帳票ID識別機能
異なる様式の帳票を一括して帳票認識する機能を、異種帳票処理と呼びます。 異種帳票処理により、スキャナー入力する前に帳票をあらかじめ様式ごとに仕分けしておく手間が不要になります。
異種帳票処理の方式としては、帳票レイアウト識別と帳票ID識別の二種類があります。ここでは、帳票ID識別について説明します。
帳票ID設計例
帳票IDを備えた帳票の設計例を示します。
帳票ID識別の条件
帳票ID識別により異種帳票処理を行うためには、以下の条件を満足する必要があります。
- イメージ解像度が同一である
- 帳票IDフィールド(手書きANKSまたは活字ANKSの英字または数字)に帳票IDをあらかじめ印刷しておく
- 帳票IDの位置を検出するための基準マーク(黒塗の長方形を用紙3隅または4隅にプレ印刷したもの)が必要。
(ただし、ドロップアウトカラー帳票、拡張ドロップアウトカラー帳票の場合、基準マークは必要ありません。)