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【2025最新】無料版あり&安全!名刺管理アプリ11選|個人・法人別に紹介

【2025最新】無料版あり&安全!名刺管理アプリ11選|個人・法人別に紹介

お客様や取引先と交換した名刺が溜まってくると、どのファイルに保管したのか思い出せなくなることもあります。

名刺管理アプリがあれば、OCR機能で名刺情報を自動入力したり、電話帳と連携させたり、チームメンバーと共有したりと、便利に管理・活用できます。

この記事では名刺管理におすすめのアプリを、個人向け・法人向けに分けてご紹介します。

気になる安全性についても調査していますので、ぜひ参考にしてください!

目次

    紙の情報を、もっと自由に 情報整理に長けたスキャナーScanSnap

    1. ここだけは要チェック!名刺管理アプリを選ぶポイント

    名刺管理アプリを選ぶ前に、ここだけは押さえておきたいポイントを3点ご紹介します。

    無料と有料、何が違う?

    名刺管理アプリには、無料版と有料版があります。

    個人向けのアプリは、基本的には無料で利用できます。名刺のスキャンや管理のみなら無料版でも十分可能です。

    ただ、利用できる機能(Excelへのエクスポート・CRM連携など)が制限されている場合もあるため、これらを活用したい方は有料版を検討しましょう。

    法人向けアプリは基本有料です。費用を抑えたい方は、ユーザー数に応じた料金設定のアプリか、買い切り型のソフト(オンプレミスで運用)を選ぶのがおすすめです。

    安全に運用するため、情報保護への取り組みをチェック

    お客様の情報を守るため、情報保護への取り組みは必ずチェックしましょう。

    ホームページに掲載されている情報のほか、運営元がプライバシーマークやISO認証を取得しているかも判断材料になります。

    つながる機能の有無に注意

    アプリの中には、相手とつながる機能があるものもあります。

    つながる機能があると、つながった相手に意図せずSNSや転職先が通知されてしまうことがあります。

    つながりたくない場合は設定をオフにするか、つながり機能のないアプリを選びましょう。

    2. 無料で使える!個人での利用におすすめの名刺管理アプリ5選

    ここからは、個人での利用におすすめの名刺管理アプリをご紹介します。

    紹介するアプリは、全て無料で利用可能。機能制限はあるものの、無料でも十分活用できます。エクスポート機能など利用したい人は、有料版の利用を検討しましょう。

    無料で使える!個人向けのおすすめ名刺管理アプリ

    アプリ名
    (運営会社)
    登録枚数 データ入力 つながり機能 対応OS PC(ブラウザ)での閲覧 プライバシーマーク/ISO(セキュリティ) その他
    CAMCARD個人版
    (ワウテック株式会社)
    500枚 OCR - Android/
    iOS
    ISO27001
    Eight
    (Sansan株式会社)
    無制限 OCR Android/
    iOS
    ISO27001/ISO27017/プライバシーマーク ・マナーモードでシャッター音もオフ
    Eightアプリ同士で名刺交換が可能(スマホをかざすだけで交換できる)
      Evernote Scannable
      (Evernote)
      無制限
      ※Evernoteの容量上限まで
      OCR - iOS
      ※Evernote
      - スキャン専用アプリ。閲覧・管理はEvernoteで行う。
      myBridge
      (マイブリッジ株式会社)
      無制限 OCR+オペレーター
      ※勝手につながらない
      Android/
      iOS
      ISO27001/ISO27701 ・データエクスポート無料
      名刺共有機能も無料プランから有り
      Wantedly People
      (ウォンテッドリー株式会社)
      無制限 OCR Android/
      iOS
      ISO27001 マナーモードでシャッター音オフ
      #2-1

      CAMCARD個人版(ワウテック株式会社)

      CAMCARDは、名刺管理にフォーカスしたシンプルな使い勝手が嬉しいアプリです。個人版と法人版があり、個人版は無料で利用できます。

      自分のデジタル名刺も作成可能で、氏名や連絡先といった基本情報はもちろん、これまでのキャリアや表彰などの情報も登録できます。

      名刺は、シングル・複数ショット・連続撮影でのスキャンが可能。名刺に記載されている情報は、OCR機能ですぐにデータ化されます。

      CAMCARD操作画面

      活用の面では、名刺情報をもとに、電話・メール・地図アプリへの連携が可能。

      メモ機能もあり、「訪問手帳」というフォーマットを使って訪問内容や訪問リマインダーを記録しておけます。

      CAMCARD操作画面


      基本情報
      • 登録枚数:500枚
      • データ入力:OCR
      • 対応OS:Android/iOS
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • データ保存:クラウド
      • 連絡先への保存:○
      • セキュリティ:通信暗号化(SSL)、ISO27001 など

      #2-2

      Eight(Sansan株式会社)

      Eightは、名刺交換・管理に特化した、利用率No.1の名刺管理アプリです。独自のOCR技術で精度高くデータ化され、データ化枚数は無制限に利用できます。

      自分で作成できるデジタル名刺では、基本情報のほかにキャリアサマリやスキルタグも設定可能。

      また、つながり機能があり、相手が昇進や転職などで名刺を変更すると通知が届きます。お祝いメッセージを送るなど、コミュニケーションのきっかけになりますね。

      名刺は、一括(一度に複数枚)または連続でスキャン可能。無料版でも、表面の全項目をデータ化できます。さらに有料版のEightプレミアムでは、両面の全項目データ化や、名刺データのダウンロードが利用可能です。

      ※利用率No.1は、以下調査結果を元に記載しています。
       個人向け名刺アプリに関する調査(2024年11月 調査委託先:マクロミル)
       https://www.macromill.com/s/business-card-app/202411/

      Eight操作画面

      名刺管理だけでなく、スマホをかざすだけで名刺交換ができるタッチ名刺交換機能もあります。紙の名刺が手元になくても、Eightを使って名刺交換が可能です。

      Eight操作画面

      また、Eightの名刺を複数人で共有できるEight Team(中小企業向け名刺管理サービス)もあります。

      Eightの企業向けサービスとして、個人のEightのデータを移行する必要なく導入ハードルが低い点や低コスト・高精度でデータ化できる点で人気があります。


      基本情報
      • 登録枚数:無制限
      • データ入力:OCR
      • 対応OS:Android/iOS
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • データ保存:クラウド
      • 連絡先への保存:○※有料会員
      • セキュリティ:通信暗号化、ISO27001/ISO27017/プライバシーマーク など

      #2-3

      Evernote Scannable(Evernote)

      Evernote Scannableは文書スキャン専用のアプリです。スキャンのみEvernote Scannnableで行い、撮影した名刺の管理はEvernoteで行います。

      Evernoteはノートアプリのためデジタル名刺は作成できませんが、名刺を連続で撮影できたり、OCR処理をかけられたりと、管理に嬉しい機能が備わっています。

      スキャンする際は、カメラを名刺にかざすだけで自動で撮影してくれます。スキャンした画像をEvernoteに保存すると、OCR済みのデータと共に、名刺が1つのノートとして保存されます。

      Evernote Scannable操作画面

      ノートアプリの利点を活かして、名刺以外の文書もまとめてEvernoteに保存しておくと、検索ですぐに目的の情報にたどり着けて便利です。

      Evernote操作画面


      基本情報
      • 登録枚数:無制限(Evernoteの容量上限まで)
      • データ入力:OCR
      • 対応OS:iOS(Scannableのみ。EvernoteはAndroidも対応)
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • データ保存:クラウド
      • 連絡先への保存:○(新しいEvernote for iOSは非対応)
      • セキュリティ:エンドツーエンド暗号化 など

      #2-4

      myBridge(マイブリッジ株式会社)

      myBridgeはチームでの共有がしやすい名刺管理アプリです。

      LINEの関連会社であるマイブリッジが提供しているアプリですが、LINEアプリと連携せずに使えます(もちろん、LINEアプリ経由での情報共有も可能です)。

      名刺は、一括または連続でスキャン可能。スキャンした名刺は、OCR処理+オペレーターの確認・修正後に保存されるため、自分で認識結果を修正する手間が省けます。

      myBridge操作画面

      myBridgeでは、「個人名刺帳」と「共有名刺帳」をわけて管理できます。ほかのアプリでは有料となる複数人での共有も、myBridgeなら100枚まで無料(ベーシックプラン)で行えます。

      myBridge操作画面


      基本情報
      • 登録枚数:無制限
      • データ入力:OCR+オペレーター
      • 対応OS:Android/iOS
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • データ保存:クラウド
      • 連絡先への保存:○
      • セキュリティ:通信暗号化(TLS 1.2)、ISO27001/ISO27701 など

      #2-5

      Wantedly People(ウォンテッドリー株式会社)

      Wantedly Peopleは、ビジネスSNS「Wantedly」の運営元、ウォンテッドリー株式会社が提供している、つながり・出会いにフォーカスした名刺管理アプリです。
      「はたらく」に対する想いがあって、人脈を広げたり、新しい仕事やチームに出会いたい方におすすめです。

      Wantedly Peopleでは、デジタル名刺の代わりにプロフィールを設定できます。好きな言葉・経歴・キャリアビジョン・スキルといったプロフィールを入力でき、情報を見た企業から直接連絡が届くことも。

      Wantedly People操作画面

      名刺は、一括でスキャン可能。名刺に記載されている情報は、OCR機能ですぐにデータ化されます。

      Wantedly People操作画面

      名刺をもとに相手とつながったり、相手のプロフィールからより詳しい情報を知れるのが、Wantedly Peopleの魅力です。


      基本情報
      • 登録枚数:無制限
      • データ入力:OCR
      • 対応OS:Android/iOS
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • データ保存:クラウド
      • 連絡先への保存:-
      • セキュリティ:通信暗号化(TLS 1.2)、ISO27001 など

      3. スキャナー「ScanSnap」で、大量の名刺管理がもっと楽になる!

      入力・管理を自動化できる名刺管理アプリはとっても便利ですが、意外と面倒な作業が、最初の「撮影」です。

      角度や影を気にしながら1枚1枚撮影するのは案外大変なもの。手作業があるとだんだん面倒になって、アプリの利用がフェードアウト...なんてこともありますよね。

      そのハードルも、スキャナーがあればサクッと越えられます。

      スキャナー「ScanSnap」は、本記事でご紹介しているすべての名刺管理アプリと連携可能。スキャンボタンを押すだけで名刺データを次々と取り込めるので、面倒な手作業から解放されます。

      ScanSnap iX1600

      ScanSnap iX1600
      56,100円(税込)

      専用ソフトウェア「ScanSnap Home」を使っても名刺管理が可能で、名刺をスキャンするとOCR処理がかかり、名刺に記載されている氏名・会社名・メールアドレス・住所・URLを自動抽出。

      ScanSnapHome画面

      抽出した情報をもとに、会社名やキーワードで検索もできるので、「あのときあったあの人」の情報がすぐに見つかります。

      ScanSnapHome画面

      ScanSnapは名刺管理のほかにも、クラウドサービスや会計ソフトなど、様々なサービスと連携して活用できます。

      日々溢れる紙の整理・管理が手軽になりますよ。

      4. 法人での利用におすすめの名刺管理アプリ6選

      法人向けの名刺管理アプリは、基本的には利用料が発生しますが、取り込み可能な名刺の枚数に制限はなく、機能も豊富です。

      ご紹介するアプリはいずれも、チームでの情報活用のために以下の機能が備わっています。

      • アクセス権の設定機能
      • データのインポート・エクスポート機能
      • メールの一括送信機能

      法人向けおすすめ名刺管理アプリ

      アプリ名(運営会社) 月額 最低利用人数・期間 データ入力 クラウドorオンプレミス 対応言語 営業サポート機能 外部SFA連携 プライバシーマーク/ISO(セキュリティ)
      CAMCARD BUSINESS
      (ワウテック株式会社)
      STANDARD:¥1,700/ID
      PROFESSIONAL:¥2,500/ID
      5ID、12か月以上 OCR、オペレーター(枚数制限あり) クラウド 17か国語 簡易SFA ISO27001
      PHONE APPLI PEOPLE
      (株式会社PHONE APPLI)
      要問合せ 5ID
      詳細は要問合せ
      OCR、オペレーター(※) クラウド 日/英 - ISO27001/プライバシーマーク
      Sansan
      (Sansan株式会社)
      要問合せ 要問合せ OCR+オペレーター クラウド 11か国語 接点管理 ISO27001/
      ISO27017/プライバシーマーク
      トーニチ ネクスタ メイシ
      (東日印刷株式会社)
      ライトプラン:¥660/ユーザー
      レギュラープラン:¥1,100/ユーザー
      レギュラープラス:要問合せ
      5ユーザー、1年以上 OCR クラウド 日/英 案件・コンタクト機能(※) ○(※) ISO27001
      TantCard Gulliver
      (株式会社ウィンディーネットワーク)
      なし
      ※買い切り
      なし
      ※ユーザー数上限あり
      OCR オンプレミス 日/英 - -
      THE 名刺管理 On-premise
      (株式会社NTTデータNJK)
      なし
      ※買い切り
      10ユーザ以上
      ※買い切りの為期間設定はなし
      OCR、オペレーター(※) オンプレミス 日/
      英/
      中/
      ISO27001/プライバシーマーク

      ※:オプション契約で利用できます。

      #4-1

      CAMCARD BUSINESS(ワウテック株式会社)

      CAMCARD BUSINESS

      CAMCARDは、名刺管理にフォーカスしつつ「こんな機能もあったらいいな」を叶える、シンプルで使い勝手がよいアプリです。

      スキャンした名刺は、OCR機能で5秒でデータ化。さらに、STANDARDプラン(1,700円/月・ID)では1IDにつき20枚、PROFESSIONALプラン(2,500円/月・ID)では1IDにつき50枚まで、オペレーターによる確認・修正も可能です。

      簡易SFA機能があり、商談情報やタスクを名刺に紐づけて管理できます。

      CAMCARD BUSINESS

      管理者が端末1台ごとに閲覧権限など設定できるため、情報管理の面も安心です。

      また、日本語以外にも英語・中国語など17か国語(※)に対応。海外企業との取引が多い会社は特に嬉しいですね。

      ※:英語、日本語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、スウェーデン語、フィンランド語、デンマーク語、ノルウェー語、ハンガリー語


      基本情報
      • データ入力:OCR、オペレーター(枚数制限あり)
      • 対応OS:Android/iOS
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • クラウドorオンプレミス:クラウド
      • 対応言語:17か国語
      • 外部SFA連携:○
      • セキュリティ:IPアドレス制限、端末制限、パスロック機能

      #4-2

      PHONE APPLI PEOPLE(株式会社PHONE APPLI)

      PHONE APPLI PEOPLE

      PHONE APPLI PEOPLEはコミュニケーションの活性化・効率化を目的とした、社内の人の情報もまとめて管理できるWeb電話帳のようなアプリです。

      名刺に記載されている情報は、OCR機能でデータ化。名刺の交換履歴・画像・メモも一緒に管理できます。

      なお、名刺情報の登録上限は1IDあたり1,000件までとなっていますが、別途登録枚数を追加できるオプションも用意されています。

      ユーザーごとに閲覧・編集権限の付与が可能で、情報管理も安心です。メンバー・チーム・部署単位で権限を付けた共有フォルダも作成できます。

      PHONE APPLI PEOPLEの便利な点は、名刺情報を社内の人材データとつなげて管理できること。点在している人やツールのデータを「まとめて・見える化」できるアプリであるため、名刺交換相手が社内の誰と接点があるのか、情報を紐づけてまとめて管理できます。

      PHONE APPLI PEOPLE


      基本情報
      • データ入力:OCR
      • 対応OS:Android/iOS
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • クラウドorオンプレミス:クラウド
      • 対応言語:日/英
      • 外部SFA連携:○
      • セキュリティ:IPアドレス制限、ISO27001/プライバシーマーク など


      #4-3

      Sansan(Sansan株式会社)

      Sansan

      名刺管理アプリの老舗として有名なSansan。名刺管理に加えて、顧客情報を活かし営業力を強くするアプリです。

      スキャンした名刺は、OCR+オペレーターによりデータ化。オペレーターの確認が入るため、名刺に手書きした「名刺交換日」も正確にデータ化できます。

      メールの署名も顧客情報として取り込み可能で、オンライン上で築いた人脈も社内で活用できます。

      Sansanは営業力強化のための仕組みが満載。たとえば接点情報の管理や、相手企業の国内拠点・関連ニュースの情報収集などができます。

      また、登録した名刺情報をもとに、企業単位で組織ツリーが自動生成されます。未接触の人物情報や、お客様が社内の誰と接点を持っているかがわかるため、効率よく戦略を立てられます。

      Sansan

      対応言語は11か国語(※)。営業の強い味方になりますね。

      ※:日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・タイ語・インドネシア語


      基本情報
      • データ入力:OCR+オペレーター
      • 対応OS:Android/iOS
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • クラウドorオンプレミス:クラウド
      • 対応言語:11か国語
      • 外部SFA連携:○
      • セキュリティ:通信暗号化、脆弱性診断、ISO27001/ISO27017/プライバシーマーク など

      #4-4

      トーニチ ネクスタ メイシ(東日印刷株式会社)

      トーニチ ネクスタ メイシ

      トーニチ ネクスタ メイシは、1ユーザーあたり月額660円という、法人向けとしてはリーズナブルな価格で利用できる名刺管理アプリです。

      スキャンした名刺は、OCR機能ですぐにデータ化できます。認識結果に誤りがあった場合でも修正内容が学習され、次回以降の編集で正しい候補が表示されるようになります。

      トーニチ ネクスタ メイシ

      登録した名刺は、名刺・部署単位で公開設定ができます。また、名刺自体は共有し、そこに紐づけるメモ書きやタグのみを非公開にすることもできます。

      また、名刺管理機能に加えて案件・コンタクト管理機能や、セキュリティ対策に効果的なシングルサインオン(SSO)機能が備わったレギュラープランも用意されており、こちらも1ユーザーあたり月額1,100円という低コストで利用可能。

      導入・運用コストがネックで諦めていた企業もトライしやすいのではないでしょうか。


      基本情報
      • データ入力:OCR
      • 対応OS:Android/iOS
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • クラウドorオンプレミス:クラウド
      • 対応言語:日/英
      • 外部SFA連携:○※オプション
      • セキュリティ:WAF、通信暗号化(SSL)、ISO27001 など


      #4-5

      TantCard Gulliver(株式会社ウィンディーネットワーク)

      TantCard Gulliver

      TantCard Gulliverは、オンプレミスで運用できる名刺管理システムです。

      名刺は、複合機またはスキャナー「ScanSnap」でスキャンします。複合機なら一括で、スキャナーなら連続でスキャンが可能。スキャンした名刺は、専用アップロードツールでOCR処理をかけてデータ化できます。

      登録した名刺はブラウザからシステムにログインして閲覧でき、アプリのインストールは不要です。オンプレミス型でありながらも、クラウド型と同じように閲覧できるのは嬉しいですね。

      TantCard Gulliver

      また、オプションで専用のモバイルアプリも利用できます。アプリがあると、スマホからも名刺のスキャン・登録が可能に。アプリからでも名刺情報はサーバー(オンプレミス)に保存されるため安心です。


      基本情報
      • データ入力:OCR
      • 対応OS:Android/iOS(アプリはオプション)
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • クラウドorオンプレミス:オンプレミス
      • 対応言語:日/英
      • 外部SFA連携:-
      • セキュリティ:オンプレミス

      #4-6

      THE 名刺管理-On-premise(株式会社NTTデータNJK)

      THE 名刺管理 On-premise

      THE 名刺管理 On-premiseは、名刺を自社内のサーバーで管理できるオンプレミス型の名刺管理システムです。

      名刺は、複合機・スキャナー・スマートフォンのいずれかでスキャンします。スキャンした名刺の情報は、OCR機能ですぐにデータ化。サーバーに格納された名刺データは、Webブラウザ経由で確認・検索が可能です。サーバー登録後の名刺データの修正も、Webブラウザ上で簡単に行えます。

      ユーザーごとに権限設定が可能で、「全社」で名刺を共有したり「部」「課」レベルでのみでの共有を行ったりと、企業のポリシーに合わせて運用できます。また、「社名相関検索」では指定した企業と社内の人脈を可視化でき、営業活動の効率化に役立ちます。

      THE 名刺管理 On-premise

      オンプレミス型の製品ですが、導入先にてクラウドサービスプラットフォーム上に環境構築して利用している事例もあるとのこと。運用によってはサーバーの用意が不要になります。

      顧客要望に合わせたカスタマイズの実績も豊富で、ニーズに合わせた提案をしてもらえるのは嬉しいですね。


      基本情報
      • データ入力:OCR・オペレーター(オペレーターはオプション)
      • 対応OS:サーバー Windows Server、パソコン WindowsPC、スマホ Android/iOS
      • PCでの閲覧:○(ブラウザ)
      • クラウドorオンプレミス:オンプレミス
      • 対応言語:日/英/中/韓
      • 外部SFA連携:○
      • セキュリティ:オンプレミス

      5. 名刺管理アプリのメリット

      ここまでおすすめのアプリをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

      最後に、名刺管理アプリを利用するメリットをお伝えします。

      入力・管理が楽になる

      名刺に記載されている情報は相手の氏名や部署名、役職、連絡先など多岐にわたり、これら1つ1つを手打ちで入力するのは大変な作業です。

      特に、メールアドレスや電話番号、Webサイトのアドレス、住所などの細かい情報は誤入力のリスクも高く、取引先との連絡が滞ってしまうことも考えられます。

      名刺管理アプリなら、スマホで名刺を撮影するだけでOCR機能によって自動的に入力できるほか、膨大な量の名刺もオペレーターサービスを活用すれば手間をかけることなく正確に情報入力できます。

      検索が楽になる

      名刺管理アプリを利用することで、会社名や名前からの検索が可能になるメリットもあります。

      多くの名刺管理アプリにはタグやグループ分けの機能が備わっており、これを活用すれば取引先や業種ごとに整理しやすくなり、すぐに連絡したいときや、急な連絡があったときもすぐに名刺を探し出せます。

      中には、スマートフォンに着信したタイミングで相手の名刺を表示してくれるアプリもあり、取引先や顧客とのスムーズなコミュニケーションを支援します。

      「いつ・どこで会った人」かがすぐにわかる

      名刺交換の量が増えていくと、後になってから名刺を見返したときに、いつ・どこで会ったかを忘れてしまうことも多いものです。名刺の裏にメモを残しておくという方法もありますが、ファイルから取り出してメモを確認するのも手間がかかります。

      名刺管理アプリにはメモ機能が利用できるものも多く、「いつ・どこで会ったか」などを記録しておけます。

      また、登録した名刺の情報を基に、リンクをタップすればメールやSNSで連絡を取るのも簡単。SNSに相手の顔写真などが掲載されていれば、顔と名前も一致しやすくなるでしょう。

      6. 名刺管理アプリの有効な活用法

      名刺管理アプリは情報検索や管理そのものを効率化できるだけでなく、活用次第で業務プロセスの効率化や業務負荷の低減に役立てることもできます。どういった活用法があるのか具体例をご紹介しましょう。

      顧客や取引先情報を活用し営業やマーケティング施策を効率化

      名刺管理アプリの多くは、基本的に電話・メール・地図アプリなどと連携可能なため、電話番号を再入力したり、メールアドレスをコピー&ペーストしたりする手間が省けます。

      また、名刺の情報を共有する機能やエクスポート(出力)する機能が備わったアプリも多く、これらの機能を使いこなせば情報活用の幅が広がっていきます。
      特に、名刺管理アプリをCRM(顧客管理システム)やメールツールと連携すれば、部門内で情報共有をしながら効率的な営業活動やマーケティング施策に活用できるでしょう。

      たとえば、業種や役職、企業規模ごとに分類し、見込み客リストを簡単に作成したり、新商品の案内やイベント招待の際にも活用できます。

      業務の引き継ぎ

      退職や人事異動などがあると、後任の担当者へ業務を引き継がなければなりません。

      しかし、営業部門の場合は取引先や顧客が多岐にわたるため、多くの人の名前や役職、商談の進捗状況を一度に覚えられないこともあるでしょう。

      名刺管理アプリで情報を記録しておけば、伝達漏れの心配もなく顧客の基本情報の引き継ぎが楽になります。

      人脈の整理

      過去に名刺交換をした人の履歴を整理しておけば、会社のつながりで共通の知人が見つかることもあります。

      たとえば、過去に訪問したことのある会社で、名刺交換が初めての相手であったとしても「以前、◯◯さんにお世話になりました」などの共通点が見つかり、良好な関係を構築しやすくなるでしょう。

      また、企業ごとに担当者を整理しておけば人脈を広げやすく、横のつながりができることで業界内でのさまざまな情報交換にも役立ちます。

      7. まとめ

      データの入力も、並び替えも、検索も簡単にできる名刺管理アプリはとても便利です。

      ぜひニーズにあった名刺管理アプリを使って、業務を効率化させましょう。

      名刺管理とアプリ活用をもっと手軽にするスキャナー「ScanSnap」の活用も、ぜひ検討してみてくださいね。

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      毎分40枚・80面の両面高速読み取りを実現し、簡単操作のタッチパネルを搭載。Wi-Fiの5GHzに対応し、原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。 驚くほど簡単、スピーディーに電子化します。
      ScanSnap_iX1300

      ScanSnap iX1300

      毎分30枚(A4カラー/300dpi)の高速読み取りが可能な「Uターンスキャン」と、一般的な紙からA3までの大きな書類、厚手の原稿等の読み取りも可能な「リターンスキャン」2つの読み取り方法を備え、仕事環境や家庭に発生する多様な書類をすばやく電子化します。

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