家族のライフログを残そう!~整理収納アドバイザー・竹部礼子のデジタル整理ライフVol.6

 

家族のライフログを残そう!~
整理収納アドバイザー・竹部礼子の
デジタル整理ライフVol.6
家族のライフログを残そう!~整理収納アドバイザー・竹部礼子のデジタル整理ライフVol.6

家族の日々の記録をデジタルで残してみませんか?シリーズ最終回の今回は、特別な日の思い出だけではなく、日常の様子を簡単に楽しく残すアイデアをお伝えします。


スキャナー製品情報|スキャナーならScanSnap

ライフログとは? ライフログとは?

「ライフログ」という言葉を聞いたことがありますか?


「ライフログ」というのは「個人の生活・人生の記録をデジタルデータとして残すこと」です。まさに現代版の日記と言えるでしょう。


データを残すというと、何かに役立てたり分析するための記録と考えがちですが、私がおすすめするのは、家族の日々をただ気軽に残していくということです。


実は、記録を残すこと=家族の歴史を残すことに他なりません。



記録を残すというと、つい旅行やイベントなどの特別な時だけに限定してしまいがちですが、記憶が薄れがちな日常こそ、ぜひ記録を残してほしいなと思っています。


それは食事風景だったり、日々の子どもたちの様子だったり。


一人一台スマホを持っている、かつ写真や動画など日々デジタルに馴染んでいる現代だからこそできる記録方法が「ライフログ」なのです。


これを手書きでやろうと思うとなかなか大変なことは想像に難くありません。また、手書きと写真・動画を同じ様に保管することが難しいので、管理しづらいということもあるでしょう。


今回は、簡単にライフログを残す方法をお伝えいたします。



ただ、日々の家族の記録を残す
振り返りが楽しくなる
ただ、日々の家族の記録を残す 振り返りが楽しくなる

特別な行事の思い出だけではなく、ちょっとした日々の記録をすぐに簡単に残す事ができるのがデジタルのメリットです。


写真や動画を撮る、スキャンするなど・・・。


特別なルールは全く必要ありません。
例えば毎日のご飯やお土産をもらった記録、子どもが作品をもって帰ってきた時などにぜひ写真や動画を撮ってみてください。


また、ちょっとしたメモ書きやチラシの裏に書いてくれたイラストなども残してみると、より日常の空気感が出てきます。


「あ、あの頃はこんな風に過ごしたのだな」とか「あの時のあのメニューは家族に大好評だったな」など、後から記録を振り返った時に子どもの成長が感じられたり、自身の変化にも気づけたりといった楽しい時間を味わうことができます。



また整理収納アドバイザーである筆者的には、クローゼットなどの収納内部を定期的に写真で残す事をおすすめします。写真で撮ってみてみると、どのくらいスッキリしているのかを客観視することができ、片づけのきっかけになるでしょう。


ご自宅の整理の進捗を振り返ることができるので、空間の変化のみならず自身の思考の変化も感じられます♪



おすすめアプリはGoogleフォト おすすめアプリはGoogleフォト

ライフログを残すには保存場所を統一して、一元管理していくことがラクに続ける秘訣です。


おすすめはGoogleフォトです。写真や動画、スキャンデータといった異なるデータを一緒に、そして時系列で保管することが出来ます。


また、無料で利用できるのも魅力の一つ。クラウドに保存されるので、スマホの買い替え時にデータ移行などの面倒な手間もいらず、PCや他のデバイスでも同じ内容を見たり、アプリ内にデジタルアルバムを作り家族と共有したりもできます。


スマホ内の写真や動画のバックアップにもなりますので、ぜひアプリをダウンロードして写真のバックアップ設定をしてみましょう。



これまでこのシリーズを読んでくださった方なら、便利なスキャナー「ScanSnap」を購入したいなと検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?


ScanSnapは、もちろんライフログを残す時にも大活躍です。


例えば、旅先のパンフレットやお土産のリーフレットなども帰宅後すぐにスキャンすれば、写真と一緒に保存することができ、旅行の振り返り時にも便利でしょう。



ScanSnap iX1500の便利なところは、Googleフォトに保存するボタンを液晶タッチパネルに作ることができ、PC等を介さずワンアクションで直接クラウド保存ができるところです。


※現在ScanSnap iX1500は販売終了しており、現行の後継機種はScanSnap iX1600です。



本体の電源を入れたら読み込みたい紙をセットし、あとは液晶のボタンをワンタッチ。するとGoogleフォトに自動的に保存されます。


面倒な操作がいらないのも、ライフログのような「ただ残す」というタスクをより簡単なものにしてくれます。





まとめ まとめ

いかがでしたか?

デジタルを使いこなすには、まずは「慣れること」が大事♪
それにはまず、今日ご紹介した「ライフログを残す」といったハードルが低い作業からぜひ試してみてください。自然とスキルアップしていきます。


6回の連載を通してデジタルを有効活用して紙を減らし、情報や思い出を上手に保管する方法をお伝えしてきました。
ここでお伝えした方法は一例に過ぎませんが、ぜひ日常にデジタル整理を取り入れ活用していくことで、紙の溢れないスッキリとした暮らしを実現していただけたら嬉しいです。


それにはスマホアプリやスキャナーなど、シンプルで使い勝手の良いツールを揃えることが、よりデジタル整理のハードルを下げてくれると思います。


上手にツールを使い、デジタル整理ライフを楽しんでくださいね。


この記事を書いたのは:

竹部 礼子(

竹部 礼子(たけべ・れいこ)
北欧輸入住宅メーカーにて住宅設計・構造設計に15年携わり、約2,000件の住宅の間取りを研究。
自身で設計した28坪の狭小住宅で少ない収納でもスッキリと、家事のラクな暮らしを実践中。
働く母目線での家事動線を考慮した収納アドバイスが得意。
リブラク二級建築士事務所代表/整理収納アドバイザー2級認定講師/住宅収納スペシャリスト認定講師/ScanSnapプレミアムアンバサダー。


リブラク


竹部 礼子(

竹部 礼子(たけべ・れいこ)
北欧輸入住宅メーカーにて住宅設計・構造設計に15年携わり、約2,000件の住宅の間取りを研究。
自身で設計した28坪の狭小住宅で少ない収納でもスッキリと、家事のラクな暮らしを実践中。
働く母目線での家事動線を考慮した収納アドバイスが得意。
リブラク二級建築士事務所代表/整理収納アドバイザー2級認定講師/住宅収納スペシャリスト認定講師/ScanSnapプレミアムアンバサダー。


リブラク




本記事は、住まい・暮らしの情報メディア LIMIAに掲載されました。
記事は2020年11月9日時点の内容です。



 

ScanSnap iX1600

毎分40枚・80面の両面高速読み取りを実現し、簡単操作のタッチパネルを搭載。Wi-Fiの5GHzに対応し、原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。 驚くほど簡単、スピーディーに電子化します。


 

ScanSnap iX100

バッテリー・Wi-Fiを搭載しながら、わずか400gのコンパクトボディ。場所を選ばず原稿を電子化でき、手軽に情報の保管や共有が可能。


※ 著作権の対象となっている新聞、雑誌、書籍等の著作物は、個人的または家庭内、その他これらに準ずる限られた範囲内で使用することを目的とする場合を除き、権利者に無断でスキャンすることは法律で禁じられています。また、スキャンして取り込んだデータは、私的使用の範囲でしかご使用になれません。