロと片付け上手なメンバーが集まり座談会を開催。お子さんのお便りやレシートなど、おうちに溜まりがちな紙類のリアルな悩みとともに、画期的な解決方法をお届けします♪
目次
人気整理収納アドバイザーのおうちで学ぶ! 整理収納のキホンとは?
紙類の整理収納に関するリアルなお悩みをあぶり出すべく、整理収納アドバイザーのFujinaoさんのご自宅で座談会を開催しました。 集まったメンバーは、SNSでインテリアや収納、料理のアイデアを発信し、たくさんのフォロワーに支持されるmiiiiiii_yさんとYUKOさんです。
みなさんいつもきれいに整ったおうちで暮らしているものの、紙類の整理収納については不満や悩みが尽きない様子。 そんな片付け上手もアッと驚く整理収納のコツを、Fujinaoさんに教えていただきました!
Fujinaoさん:整理収納のキホンは、まず自分が管理できる量までモノを減らすこと。残しておいたところで「どこに置いてあったっけ?」と探して見つからないようなら、持っていないのと同じです。 自分が使うモノの量というのは意外と限られているので、「役に立っていくもの」を残して、「役に立ってくれないもの」は積極的に取り除いていきましょう。 このように、自分とモノとの関わり方を見直すことが、整理収納の大前提として大切なことなんです。
YUKOさん:私、これLIMIAで見たことあります!
miiiiiii_yさん:私も知ってます! Fujinaoさんのアイデアだったんですね♪
Fujinaoさん:モノを減らしたら、残したモノを整えることも大切なこと。例えばホテルと家を比べると、置いてある日用品自体はあまり差がないですが、生活感の違いって大きいですよね。 片付けたけれど生活感が気になるという方は、この「ホテルのようなきれいさ」を目指して日用品をそろえ、整えていくといいでしょう。
例えば清潔感が大事なタオルは、色味やサイズ感を統一させながら「ホテル折り」という畳み方がおすすめなんだとか。この畳み方で統一してケースに収めれば、スッキリと見せる収納が叶えられます♪
みんなは「紙」、どう整理してる?
お部屋を美しく整えるアイデアを教え合い、盛り上がる3名。
Fujinaoさん以外の2人も整理収納はどちらかというと得意なタイプですが、どうやら紙類についてはお悩みもあるようです。
YUKOさん:私は掃除が趣味と言っても良いくらい掃除好きなんですが、紙類に関してはついつい捨てすぎてしまうのが悩みです。 子どもたちの学校の予定表とか、必要なものなのにうっかり捨ててしまって、ママ友に聞かなきゃいけないこともあります(笑)。 プリント以外にも、紙類は置く場所に困ることが多くて......。冷蔵庫に貼りっぱなしにしたくないし、壁や家具に穴は開けたくない。 手帳にしまえばいいかと言えば、パッと見るには不便なんです。
miiiiiii_yさん:私もYUKOさんと同じく、かなりの捨て魔なんです(笑)。 子どもがまだ幼稚園児だからプリントの量はそこまで多くないけれど、幼稚園の役員会議で過去の資料を捨ててしまったことがあって。 参考にしたい情報がわからないという失敗もありました。
他には取扱説明書もどうしようか悩みどころです。 最近では取扱説明書もネットで読めるから手放すようにしていますけど、いちいちメーカーのホームページにアクセスして探すのって面倒なんですよね......。 紙類はなるべく減らしたいけれど、情報を残しておけて、すぐにアクセスできるようになったら嬉しいですね。
Fujinaoさん流! 紙の整理収納アイデア
「おうちのきれいをキープするために、必要な紙類もうっかり捨ててしまう」と、共通のお悩みを抱えるお2人。
そんな悩みもスッキリ解決できる「紙の整理収納のキホンの考え方」を、Fujinaoさんが伝授してくれました!
Fujinaoさん:紙の整理収納についても「自分が使うものかどうか」は重要な判断ポイントです。 紙の整理が苦手な方は、「なんでも取っておけば安心」と思ってしまいがちですが、たくさんの紙の中から必要な1枚を見つけるのはとても大変。 取っておくならば、きちんと活用できるように収納しましょう。
おすすめの方法は、「すぐ処理すべきもの」「1ヶ月の間に見返したりするもの」「1年単位でたまに必要になるもの」の3つのレベルに分けて管理するというものです。
例えば学校にすぐ提出しなければいけない書類があるときは、「すぐ処理」のレベル。 そういったものは、日常でもっとも目につきやすく、アクセスしやすい場所にしまいましょう。 冷蔵庫の見える場所に貼ってもすぐに処理できるので、ずっと貼りっぱなしということもありません。
Fujinaoさん:「1年」のレベルに分類される紙類といえば、学校の年間計画や習い事の契約書など、あまり見ないけれどたまに見返すかもしれない書類です。 こういった書類は多少アクセスしにくい場所でも大丈夫なので、収納ケースにしまって保管するといいでしょう。 もし紙類がケースから溢れてきたら、それは見直しのタイミングがきているということ。本当に使うかどうか、改めて確認してみましょう。
さて、書類を必要な期間で分け物理的にしまう場所を変えることを紹介しましたが、実はもっとおすすめの方法があるんですよ。
Fujinaoさんがハマったデジタル整理収納術
書類の重要度で分類するのではなく、書類を使う期間で分類し、保管場所も変えるのがFujinaoさん流の整理収納術。一方で「1ヶ月」や「1年」に分類する紙類の多くが、紙ではなく「デジタル」で管理できるモノだといいます。
そんな、Fujinaoさんもハマったという「デジタル整理収納術」とは、いったいどのような方法なのでしょうか?
Fujinaoさん:情報さえわかればいいという紙類については、話題のデジタル整理収納術を取り入れるのがおすすめです。 紙をスキャンしてデジタルデータに変換して保管してしまおうというものなんですね。 データとして保存するのでもちろん情報はきちんと残りますが、物理的な収納スペースは必要なくなります。
YUKOさん:紙類の情報を残しながら整理できるなんて、かなり気になります!
Fujinaoさん:私が使っているのは、こちらの《ScanSnap iX1500※》というスキャナー。 パソコンに読み込むだけでなく、スマホやクラウドサービスにデータを保存できるので、出先でも紙類の情報にすぐアクセスできるという優れものなんです!
miiiiiii_yさん:データで残るのなら捨ててしまっても安心ですね。しかもどこでも確認できるなんてびっくり! 捨て魔な私たちにはぴったりな気がします(笑)。
でも私、機械は少し苦手なんです......。
※現在ScanSnap iX1500は販売終了しており、現行の後継機種はScanSnap iX1600です。
Fujinaoさん:スキャナーというと、業務用機器のイメージが強いですよね。 でも《ScanSnap iX1500》は一度セットアップしたら、あとは、フタを開けてタッチするだけ。家電のように簡単にスキャンできるんです♪
miiiiiii_yさん:この本体のボタンを押すだけでいいんですか!? 意外と操作が簡単そうで安心しました!
スキャンした画像はどう活用できるの?
YUKOさん:スキャンした画像は、どんな活用方法があるんですか?
Fujinaoさん:例えば「1ヶ月」に分類されるような、子どもの学校行事のお知らせや習い事のスケジュール表は、スマホで見られるように保存先を設定すれば、出先でも子どもの予定がさっと確認できて便利ですよね。 さらにママ友との情報共有もスムーズになりますよ♪
Fujinaoさん:実際にスキャンすると、こんな感じで画面に表示されます。書類に書かれている文字情報を読み取ることで、データも検索できるようになっているのでとても便利ですよ。
YUKOさん:スキャンした画像もかなり鮮明ですね! 今までスマホで写真を撮ればいいや~と思っていたけれど、見やすさが全然違う。 それにスマホで写真を撮るとアルバムの他の写真と混ざってしまって、探すのが大変なこともあるので、これは便利そうです。
《ScanSnap iX1500》があれば紙の整理もラクラク!
Fujinaoさん:整理収納術のキホンから、おすすめしたいデジタル整理収納術についてもご紹介しました。いかがでしたか?
miiiiiii_yさん:片付けは得意な方ですが、プロならではのアイデアに目からウロコでした。 扱いが難しい紙類はデジタル整理収納術が使えそうですね! いろいろ試してみたいですし、どんな活用方法があるかもっと知りたいと思いました。
YUKOさん:《ScanSnap iX1500》は今まで知らなかったけれど、データで管理ができてスマホでもすぐにチェックできるのは嬉しいですよね。 でも、万一スマホが壊れてしまったら、保存したデータが消えてしまわないか......少し不安もあります。クラウドっていうのもいまいちピンとこなくて。
画期的なアイテム《ScanSnap iX1500》を使った新しい整理収納術に興味津々のお2人ですが、どうやら「スキャンしたデータの行き先」も気になる様子です。 そこで次回は、どこに保存されるのかイメージしづらいデータの行き先と管理方法、さらなる活用アイデアについても詳しくご紹介していきます!
ScanSnap iX1600
毎分40枚・80面の両面高速読み取りを実現し、簡単操作のタッチパネルを搭載。Wi-Fiの5GHzに対応し、原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。 驚くほど簡単、スピーディーに電子化します。 ※ 記事中の「ScanSnap iX1500」の後継モデルです。 |
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