ScanSnap

文具王のScanSnapスーパー活用術⑯「スキャンしやすいノート」編

文具王のScanSnapスーパー活用術16_スキャンしやすいノート編

はい、こんにちは。文具王のScanSnapスーパー活用術。
今回のテーマは、「スキャンしやすいノート」です。

手書きのノートをスキャンしてデータ化すれば、スマホ一つでいつでもどこでも過去の記録にアクセスできてとても便利。

...というのは、手書きをたくさんする人ほど頭では理解していることだと思います。
が、同時になかなかできないことでもあります。

書類のスキャンには早くてキレイで、とっても便利なScanSnapですが、ノートはそのままではスキャンできません。

もちろん、スキャンした後処分するのであれば断裁してしまうというのもアリですが、がんばって書いたノートには、思い入れもあるし、なかなか切って捨てる、というわけにも行かない方が多いと思います。

そこで今回は、スキャンするときにはバラバラにして、また簡単に元に戻せる、バインダータイプのノートを中心に、スキャンしやすいノートをご紹介したいと思います。

目次

    書類も、思い出も、自由自在。情報整理に長けたスキャナーScanSnap

    スキャンしやすいノートその1 ルーズリーフ

    digiup316-02.png

    スキャンしやすいノートといえば、ルーズリーフ(上記はコクヨ ルーズリーフ)

    ルーズリーフは、学生時代に使った経験がある人も多いと思います。差し替えのできるバインダーノートとしては、日本で最も普及した規格なので入手しやすく、表紙も用紙のバリエーションも非常に多くて、比較的安くて入手しやすいので安心です。

    大学ノートと同じB5サイズが最も一般的で普及していますが、ビジネス書類との相性が良いA4A5のサイズもあって、専用のパンチを使えば、コピーや印刷物に穴をあけて一緒に閉じることもできます。

    ゲージパンチ(カール事務器)

    ゲージパンチ(カール事務器)など専用のパンチを使えば、
    印刷物に穴を開けてルーズリーフとして綴じることもできる

    ルーズリーフのメリットの一つに、普段はいろんな教科やプロジェクトなどを一冊のバインダーにまとめて使い、古くなったノートを別のバインダーに移して整理したり保管したりできるところがあります。

    移し替えのタイミングで、取り外したページをスキャンしておけば、手元にあるノートよりも前のノートが見たくなったときは、スマホなどで確認することができます。

    ルーズリーフはスキャンしやすい

    ルーズリーフは、とてもスキャンしやすいノート

    ルーズリーフは種類が多いので、普通のノート以外にも便利なリーフがたくさんあります。

    たとえばこれは、広げると2倍の面が使えるワイドタイプ。

    ルーズリーフワイド(マルマン)

    ルーズリーフワイド(マルマン)。大きな図表が書きやすい

    大きな図表も書きやすくて便利ですが、こんなリーフもScanSnapなら、手差しスキャンモードで簡単にスキャン。全体が一つの図表の場合、自動的に合成して一つの画像にしてくれるのでとても便利です。

    A3サイズも折りたたんでスキャンできる

    A3サイズを折りたたんでスキャンできた

    ScanSnapなら、A3サイズも折りたたんでスキャンでき、
    全体が一つの図表なら自動で表裏を合成してくれる

    他にも、スケッチブックの画用紙や、クロッキー帳の用紙でできたリーフ、スクラップブック台紙などもあるので、絵の練習や作品なども、手軽にスキャンしてデジタル化することができます。

    そして、さらにもうひとつ。オススメなのが、マルマン株式会社が最近力を入れているルーズリーフミニです。

    ルーズリーフ ミニ(マルマン)

    持ち運びやすく、11案件でまとめやすい、ルーズリーフ ミニ(マルマン)

    大きさはB7サイズに近いコンパクトなサイズで、携帯しやすく、11案件のアイデアメモや情報カードとしても使えます。

    ノートと言うには少し小さいですが、このサイズにも、スケッチブック用紙などが用意されていますので、旅の記録用としてもオススメです。

    ルーズリーフ ミニ(マルマン)

    アイデアメモや、ちょっとしたクロッキー、旅の記録用などにもオススメ

    スキャンしやすいノートその2 ツイストノート

    リヒトラブ ツイストノート

    リングが小さく、記録できる面積が広いツイストノート
    (上記はリヒトラブ ツイストノート)

    ツイストノートは、ルーズリーフによく似ていますが、よく見るとリングが少し小さいのがわかります。

    これは、ダブルリングノートによく使われる13インチピッチと呼ばれる規格で、ルーズリーフより穴が小さく、紙の端に近いところにあるため、記録面が広く、また、綴じ具がスリムで開いたページを裏に回して、小さく置いて使うことができるのがポイントです。

     リングは、ノートのページを斜めに引っ張ると簡単に開きます。
    戻すときにはリングを直接パチパチととじていきます。 

    もちろんスキャンする際の使い勝手は、ルーズリーフと同じで、ScanSnapとの相性は抜群です。

    ツイストノートもスキャンしやすい

    ツイストノートも、もちろんScanSnapとの相性抜群

    スキャンしやすいノートその3 ダブルリングノートを分解する

    コクヨ ダブルリングノート

    ダブルリングノートは、リングを取り外すのが難しく、専用の道具が必要
    (上記はコクヨ ダブルリングノート)

    普通のダブルリングノートは、針金でできたリングを取り外せば、スキャンできますが、複雑に噛み合っているのでペンチなどでこのリングを取り外すのは簡単ではありません。

    そこで登場するのがこの、リングリムーバーです。

    リングリムーバー(リヒトラブ)

    リングリムーバー(リヒトラブ)があれば、ダブルリングノートを手軽に分解できる

    ダブルリングノートの一番最後のページを開いて、この道具の爪をリングのあわせ目にあうように引っかけて、グググッと引っ張れば、簡単にリングを開くことができます。

    これでリングを簡単に取り外すことが可能です。

    リングリムーバー(リヒトラブ)の使い方

    ダブルリングノートの最後のページを開き、リングリムーバーの爪をリングのあわせ目に引っ掛けて引っ張る!これでリングを取り外せます

    そして、もし分解してスキャンすることを決めているなら、この作業がすごく簡単なノートもあります。それがこのソフトリングノートです。

    コクヨ ソフトリングノート

    ノートを分解後、元に戻さなくてよければ、ソフトリングノートが簡単
    (上記はコクヨ ソフトリングノート)

    このノートは、リング部分が柔らかい樹脂でできています。

    本来はリングに手が当たっても痛くないというのが特徴のノートですが、このリングは、普通のハサミでも簡単に切ることができるので、使い終わったノートをスキャンする際には、とても簡単にリングを取り外すことができます。

    ソフトリングノートなら、リングをハサミで切って分解できる

    ソフトリングノートなら、リングをハサミで切って分解できる

    これらのダブルリングノートの多くは、穴の大きさや間隔がさきほど紹介したツイストノートと同じですので、スキャンした後もういちど綴じて保管したいという場合は、ツイストノート用のリングを使うことが可能です。

    さいごに

    いろいろ紹介しましたが、バインダータイプのノートは、スキャンしやすいのはもちろん、編集したりカスタマイズしたりと、機能的なノートですので、普段使いのノートとして、使って見てはいかがでしょうか。

    ということで、今回は、スキャンしやすいノートのご紹介でした。

    ScanSnap_iX2500

    ScanSnap iX2500

    毎分45枚の両面高速スキャンで、驚くほどスピーディーに電子化。静電容量式タッチパネルによる直感操作で、誰でも簡単にスマートに使えます。原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。Wi-Fi対応で各種クラウドサービスへのデータ転送も簡単に行えます。
    ScanSnap_iX1300

    ScanSnap iX1300

    毎分30枚(A4カラー/300dpi)の高速読み取りが可能な「Uターンスキャン」と、一般的な紙からA3までの大きな書類、厚手の原稿等の読み取りも可能な「リターンスキャン」2つの読み取り方法を備え、仕事環境や家庭に発生する多様な書類をすばやく電子化します。

    この記事を書いた人

    文具王 高畑 正幸

    個人サイト

    " 道具使いの名人 "として知られる「文具王」こと高畑正幸氏。Macを使いこなし、また以前からScanSnapに注目していたという文具王に、ScanSnapのクリエイティブな使い方を伺いました。 散逸しがちな情報を効率よく整理・活用する、ベストな方法とは?アナログとデジタルの隙間を埋めて、仕事や生活をもっと便利に楽しくするコツは? 思いつきそうで思いつかない "文具王的・ScanSnap" 活用術を掲載しています。

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