学び ScanSnap

私のデジタル勉強法 vol.3 |暮らしや趣味の時間にも広がるScanSnap活用術

暮らしや趣味の時間にも広がるScanSnap活用術。私のデジタル勉強法vol.3 by Dr.だすまんちゃん

こんにちは、医師でイラストレーターのだすまんちゃんです。

これまでの連載では、学生から医師になるまでの歩みを通してデジタル勉強法に支えられてきたこと、そして最新のScanSnap iX2500を実際に使った体験をお伝えしました。

最終回となる今回は、少し視点を変えて、私の日常や趣味の中でScanSnapがどのように役立っているかをご紹介したいと思います。医師としての勉強だけでなく、暮らしや趣味の時間にも広がるScanSnapの存在をお伝えできればと思います。

目次

    書類も、思い出も、自由自在。情報整理に長けたスキャナーScanSnap

    楽譜のデジタル化でウクレレ練習も効率よく

    私の趣味のひとつはウクレレの演奏です。教室に通っているのですが、課題曲の多くは楽譜集の形で渡されます。
    そのままでは分厚くて持ち歩きに不便なため、裁断してScanSnapでスキャンし、データ化して使っています。

    digiup338-01.JPG

    こうしておくと、自宅でも実家でも、タブレットを開けばすぐに練習が始められます。

    拠点を行き来する生活の中で、「今日は楽譜を持ってきていないから練習できない」ということがなくなり、練習のリズムを保てるようになりました。

    ちょっとした隙間時間でも、思い立ったときにすぐに楽譜を開けるのは大きな安心感です。

    楽譜も専門書もひとつの端末に。複数拠点生活での安心感

    勤務先が複数あるため、週のうち何日かは実家に泊まり、残りは一人暮らしの自宅で過ごしています。

    紙の資料を抱えて移動していた頃は「必要な本を実家に置き忘れてしまった」というようなことがしばしばありました。

    しかしスキャンしてデータ化しておけば、そうした心配はありません。
    楽譜も専門書もひとつの端末に集約されているので、どこで過ごしていても同じ資料にアクセスできます。

    物理的な「持って行き忘れ」がなくなることは、忙しい日々の中で思っていた以上に大きな安心感をもたらしてくれました。

    digiup338-02.jpg

    空間に「余白」を生み出す、本棚のない部屋づくり

    もうひとつ、私がScanSnapを活用している理由は暮らしの空間にあります。

    私は部屋のしつらえや家具の選び方に関心が強く、できるだけ余白を大切にしたすっきりした空間で過ごしたいと考えています。

    けれども医学書や趣味の本は気づけばどんどん増えて、本棚が部屋を圧迫しがちです。
    大切な本を手放すことにはためらいがありますが、ScanSnapで電子化しておけば、知識を残しながら物理的な本棚を置かずに済みます。

    digiup338-03.png

    実際に本棚を減らしてから、部屋の印象は大きく変わりました。
    照明や観葉植物の配置を自由に工夫できるようになり、帰宅したときにすっと心が落ち着く空間が生まれました。

    「紙を残したい気持ち」と「暮らしを整えたい気持ち」の両立ができることは、私にとって大きな意味があります。

    隙間時間も無駄なく、趣味と仕事をつなぐデジタル勉強法

    趣味で楽譜をスキャンして「どこにいても練習できる」便利さを実感したことは、同じように医学書や専門書をデータ化する意義を改めて教えてくれました。

    結果として、隙間時間を無駄にせず学びを続けることができ、診療や研究にも自然に還元されています。

    例えば同期と一緒に行ったスキャン会で電子化した教科書も、今や私の日常的な勉強のベースになっています。
    趣味も仕事も「必要なものがすぐに手に入る」という環境が整ったことで、時間の使い方や集中の質が大きく変わりました。

    ScanSnapは単に紙をPDFに変えるだけの機械ではなく、学びや趣味を生活の中に自然に溶け込ませる仕組みを支えてくれる存在だと感じています。

    デジタル勉強法で知識を広げていくプラットフォームを

    ここまで、勉強や趣味、暮らしの中でのScanSnapの役割を振り返ってきました。
    これから先にはさらに多くの可能性が広がっています。

    たとえばAIとの組み合わせによって、スキャンした資料から要点を自動的に整理したり、関連する情報を提示してくれる日が来るかもしれません。
    そうなれば、デジタル勉強法は単なる効率化の手段を超え、「知識を深め、つなげ、広げていくためのプラットフォーム」へと進化するでしょう。

    ScanSnapは、これまで「紙をデータにする道具」として私を支えてくれました。
    これからは「学びの可能性を広げる入り口」として、新たな役割を担っていくと感じています。

    ScanSnapで自分らしい暮らしを手に入れる

    3回にわたって続けてきた連載も、今回で一区切りです。

    学生時代から続けてきたデジタル勉強法は、医師としてのキャリアを支え、最新機種iX2500との出会いは学びをさらに効率化してくれました。そして今では、音楽や暮らしといった日常の中でも欠かせない存在になっています。

    ScanSnapは「どんな状況でも学びを止めない」ための道具であり、同時に「自分らしい生活を実現する」ためのパートナーです。

    そしてこれからは、AIや新しい技術との組み合わせを通じて、学びの未来を切り開く存在へと進化していくでしょう。

    これからもその変化を楽しみながら、学びと暮らしを続けていきたいと思います。

    ScanSnap_iX2500

    ScanSnap iX2500

    毎分45枚の両面高速スキャンで、驚くほどスピーディーに電子化。静電容量式タッチパネルによる直感操作で、誰でも簡単にスマートに使えます。原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。Wi-Fi対応で各種クラウドサービスへのデータ転送も簡単に行えます。

    この記事を書いた人

    医師・イラストレーター だすまんちゃん

    個人サイト

    ScanSnapプレミアムアンバサダー。 ScanSnapでスキャンした教科書をiPadで読み、書き込みも行うことで効率が大幅にアップする「デジタル勉強」を活用して、医師国家試験に見事合格。現在は現役の医師として勤務する傍ら、イラスト展示会の開催やLINEスタンプの販売など、イラストレーターとしても活躍中。

    dasmanchan

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