家計簿を簡単に続けるならコレ!厳選2アプリをご紹介
世の中の目まぐるしい情勢変化に伴い、変動し続ける食料品価格やガソリン代...。「いつもと変わらない生活をしていたはずなのに、気づいたら貯金額が目減りしていた」なんて事にならないよう、家計の管理をしっかりしなきゃ!という意識はいよいよ高まってきているのではないでしょうか。
そうは言っても、「家計簿をつけるのは面倒くさい...」というのが本音のところ。せっかく家計簿を始めてみても、3日坊主で終わってしまっては効果がありません。
そこでこの記事では、家計簿の目的をおさらいしながら、数ある家計簿アプリの中でも特におすすめのアプリを2つ、厳選してご紹介します。毎日の面倒な記録を簡単にすることで、家計管理が続けやすくなりますよ。
目次
1. 家計簿を続けるためには?
家計簿は、毎日の出費の記録がその大半を占めるもの。そしてその記録をつけていくのはあなた自身です。
だからこそ、「何のために家計簿をつけるの?」「どうやったら記録を続けられる?」ということについて、ここで一度あらためて考えてみましょう。
1-1. 目的をはっきりさせよう
まずは家計管理の目的からおさらいしていきましょう。
冒頭にもあった通り、食料品や日用品、ガソリンなどをはじめとするあらゆる商品・サービスの価格がどんどん変わっていく世の中においては、これまでと同じ生活をしていても出ていくお金が同じとは限りません。家計管理にとって一番大事な点は、次の3ステップを通じてお金の使い道をあるべき方向に変えることにあります。
- 収入と支出の内訳を把握する
- 支出の見直しを行う
- 本当に使いたい用途のための貯蓄をふやす
あなたの心の内にある「本当のお金の使い道」とは何でしょうか?これがはっきりしていれば、家計簿をつけるモチベーションも自然と変わってきます。
1-2. 毎日の記録を簡単にしよう
日々の支出の見直しを行っていくためには、いかに継続して家計簿の記録をつけていけるかが重要となります。
とは言え、やはりどうしても「毎日記録をつける」という作業は面倒なもの。そこで、この作業が苦にならないよう記録の手間をなるべく減らし、簡単に続けられる方法について考えてみましょう。
家計簿をつける手段には、ノートに書く、パソコンのソフトを使うといった選択肢もあります。しかしスマホを持つことが当たり前の世代にとって、家計簿をもっとも手軽に始められるのは「家計簿アプリ」ではないでしょうか。アプリなら、手元にスマホさえあれば時間も場所も選ばず家計簿を記録・確認できます。
1-3. 記録の手軽さで選ぶなら、「Dr.Wallet」か「Zaim」がおすすめ!
しかし、一口に「家計簿アプリ」といっても世の中にはたくさんの種類があり、一体どれがいいの...?と迷ってしまいますよね。
この記事では、「家計簿を簡単につけられる」便利な機能を3つピックアップし、それらを兼ね備えたアプリ「Dr.Wallet」と「Zaim」をご紹介します。
どちらもiOS/Androidの両方で使うことができ、手入力を減らすための工夫として、スキャナーとの連携によるレシートの連続自動読み取り機能が備わっています。連携できるスキャナーは、リビングにも置けるコンパクト設計の「ScanSnap」です(おすすめの機種は後述)。
それぞれのアプリの特徴についてすぐに知りたい方は、こちらの機能比較表をご覧ください。
2. おすすめアプリが併せ持つ3つの便利機能で、手入力にサヨナラ!
ではさっそく、家計簿の記録を簡単にしてくれる3つの便利機能について順に解説していきましょう。
2-1. キャッシュレス決済の支出をチェック!「利用明細取得機能」
もうすっかり世の中に定着してきたキャッシュレス決済。ネット上のショッピングサイトだけでなく、日常の買い物においても財布からお金を取り出す機会が減ってきました。しかし、そうなると「今月は合計いくらつかったっけ...?」がだんだん把握しづらくなってきます。
そこで頼りになるのが「利用明細取得機能」です。家計簿アプリにこの機能が備わっていれば、登録済みのカード、電子マネーやショッピングサイトの明細が自動で参照できるようになります。複数の明細をまとめて把握できるので、支出の管理や見直しがしやすくなります。「Dr.Wallet」「Zaim」はどちらもセキュリティ対策がしっかりと行われているので、データ連携も安心です。
(公式サイト参考) Dr.Walletのセキュリティ
(公式サイト参考) 家計簿アプリ Zaim のセキュリティへの取り組み
2-2. 紙のレシートを撮影するだけ!「レシート読み取り機能」
一部のお店では、電子レシートを発行し紙のレシートをなくす取り組みが始まっていますが、世の中的には当面、紙のレシートが無くなる気配はありません。
レシートに印字された一つ一つの商品価格を手入力で記録するのは、スマホといえど面倒な作業ですよね。
そんなときに便利なのが、「レシート読み取り機能」です。この機能は、スマホのカメラを使ってレシートを撮影するだけでその内容を読み取ってデータ化し、商品価格を手入力する手間を一気に解消してくれます。現金での買い物が多い方には、特におすすめです。
2-3. 連続自動読み取りなら、さらに簡単!「スキャナー連携機能」
さらに、レシートの自動読み取りにおいて、カメラでの撮影さえ不要になるのが「スキャナー連携機能」です。
たくさんの買い物で長くなったレシートや大量に溜めてしまったレシートを、スマホのカメラで撮影するのは手間がかかります。
そこで、スキャナーで一気に複数のレシートを読み込んでデータ化してしまうのがこの機能のポイントです。
ScanSnapシリーズの中でも特にコンパクトなスキャナーである iX1300とiX100は、リビングに置いても場所を取らず、長尺のレシートも、溜め込んだ大量のレシートもボタン1つで楽に読み込むことができる優れモノです。
ScanSnap iX100
26,400円(税込)
3. あなたはどちらを選ぶ?アプリ機能比較
「Dr.Wallet」と「Zaim」で先ほど挙げた3つの機能を比較すると、次のようになります。それぞれのアプリの特徴についても解説していきましょう。
おすすめアプリの機能比較表
アプリ名称 (運営元) |
料金プラン | 利用明細取得機能 | レシート読み取り機能 | |
---|---|---|---|---|
読取項目 | スキャナー連携 | |||
Dr.Wallet (BearTail X inc.) |
無料※1 | ・連携先80件以上 ・定期的に明細を自動取得 |
[日付] [店舗] [合計金額] |
・連続スキャン ・読み取り時のアプリ立ち上げ不要 |
月額プレミアム:600円※1 | [商品名] [単価] |
|||
Zaim (Zaim Inc.) |
無料 | ・連携先1,300件以上 ・定期的に明細を自動取得 |
[日付] [店舗] [合計金額] [商品名] [単価] [電話番号] |
・1枚ずつスキャン ・Zaimアプリを立ち上げて利用 |
Zaim プレミアム 月プラン:480円 年プラン:4,800円 |
・任意のタイミングで明細取得※2 | ・連続スキャン |
※価格はすべて税込
※1 レシート撮影は月100枚まで(追加レシートパック10枚:250円~)
※2 一部銀行では対象外
3-1. 入力の精度は99.98%!スキャナー連携もボタン1つの「Dr.Wallet」
Dr.Walletは、利用者が撮影したレシートの画像をオペレーターが目視で手入力することにより、99.98%の精度でデータ化できるのが特徴です。精度が高い分データの修正も少なく済み、より簡単に家計簿を記録できます。レシートに限らず、手書きの領収書や納品書の画像もデータ化できるのはオペレーター入力だからこそ。データ化は月100枚まで無料で利用でき、それを超える場合も追加レシートパック(10枚250円~)が用意されています。
レシートから読み取りが可能なのは、無料版では[日付][店舗][合計金額]の3項目。各商品の[商品名][単価]もデータ化するには、月額600円のプレミアム契約が必要です。
スキャナー連携については、一度「ScanSnap Cloud」の設定をしてしまえば、あとはアプリを立ち上げる必要もありません。ScanSnapでスキャンしたレシートは、すべて自動でデータ化され、Dr.Walletに取り込まれます。
(公式サイト参考) ScanSnap Cloudとの連携方法(iOS/Android)
3-2. 無料版の読み取り項目が充実。銀行・カード連携に強い「Zaim」
Zaimは1,300件以上の銀行口座、クレジットカード、電子マネー、交通系マネーやショッピングサイトから利用明細の取得が可能であり、あらゆるキャッシュレス決済をまとめて見たいという方におすすめです。
さらに、レシートからのデータ読み取りも無料版から[日付][店舗][合計金額][商品名][単価][電話番号]の6項目を取得でき、細かく支出を把握したい場合に向いています。レシートの撮影枚数にも制限はありません。
スキャナー連携は無料でも利用可能ですが、複数レシートをまとめて読み込む連続スキャンはZaimプレミアムに加入している場合にのみ可能となります。利用時はZaimアプリを立ち上げ、その中でレシート読み取りのオプションとしてScanSnapを呼び出す形となります。
(公式サイト参考) レシートを連続で読み取る(ScanSnap)
4. スマホアプリを活用して、よりよい家計管理を!
「Dr.Wallet」と「Zaim」には他にもたくさんの便利機能があり、実際にどちらを選ぶか、そしてどの料金プランを選ぶかは迷うところですが、今回は「家計簿を簡単に」「続けやすくする」ことにスポットを当てて機能をご紹介しました。
ここまで家計簿の記録を簡単にしてしまえば、あとは支出のデータをスマホで眺めて見直しが必要な箇所を洗い出し、日々の行動に移すだけ。結果もどんどん記録していけば、貯蓄が目標額に届くまでの道のりもきっと楽しめることでしょう。
そして目標達成のあかつきには、あなたの「やりたかったこと」を叶えちゃいましょう!
ScanSnap iX1300
毎分30枚(A4カラー/300dpi)の高速読み取りが可能な「Uターンスキャン」と、一般的な紙からA3までの大きな書類、厚手の原稿等の読み取りも可能な「リターンスキャン」2つの読み取り方法を備え、仕事環境や家庭に発生する多様な書類をすばやく電子化します。 |
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